槍ヶ岳(表銀座〜新穂高温泉)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 2,913m
- 下り
- 3,260m
コースタイム
中房温泉5:32-7:51合戦小屋7:58-8:55燕山荘9:01-9:29燕岳9:38-10:10燕山荘10:13-12:42喜作レリーフ-13:40大天井ヒュッテ
8/17 =2日目=
大天井ヒュッテ6:12-8:03ヒュッテ西岳-9:01水俣乗越-10:53ヒュッテ大槍-11:48槍ヶ岳山荘11:55-12:18槍ヶ岳山頂12:35-13:01槍ヶ岳山荘
8/18 =3日目=
槍穂往復6:15-7:25(渋滞多し)
槍ヶ岳山荘7:29-9:20槍平小屋-9:56滝谷出合-10:51白出沢出合-12:05新穂高温泉
天候 | 8/16 曇り時々晴れ 8/17 晴れのち雷雨(2時頃より) 8/18 晴れのち雷雨(新穂高温泉では12時頃より) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・新宿〜穂高 夜行バス http://www.sunshinetour.co.jp/alps/tokyo-hakuba/index.html ・穂高〜中房温泉 相乗りタクシー1700円 計画では定期バス利用のはずでした http://nan-an.sakura.ne.jp/bus/bus/nakafusa-teiki-bus21.html 【帰り】 ・新穂高温泉〜松本 特急バス2800円(8/26まで) http://www.nouhibus.co.jp/new/exp_bus_matumoto.html ・松本〜立川 特急あずさ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 超有名なルートなので迷うようなところは有りません 【中房温泉〜燕岳】 ・奥多摩や丹沢でもよくある程度の急登です 【燕岳〜大天井ヒュッテ】 ・快適な稜線歩きです、喜作レリーフから大天井ヒュッテへの トラバースは滑落注意 【大天井ヒュッテ〜ヒュッテ西岳(喜作新道)】 ・いつも槍ヶ岳が見える、とても快適な稜線歩きです 【ヒュッテ西岳〜水俣乗越】 ・急な下りで、梯子・クサリに注意が必要 【水俣乗越〜槍ヶ岳山荘(東鎌尾根)】 ・梯子や岩場がたくさんあり、ゆっくり慎重に 【槍ヶ岳山頂(穂先)】 ・人がたくさんいるので、ここもゆっくり慎重に三点支持で 登ります 【槍ヶ岳山荘〜新穂高温泉】 ・最初は急ですが、だんだんなだらかになります ■登山ポスト 中房温泉の登山口 ■山小屋 【大天井ヒュッテ】 ・1泊2食9,000円 弁当1000円 ・夕食:とんかつ 5時から ・朝食:鮭、卵焼きなどの和食 5時から ・宿泊者:14−15人で空いてました ・トイレは昔風 ・ドコモのみ小屋の中の一部で通じます ・水(沢から引いた水)宿泊者無料 【槍ヶ岳山荘】 ・1泊2食9,000円 ちまき弁当(お茶付)1000円 ・夕食:酢豚 5時から複数回 ・朝食:焼き魚、卵焼きなどの和食 5時から並び順 ・宿泊者:数百人、テンバは夕方早い時間に満杯 ・トイレはおがくずのバイオトイレ(洋式) ・Auも通じましたのでドコモも通じるでしょう ・水(天水)宿泊者は無料 ■下山後の温泉 ロープウェイ駅下の奥飛騨の湯 800円 近くには500円ぐらいの立ち寄り湯がもっとあるそうです |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
本日、槍ヶ岳山頂で落雷にあわれ、お亡くなりになった方の
ご冥福をお祈り申し上げます。
自分が山頂にいた何時間か後の出来事を、ニュースで知り
びっくりしています。
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昨年、表銀座から常念まで雨の中を歩きましたが、雨が降っていても
いいコースだったので、今年は表銀座から槍ヶ岳へ登ることに
しました。
新宿から夜行バスで穂高へ行き、穂高からは定期バスで中房温泉へ
入る計画でしたが、バスを降りたらタクシーの運ちゃんが声をかけて
きて、ちょうど5人集まったので1時間ぐらい早く着くことができました。
夜行バスは、当然ほとんど眠れませんでした。
=1日目=
合戦尾根を登ります。合戦小屋ではお決まりのスイカを頂きました。
1/8サイズで800円。振り掛けた塩の味がよく効いて、とても美味かったです。
登っていくにしたがってガスが出始め、燕岳に着くころには真っ白に
なってしまいました。2年連続でダメかなと思いましたが、だんだん
晴れてきて、稜線歩きが始まるころには、裏銀座の山々がほとんど
見えるようになりました。
槍ヶ岳の穂先は隠れてましたが、午後には見えるようになり
良かったです。喜作レリーフから大天井ヒュッテまでのトラバース
道は思いのほか時間がかかり、かつ滑落の危険があるので疲れました。
大天井ヒュッテは大天荘ほど眺望は良くないですが空いていていいです。
牛首展望台までは15−20分かかりますが、登れば360度の眺望です。
=2日目=
朝、朝焼けを見ようと牛首展望台へ向かいます。朝焼けは見れません
でしたが、朝日を浴びた槍ヶ岳が見えて最高でした。
その後の喜作新道歩きも槍や裏銀座の山々を見ながらゆっくり、
ゆっくりと歩きました。
ヒュッテ西岳から一旦下りますが、ここは結構急で注意が必要です。
そしてその後は、このコースのメインイベントである東鎌尾根の
登りです。梯子や岩場で苦しくとも、いつもそこにはお槍様が。
しかもだんだん近づいていくという最高の流れです。
穂先への登り、下りは多少びびるところもありますが、平気だもん
という顔でしっかり三点支持で登ります。
ちょうど山頂に近づいたころからガスの中に隠れ始め、山頂に
着いたときは周りは全く見えませんでした。でも満足満足。。。
小屋で受け付けをして部屋でくつろいでいるとザーザーと雨音が。
雷の音も聞こえます。運が良かったです。
夕方雨があがった時、外に出てみるとたくさんの人が合羽を着て
穂先に登っています。濡れて危ないと思うのですが、平気なんで
しょうね。明日の朝晴れることを期待して就寝。
=3日目=
朝起きると、いいお天気。外は真っ暗ですが星がきれいです。
真っ暗な中ヘッドランプを点けて穂先へ登る人がいっぱい。
まるで富士山の行列のようです。
昨日のリベンジに登ろうか迷ってましたが、明るくなるまで待って、
結局食事のあとで登りました。登りも下りも渋滞してましたが、
やはり周りが見えるのはいいです。
予定外に時間をとってしまったので、下山後の温泉はダメかと
思いましたが、頑張って降りたので、温泉も楽しめました。
温泉に入っている間に雷雨となり、12時過ぎにはザーザー降りと
なりました。
しばらくすると小やみになったので、合羽を着ることなく
帰ることができましたが、山頂では落雷事故があったとは。
今回100%の天気ではなかったですが、雨に濡れることもなく、
表銀座からの槍ヶ岳を満喫できました。
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