記録ID: 2168685
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積雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
雪の荒船山で新年初ハイキング(内山峠から経塚山までを往復)
2020年01月04日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 687m
- 下り
- 677m
コースタイム
内山峠駐車場8:40→鋏岩修験道場跡9:20→一杯水9:40→艫岩展望台10:05→10:30経塚山山頂10:50→艫岩展望台11:25→内山峠駐車場12:30 【歩行時間:3時間30分】
天候 | ☀晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●内山峠駐車場 下仁田ICを下りて、正面の国道254号線を左折します。間もなく「道の駅しもにた」前を通過し、約26劼曚匹鯑擦覆蠅覗行します。ICからは3軒ほどコンビニを見かけました。最後に見かけたのは、ローソン下仁田小坂店(群馬県甘楽郡下仁田町大字下小坂276-1)でした。 「荒船風穴・神津牧場」の標識がある三叉路を右折し、2劼曚評紊辰討いと突き当たります。風穴と牧場へは右折しますが、左折すると間もなくで内山峠駐車場に到着します。 駐車可能台数は、詰めて20台程度。無料で使用できます。トイレ・水場はありません。私のau携帯は、駐車場では電波が入りませんでした。 朝、国道は日当たりの悪い箇所で僅かに凍結していましたが、私はノーマルタイヤで減速し、問題なく通過できました。国道を離れて山道に入っても、除雪がされており、路面はドライでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
荒船山(あらふねやま)は、群馬県下仁田町と長野県佐久市の境にある標高1423mの山で、日本二百名山に選ばれています。 周囲が浸食され、硬い水平な地層が残ることで急崖の台地(メサ)が形成されたそうで、尖った岩山が多い西上州では特異な容姿で人気があります。頂上台地の南端にある経塚山(きようづかやま)が最高地点で、弘法大師が経文を埋めたという伝説から名付けられたのだそう。 今回は荒船山登山の表玄関ともいえる内山峠から経塚山までを往復しました。 ●内山峠駐車場〜経塚山 駐車場からは、小ピークを巻きながら登降を繰り返し、艫岩展望台のある稜線に向かいます。一杯水から先は勾配が大きくなるとともに、露岩帯となります。梯子場やロープ場が現れるのですが、冬季は足元の氷で足を滑らせないよう注意したいです。 台地に登ると、一気に平和な雰囲気となりますが、断崖の上に柵は設置されておらず、登山道から逸れて崖下を覗きに行くのは避けたいです。艫岩展望台からの眺望は格別。とはいえ、ここも柵がないので、縁にまで歩を進めないようにしましょう。 経塚山へは、展望台から南へと大きく進路を変えます。やがて、左前方にこんもりとしたピークが見えてくるのがそれ。星尾峠分岐から程無く、最後の登りに取り掛かります。山頂はちょっとした広場になっていますが、樹木に囲まれており、明瞭な眺望はありません。 ●全体的に トイレは艫岩展望台近くの避難小屋にあるものの、冬季だからか閉鎖中でした。水場は「一杯水」があるのですが、この時季に水流はありません。私のau携帯は、内山峠では電波が入りませんでしたが、それ以外のルート上では通信ができました。 台地に至るまでは、痩せ尾根や露岩帯を通過する箇所があります。登山道は場所により氷に覆われているため、勾配がついている箇所では、緊張を強いられました。 一方、積雪は台地の上にありますが、それ程の量がありませんでした。 本日は滑り止めに軽アイゼンとチェーンスパイクを携行したのですが、チェンスパのみで事が足りました。他の登山者は、軽アイゼン、チェンスパ、滑り止め無しと様々でしたが、特に冷え込みが厳しい朝のうちは、滑り止めは携行したいです。 |
その他周辺情報 | ●下仁田温泉荒船の湯 国道254号線沿いの日帰り入浴施設ですが、「令和元年9月29日をもちまして、閉館となりました。」とのことで、施設を売却するようです。その後、運営継続となるのでしょうか。 ●下仁田温泉清流荘 「日本秘湯を守る会」会員の清流荘さん。内山峠からは約26kmで、車だと30分ほどの距離にあります。日帰り入浴は11時〜14時30分、料金は800円也。 https://www.narisuba.com/entry/2018/04/30/232356 ●道の駅しもにた(下仁田町) 物産販売館では、名産の下仁田ネギ、こんにゃく、野菜や地酒を売っていました。営業時間は、8時30分〜18時で、第2火曜定休。下仁田ネギは、11月〜1月が収穫期で、今が丁度、旬を迎えています。食事処は、11時からの営業のようです。 https://www.town.shimonita.lg.jp/geopark/m03/m04/04.html ●一番 上信電鉄上信線(高崎〜下仁田)の終着駅、下仁田駅近くにあるタンメンと餃子が看板メニューの町中華の店です。気になっているのですが、まだ行けておりません。 https://tabelog.com/gunma/A1005/A100501/10005946/ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
タオル
カメラ
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感想
師走に箱根外輪山や高尾山に近い石老山などを歩きました。さて、新年を迎えての初登山ですが、雪を踏みながら歩きたいと思い、他の方のレコを参考にさせていただいて選んだのは、西上州の荒船山(あらふねやま)です。この山は、元号が「令和」に変わった昨年のGWに、長野県佐久市の田口峠からろうそく岩等を経由して登りましたので約半年ぶりになります。
内山峠に到着した時には、荒船山は白く寒々しい姿を見せていましたが、歩いてみると登山道は雪が少なめ。雪氷を踏みながら登り基調に尾根の登降を繰り返し、一杯水から急に高度を上げていくと、やがて表情の穏やかな頂上台地に辿り着きます。その後は、美しい霧氷を見ながら経塚山までの雪山ウォーキングを楽しむことができました。
群馬県下仁田町といえば有名なのは「下仁田ねぎ」と「こんにゃく」ですが、食べ物が美味しいだけでなく、山も温泉もあってありがたいですね。
さて、今年はどんな山歩きができることでしょう。私の書き込みが皆さまのお役にたつことができましたら幸いです。
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