焼山登山口〜焼山〜姫次〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉BS
- GPS
- 08:04
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,147m
- 下り
- 2,151m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 8:03
天候 | 晴れ。無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR中央線 JR新宿駅04:58>JR八王子駅05:49 JR横浜線 JR八王子駅05:54>JR橋本駅06:06 神奈川中央交通 路線バス 三ヶ木行 橋本駅北口06:20>三ヶ木06:45頃 月夜野行 三ヶ木06:55>焼山登山口07:15頃 【復路】 神奈川中央交通 路線バス 渋沢駅北口行 大倉16:10発>渋沢駅16:20頃 小田急線 渋沢駅16:26>東海大学前16:34 「さざんかの湯」で入浴後、東海大学前から新宿駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山登山口〜平丸分岐区間は、崩落のため通行止め。 トラバースが必要となるため、初心者、単独行には不向き。 |
その他周辺情報 | 東海大学前「さざんかの湯」で入浴可能。 |
写真
装備
個人装備 |
MHWフリューイッド16
菓子パン
水1.4L
MHWストレッチオゾニックジャケット
MHWデスナフルジップジャケット
MHWチョックストン24/7パンツ
アディダス中綿ジャケット
MHWバンダナ
アディダス テレックス スコープ GTX
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
Garmin GPSMAP 62s
1/50000地図
全身着替え
軽アイゼン(最後まで使わず)
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感想
2020年1月3日(金)、天気が良いので富士山を眺めに丹沢主脈縦走に出かけた。スタートは焼山登山口。
JR橋本駅に到着したのは、06:06頃。橋本駅から神奈川中央交通のバスに乗る。
橋本駅北口06:20発、三ヶ木行きバスに乗車。三ヶ木からは、月夜野行き06:55発に乗車、焼山登山口で下車した。
台風19号の影響で登山道が通行止めになっているためだと思うが、バスの乗客は、自分を入れて2組のみ。
バスに同乗していたご夫婦は、神奈中バスが伏馬田入口で折り返すことを知らず、平野まで行く予定だったらしい。ご夫婦は仕方なく焼山登山口で下車。ご夫婦に確認したところ、1日目は蛭ヶ岳山荘泊、2日目はみやま山荘泊で塔ノ岳から大倉BSを目指すとのこと。
情報薄のご夫婦ではあったが、地図を持っているので、登山道通行止めの情報をシェアし、自分も場合によっては引き返すことを告げて出発する。
気温は、6度くらいだろう。無風の快晴なので、天気は最高。新年早々、雨男から解放されたのは嬉しいw
ゲートを通過して先へ進むと、焼山方面の分岐点に注意喚起のお知らせが現れる。お知らせは、「焼山方面は通行止め」という内容。
ダメなら引き返す覚悟で、ここから先はオウンリスクで進むことにする。そして、焼山手前の1.4km地点にトラロープと「この先通行止め」のお知らせが現れる。
先へ進むとつるはしを持った2人組に遭遇。何かを探している風で、この先どうするのかと聞かれたので、危なければ引き返すことを告げて先へ進む。少し歩くと、最初の崩落現場が現れる。
そして、目の前には約20mくらいだろうか、崩落した斜面が現れる。あまりの迫力に写真を撮り忘れてしまったというか、真剣にルートファインディングをするため、写真を撮る余裕がなくなる。下は、奈落の底。足元はずぶずぶ。土砂とともに流れてしまったため、ホールドできる木も少ない。GPSで現在地を確認して、斜面上部の尾根を目指すことに決める。
斜度の低いエリアを目指して、崩落斜面を横切って支尾根を登り始める。石はほぼ浮石で、固定されている石というか岩が自重をかけると土砂とともに流れる可能性はゼロではない。
ここからは緊張の連続で、やっとこさ支尾根を登り切る。たかだか20mを進むのに要した時間はなんと40分。崩落現場を侮ってはいけないというのが、良く分かった。 登り切って尾根道を進むと登山道に合流。巡行速度を上げて進む。
焼山山頂到着後、1本入れたあと出発する。時折吹く風が冷たくて気持ちいい。
登山道は、ところどころ雪が積もっていて、踏み跡はアイスバーン化している。持参した軽アイゼンをつけることはせず、先へ進む。そして、平丸分岐に到着する。平丸分岐にも「焼山方面は通行止め」のお知らせ。
焼山登山口BSで下車して、徒歩で平丸BSまで移動して、そこから平丸分岐を目指すのが確実かもしれない。姫次からの富士山見たさにスピードを上げて進む。
姫次は、先客はなく、貸し切り状態で、天気も景色も文句なし。少し長めの休憩を入れて、蛭ヶ岳を目指して出発する。陽が高くなり、雪面に反射する太陽が眩しい。2019年2月の時と比べて、1月なのに暖かい。
蛭ヶ岳への登りは、ほぼ階段歩き。ずっと富士山を見られるのがこの主脈縦走路歩きの醍醐味だと思う。階段をノンストップで登り切って、蛭ヶ岳山頂に到着する。
雲が無く、風もないので、蛭ヶ岳山頂は暑いくらい。行動食の菓子パンを食べ、暖かい紅茶を飲んで出発する。蛭ヶ岳山頂を越えた南側斜面は、想定通り、霜柱が溶けてドロドロのぐちゃぐちゃ。スパッツを装着してきたので、泥汚れは気にならないが、転倒だけは避けたい。転ばないように足元に注意しながら、丹沢山を目指して先へ進む。
景色は、とにかく最高。期待通りの楽しい尾根歩きは、あっという間に終了。丹沢山頂に到着する。丹沢山頂は、登山客5組程度の混み具合。行動食を食べて出発する。そして、ラスボスの塔ノ岳に近づく。
階段を上り、塔ノ岳山頂に到着後は、1本入れた後、大倉BSまでノンストップで下山する。
大倉BSに到着後は、バス停横のYAMA CAFEで缶ビール2本を一気飲み。バスに乗車後は、渋沢駅で下車。東海大学前の「さざんかの湯」で汗を流して帰路についた。
崩落現場の通過は、かなりの緊張を強いられた。ようは、通ってはイケない場所ということ。万が一滑落したら、色んな人に迷惑をかけるだろうし、正月早々何やっているんだと言われるのは間違いない。通行止めエリアを通過したことは素直に反省したいと思う。
現場に行ってからの判断だろうが、掲載した最下写真の紫色線のように早い段階で尾根へ上がるトラバースが正解なのだと思う。1/25000地図を携行しなかったことが敗因だが、この判断ができなかったことも反省したい。
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