御嶽山 あまり登られていないマイナーな開田口登山道
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,576m
コースタイム
6:00 登山口
6:30 5合目
7:35 6合目
8:15 7合目
8:45 8合目
9:15 9合目
10:05 3の池
11:15 継子岳山頂
11:55 飛騨山頂
12:25 3の池
13:00 9合目
13:35 7合目
14:00 6合目
14:45 5合目
15:05 登山口
15:20 林道駐車
天候 | 早朝小雨 雲時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にある。 危険な箇所は雨とか雨上がりはとにかく滑る。木の上・苔むした石の上・滑りやすい斜面など。慎重に歩かないといけない。下山時は特に滑る。 アザミのトゲはメッチャ痛い。これがかなり花畑の登山道に生えている。 笹の茂っているところは下山時に凹凸が見えないので笹を掻き分ける。 上部稜線には危険なところはない。 7合目避難小屋は老朽化して崩壊している。 |
写真
感想
御嶽山は何度も登っているが、開田高原からの開田口登山道は距離も長く登ったことがなかった。このルートはおそらくあまり人が入らないのではないかと思っていた。
早朝2:30に家を出発。尾張パークウェイを経て小牧東インターから中津川インターへ行く。ここから19号を北上。途中、元橋の信号で左折し開田高原へと向かう。
早朝は雨が降っていた。果たして止むのだろうか?そう思いながら車を走らせる。開田高原に近くなると雨は止んだ。
駐車する場所が良く分からなくて道路際のスペースに止める。ここから登山口まで林道を歩く。
林道右側に登山口がある。ここに登山ポストが設置してある。少し登ると鳥居がある。御嶽山は信仰の山。道標は新しく設置してある。ここが4合目。
最初のうちは笹がある中を登る。すぐに笹がなくなり苔むした中を行く。登山道は雨で濡れた上に苔むしているので滑りやすい。しかし、ほとんど歩かれていないような感じで登山道は荒れていない。とても感じの良い登山道。そして、マイナスイオンに包まれているようで気もち良い。屋久島のパワースポットに匹敵するのではないかと思った。とにかくすごい苔。これほど苔むしたところは、なかなかない。
避難小屋の崩壊した跡地までこの状態が続く。ここが7合目。
避難小屋は崩壊していて使えない。
ここからは登山道が茂っているので、レインウエアのパンツとスパッツを着用。ここで初めて登山者に出会う。2人パーティの登る人。そして下山してくる単独者が2名。
ここから先、しばらくの間ブルーベリーの木が茂っている。木が登山道に覆いかぶさっているので漕ぎながら進む。ブルーベリーの実が生っていたので何度か食べる。美味しい。これほどブルーベリーの木があるのは見たことがないくらい登山道に延々と生えている。ブルーベリーがなくなると薮漕ぎがある。そして、アザミの大群が... メッチャトゲが刺さって痛い。こういう場所と花畑が交互にある。御嶽山に花畑があるのは知らなかった。
やっとの思いで上部稜線に出る。
稜線から御嶽山最高峰の剣ヶ峰を目指しても良かったのだか、見晴らしも悪く、何度も登っている。白装束の人とか登山者がメッチャ多そうだったので、継子岳に向かう。
三の池を経て一度降下し、四の池で沢を渡り継子岳へと登る。たまに雲が切れ、池とか継子岳が見える。このルートには余り人はいない。
継子岳山頂からは雲があり何も見えなかった。ここから飛騨山頂へと向かうルートは人が多い。この付近で雷鳥を今まで2回見たが、残念ながら今回は見れなかった。
飛騨山頂から五の池・三の池を通過し下山する。下山時にはまったく人に会うことがなかった。
山頂付近の景色は雲が多くてあまり見えなかったが、三の池はいつ見ても素晴らしい。このルートは何といっても苔むした登山道とその周辺。これがとても良かった。そしてブルーベリー漕ぎ。アザミのトゲには辟易。花畑にはチングルマ・コイワカガミが咲いていてとても良かった。
マイナーな登山道なので、踏み跡で荒れていない。御嶽山の静かな山旅を楽しむには、もってこいのルートである。
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