八ヶ岳 アイスクライミング(ジョウゴ沢・裏同心ルンゼ)
- GPS
- 50:41
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,757m
- 下り
- 1,748m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:25
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:43
天候 | 1日目晴れのち曇り 2日目曇り時々雪 3日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
初めてアイスクライミングに行ってきました。行く前に少し動画を見たりはしましたが、ろくに勉強もせず練習もせずいきなりの本番で、山岳会のベテラン二人にフォローされたおかげで何とか登ってきました。
前日は18:00に北上を出発、高速道路はUターンで多少混んでいましたが、渋滞にまきこまれることなく手前のSAで仮眠を取ることができました。明るくなる頃に赤岳山荘を出発、テント泊の荷物がずっしり重かったですが、2時間の辛抱と心の中で言い聞かせて頑張り、予定通りに赤岳鉱泉のテント場に到着。
テント設営後、まずは初中級者向けの人気のルートであるジョウゴ沢に向かいました。最初の方はそれほど難しくないので、見よう見まねで適当でも登れました。ところが大滝では登り始めの所がほぼ垂直で足場もあまりなく、登れるかかなり不安になっていたところに次のパーティーがやってきて大勢から見られながらの登りになりました。焦ったせいもあり、途中でアックスが抜けてしまいロープに宙吊りになったり、次第に腕が疲れてきてそれ以上登るのが厳しくなっても自力で脱出できずに、tbfさんに救出される事態になってしまいました。次のパーティーをあまり待たせるのも申し訳ないので、この滝は諦めて別のルートに進みましたが、恥ずかしいやら二人に申し訳ないやら、なんとも情けない気持ちになりました。少し戻って別の滝に登りましたが、こちらは陽当たりが良く氷が柔らかかったのでアックスが良く刺さりました。その後は稜線目指して登りましたが、ハイマツや藪で歩きにくいところもあり、急斜面で息が切れなかなか大変でした。硫黄岳山頂はガスガスで展望はほとんどなく残念でした。
2日目はこれまたメジャーなルートの裏同心ルンゼを登りました。後続のパーティーが次々来て、同時に登ったりもしました。1日目より多少余裕ができて楽しく登ることができました。最後は大同心の基部まで登りましたが、天気が悪く稜線まで登るのはあきらめてそのまま下山しました。
3日目は下山するだけでしたが一番天気が良く、後ろ髪惹かれながら出発しました。2日間の疲れがでて、1時間半の下りでも駐車場に着く頃には疲労困憊、へとへとになってしまいました。
八ヶ岳はいろいろなルートでいろいろな楽しみ方ができるエリアなので、できればまた来年にでも来たいと思いました。
<テント泊のシュラフについて>
今回の遠征で一番の心配が寒さでした(昨年は赤岳鉱泉に泊まり、テント泊は寒くて絶対無理〜と思っていました)。私が持っているシュラフはモンベルの♯1、これにシュラフカバーだけだと絶対寒いだろうと思い、♯3も持って行って重ねてみました。ところがテントに3人寝ると意外と暖かく、むしろ暑いくらいでした。今年は暖冬だということもあるのかもしれませんが、案外大丈夫ということが分かりました。
コメント
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chemさん
長距離移動と重荷のアプローチをもろともせず、さすがですね
DさんとOさんが一緒なら鬼に金棒、ぼったくりバーに用心棒を2人連れて入るようなもんですね 暖冬のため東北のアイスはどうなんでしょう?
シーズンは短いですが、あちこちに足を伸ばし楽しみたいです
ついに行ってきました!
運転を始め、全てをDさんとtbfさんに頼りながらの遠征でした。お二人には本当に感謝しています。この冬アイス〜アルパインの世界に一歩踏み出してしまいましたが、できる範囲で精進して(体力的にはギリギリでした〜)、楽しみたいです。
アイスですか。さすがです。
どんどん山の深みにはまっていく中で、一番大変なのはやっぱりお金。
実は今回アックスを半額近くで手に入れたから実現したことでした。
高い道具を使わないともったいないからまた行かなくちゃ。
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