涸沢〜北穂高〜涸沢岳〜奥穂高〜前穂高〜紀美子平〜岳沢 大縦走
- GPS
- 54:30
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,202m
- 下り
- 2,192m
コースタイム
上高地 9:00 - 10:35 徳澤 11:10 - 12:00 横尾 12:30 - 13:30 本谷橋 13:50 - 16:00 涸沢小屋
16日
涸沢小屋 7:00 - 10:00 北穂高 11:00 - 13:50 涸沢岳 14:20 - 14:40穂高岳山荘
17日
山荘 6:10 - 7:05 奥穂高 7:35 - 8:45 紀美子平 - 9:25 前穂高 9:35 - 紀美子平 10:05 - 12:40 岳沢小屋 13:15 - 15:00 登山口
天候 | 15日、くもり時々雨 午後3時過ぎ頃より本降りとなる。 16日、曇りのち晴れ 早朝涸沢より見上げる穂高連峰が時々頭を見せてくれたが、 午前中ははっきりしない天気。涸沢岳に着いた午後2時ころになって晴天となる。 17日、晴れのち曇り 朝から快晴!ただしご来光は拝めなかった。 お昼近くになるにつれ、山頂は厚い雲に覆われてきた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3日分駐車料金¥1,500 を支払い、鍵を預けた。 往復¥2,000のチケットを購入し、シャトルバスにて上高地に8時半頃に到着。 |
写真
感想
夫婦チャレンジで、雪渓がまだたくさん残っている時に涸沢よりザイテングラートを経由して奥穂を目指す計画を立てていました。
時期は7月上旬で、2年越し2度目のチャレンジとなるはずでしたが、大雨のため上高地の池散策で終わってしまう。
1度目は涸沢まで入山しましたが、台風のような豪雨に見舞われとてもじゃないと下山しました。
この7月は無理を押せば登れたかもしれないのですが、来年にに取っておくことにしました。
ならばということで、私一人で穂高行きを決行することにした。
ルートは二人登山と重なっては面白くないので、敢えて多少危険が伴う稜線・尾根歩きを選択。
直前の予報で天候は計画の全日ともに”曇り時々霧か雨”。ほんとに雨が降るようなら涸沢までで引き返すということで、奥様の了解を得ました。
結果、アプローチの初日は雨でしたが、当初から涸沢泊予定で支障なし。
二日目、午前中ぐずついたが午後には綺麗に晴れ渡る。
最終日、ご来光は見れなかったものの素晴らしい好天が午前中持ちこたえ、またとない山行日和となった。
晴れ男の面目躍如とひとりごちた。
去年の槍ヶ岳山行は南岳を起点とした3000メートル稜線歩きであったが、今回の縦走に比べると全般的に起伏は穏やかで、危険は全く感じられなかった。
振り返ると、今回の山行はいくつあったかわからないほどたくさんの鎖(50カ所以上あったように感じます)と梯子の連続でした。
最後の喜美子平からの下りは膝が笑って、ガクガク状態で厭々歩を進めました。
北穂・涸沢岳間の尾根歩きは北穂からがベスト。涸沢岳を下るのはちょっとしんどいでしょう。
また、重太郎新道は登りがお薦めです。
よってこのコースを行くにはどちらかを犠牲にする必要があります。
そして、雨が降ったらこのコースは回避した方がよいでしょう。
むやみに危険を冒すべきでないと、このコースを経験して学びました。
また、ピークハントではありませんが今回の山歩きで3,000メートル峰を4座(北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、前穂高岳)登頂し、国土地理院が指定する3,000峰21座のうち半分の12名峰の頂を踏んだことになりました。
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