八幡平（茶臼岳〜畚岳）へ避暑に…そうは問屋が卸さなかった

2012年08月21日(火) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 12.3km
• 登り: 603m
• 下り: 431m

コースタイム

8:55 茶臼岳登山口
9:40 茶臼岳頂上
10:20 黒谷地湿原
11:20 源太森
12:10 八幡平頂上
12:40 見返峠
12:55 畚岳登山口
13:25 畚岳頂上
13:45 畚岳登山口
14:05 見返峠
14:30 頂上バス発
14:40 茶臼口バス停着

天候

晴れ〜曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

茶臼口バス停に駐車、下山は頂上から岩手県北バスで茶臼口(240円)へ。
バスは、路線バス（盛岡駅方面に下山は3本だけ）の他に、自然散策号があります。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません。

下山後の温泉は、山頂近くなら藤七温泉、岩手県側なら松川温泉郷、秋田県側なら後生掛温泉等、豊富です。

山頂レストハウスには、食堂があります。
山頂の「八幡平森の案内所」に八幡平の山バッヂと一緒に、なぜか岩手山の山バッヂもあります（買い忘れの方に朗報？）。

写真

8/21 8:52

今日は、茶臼口バス停からスタート。先に車が2台、止まっていました。平日なので、人も少ない。
ぜんぜん、涼しくない。

8/21 8:52

バスの本数は少ないですが、バスのおかげでピストンではない楽しみが。

8/21 8:52

バス停から見える裏岩手の縦走路をパノラマに合成してみました。

8/21 8:56

8:55　茶臼岳登山口。
八幡平頂上への道の中で、茶臼山荘までが一番の急登となります。

8/21 9:03

道の途中で、岩手山を振り返る。このときは、まだ雲は少なかった。

8/21 9:18

クジャクチョウ

8/21 9:20

硫黄鉱山跡の中和処理施設が見える。その昔、北上川は真っ赤だった。今はこの施設のおかげで、きれいになりました。

8/21 9:21

八幡平までは全体的に木道が多いのですが、こんな所も。山荘が近づくにつれ急になり、息が切れます。

8/21 9:30

9:30　茶臼山荘（避難小屋）
ここは、安比方面と八幡平方面との分岐になっている。

8/21 9:37

9:40　山荘から山頂までの道は、ほとんど高低差のない、なだらかな道。
二等三角点
点名：茶臼岳
標高：1578.3m

8/21 9:40

あれれ…雲が厚く、空が暗くなってきました。

8/21 9:41

8/21 9:42

8/21 9:42

畚岳方面…遠いなぁ。

8/21 9:49

9:50　茶臼山荘に戻る。
安比方面の道は藪ですなぁ。

8/21 9:49

中をのぞいてみると…きれいです！

8/21 9:51

デッキから茶臼岳を振り返る。

8/21 10:16

黒谷地に向かうところには、こんな道も。
後ろの雲は暗いけど、八幡平山頂方向は雲が少ない。

8/21 10:19

10:20　黒谷地

8/21 10:21

ちょっと、横にそれて…

8/21 10:23

10:25　熊の泉で水を汲む。冷たくて美味しい水です。

8/21 10:34

10:35　黒谷地に戻る。何もない草原です。
でも、行程を通して、黒谷地〜熊の泉のあたりが、一番涼しかった。

8/21 10:37

源太森に向かう。

8/21 10:45

イワナシの実♪皮を向いて摘んでみると、もっちりしてバナナみたい？
今年は初めて花も見ることができ、実も見ることができました(^^)

8/21 10:49

タケシマランの実が熟しています。

8/21 11:01

11:00　安比高原への分岐のところにサンカヨウとタケシマラン…

8/21 11:02

軸が折れている、オオバタケシマランでした。

8/21 11:03

サンカヨウの実は、気の抜けたブルーベリーみたいな味。

8/21 11:06

樹林帯からぽっかり抜け、草地の斜面を登る。

8/21 11:08

ミヤマダイモンジソウ
http://tonami55.at.webry.info/201004/article_12.html

8/21 11:10

安比方面をながめる

8/21 11:15

ミヤマコウゾリナ
毛に覆われているが、コウゾリナよりは剛毛ではないらしい(笑)
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/compositae/kanchikouzorina/kanchikouzorina.htm

8/21 11:16

モミジカラマツの終わりかけ

8/21 11:20

11:20　源太森

8/21 11:22

同定板によると、ここから岩木山や八甲田山も見えるらしい。

8/21 11:26

八幡沼方面を眺める。雲が空を覆いはじめています…。

8/21 11:35

八幡平の湿原に入る。少しは涼しいけれど、思ったほどではないのが残念。
ここまでは出会う登山者も少なかったのですが、湿原に入るとたくさんの人に出会います。

8/21 11:36

8/21 11:40

地塘にミツガシワ。花の季節に訪れてみたい。

8/21 11:41

イトトンボ。何トンボかな？産卵中でした。

8/21 11:44

実を結んでいるイワショウブの赤がきれい。

8/21 11:45

8/21 11:48

このギボウシは…

8/21 11:48

葉は三ツ石山のよりほっそりしています。コバノギボウシかな？

8/21 11:52

8/21 11:54

11:55　陵雲荘（避難小屋）

8/21 12:00

八幡沼展望台から陵雲荘。
源太森方面の雲がさらに厚く！

8/21 12:06

シロバナのアザミ

8/21 12:15

12:15　八幡平頂上
二等三角点
点名：八幡平（点名では、「はちまんだいら」と読むそうです）
標高：1614m

8/21 12:15

三角点は、展望デッキのすぐ下に。意外と、皆さん気づきません。

8/21 12:17

雲の向こうに、岩手山と早池峰山が…見えますか(笑)

8/21 12:17

森吉山はこっち。

8/21 12:25

ガマ沼のほとり

8/21 12:30

すっきり晴れていれば、こんな峰々が見えるはず。

8/21 12:30

で、写真と同じ方向。

8/21 12:30

これまで出会ったアザミは、ウゴアザミというらしい。
http://wandermountain.fc2web.com/ugoazami.html

8/21 12:32

ゴマナ

8/21 12:41

12:40　見返峠
バスは行ってしまったし、次のバスまで2時間あるし…

8/21 12:41

森の案内所、この下がバスの発着所。

8/21 12:54

で、懐かしの畚岳を目指します。

8/21 12:54

12:55　登山口。
山頂でお昼を食べる時間はあるかな。

8/21 13:00

ミヤマアキノキリンソウかな？
http://hanamist.sakura.ne.jp/flower/gouben/kiku/miyamakirin.html

8/21 13:01

コケモモ♪

8/21 13:06

頂上はまだ〜？

8/21 13:07

たぶんシラネニンジン

8/21 13:14

13:15　裏岩手縦走路との分岐。ここまでくれば、山頂まで、あと200mなんですが…ここからがまた急で。

8/21 13:18

山頂は見えているんだけど。休み休み。お腹が空きました…。

8/21 13:23

13:25　畚岳山頂
ぽっかりと、山頂に出ると、ハクサンシャジンが出迎えてくれました。

8/21 13:24

三等三角点
点名：小引岳
標高：1577.88m

8/21 13:27

帰りのバスに間に合うよう、山頂でゆっくりすることもできなさそう…。後ろ髪を引かれて、さようなら。

8/21 13:28

これから見返峠まで戻る道

8/21 13:42

シラタマノキの実は、これから白くなるんですね。

8/21 13:45

13:45　登山口

8/21 13:46

舗装路をテクテク。路肩のシロバナトウウチソウ

8/21 13:48

畚岳を振り返る。また、裏岩手縦走路を歩いてみたい。

8/21 13:56

まもなく見返峠…峠には14:00に着きました。

8/21 14:42

14:40発のバスに乗って10分、茶臼口バス停に到着しました。
今日もいっぱい歩いた！

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ7 パナソニック

感想

pomchan4

連日猛暑日が続きます。

今日も日中最高気温が35℃の予想。…で、八幡平に避暑に出かけました。
ところが、涼しかったのは黒谷地くらいで、あとはそんなに涼しくありませんでした。
下山時、山頂バス停の気温計は28℃。…と思ったら、帰宅途中の下界の気温は夕方なのに32℃を表示している！

ところで、初めて茶臼岳登山口から登りました。平日とあって熊の気配はないかと、ちょっと恐々。花のない季節なので、あまり写真も撮らずに（撮りましたが^^;）むたむたと歩きました。暑い夏のこと、飲料用の2リットルに加えて、熊の泉でお土産用の水2リットルを汲み（自宅の珈琲用♪）、ミニ歩荷になってしまい汗だくだく…。
おまけに山頂からのバスは、12:30の次は14:30なのに、見返峠12:40着。
2時間ランチタイムにするか、迷いましたが、もっと歩きたい！と、1年ぶりの畚岳に向かいました。もしかしたら山頂で小1時間ゆっくりできるかも…？と思ったのですが、もともとスローペースなこともあり、山頂につくと残り1時間あまり…本当は30分で登ってこれると踏んでいたのですが…そこで、空きっ腹を抱えてそのまま下山。14:30を逃すと、15:30のバスになってしまいます。
見返峠に戻ってみると、14:00。なんだ、もうちょっと山頂にいれたな〜と思いつつ、昼ごはんを一口食べて、売店などを冷やかし帰りのバスに。茶臼口に戻ってから涼しい車の中（爆笑）でゆっくりランチして帰りました。
（お腹が空いていても、運動直後は食べられないもののようです）

この日の収穫は、がっちり凍らせたペットボトルの水が半分くらいしか溶けていなかったので、冷たい水を飲み干した後はそこに温かいコーヒーを入れてシェイク、あっという間にアイスコーヒーに！これが美味かったことです。

コメント

Makinobayashi

茶臼岳、源太森、畚岳って・・・
八幡平の三大展望地と言うらしいんですが、えらく距離がありますよね
踏破、私はあきらめていました
源太森下のミヤマダイモンジソウ、先日探したんですが見つけられませんでした
咲いていたんですね^^

Casumin51

pomchan4様はじめまして
私の先週歩いたルートと反対ですね。
お天気が良いと笹道は、風が無く暑いですよね。

私もバスで移動しましたが、間にもう1本あれば良いのにって、ほんと思いました。

埼玉にはこんな素敵な所は無いので、羨ましいです。

pomchan4

Makinobayashiさん、今晩は。
ミヤマダイモンジソウは、たくさん咲いていました。
花たちって、出会える、出会えないは、ちょっとしたタイミングがありますね。
私は今年はショウキランに会えませんでした

ところで、Makinobayashiさんは畚岳〜嶮岨森まで往復されていたのでは
なかったでしょうか。距離では同じくらいです

Makinobayashiさんがよく避暑に八幡平に行かれるので、
涼しいんだろうなぁと期待して出かけたのですが、
さすがにこの日はダメでした…

pomchan4

はじめまして^^
Casumin51さん、 ありがとうございます。
う〜んと羨ましがってください

確かに本数は少ないのですが、なかなか絶妙なバス時間かも。
ピストンではなく、縦走気分を味わえるのが です。
レンタカーと組み合わせると良いかもしれませんね。

今度は、茶臼から後生掛温泉まで歩きとおしてみたいです。
…が、八幡平の山頂付近以外は、季節によっては登山者が少なくなるので、
熊が心配 です。