富士山〜日帰りで須走ルートから(動画あり)
- GPS
- 12:41
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,998m
- 下り
- 1,980m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレ:各山小屋 200円 山頂 300円 |
写真
感想
夏休み、遠出の予定もなく、急遽富士山へ行くことに。
前日8月21日、足柄峠にて念願のダイヤモンド富士を観賞、翌日の富士登山へ気持ちが高まる。
翌日のために早めに床に入る。
ところが、蒸し風呂のような暑さと気持ちが高まり過ぎたためか3時間寝付けなかった。
寝付いた後も2時間ほどで目が覚める。
どうせ寝付けないならと予定を早めて須走口へ向かう。
トイレのために「道の駅 すばしり」に寄った時、東の空が明るんできた。
5合目駐車場へ急ぐが、懸念していたとおり満車。
下り路線への路上駐車へ案内される。
思っていたよりは下らなかったのが幸いだった。
準備して五合目に着いた時、ちょうどご来光だった。
ご来光とそれを受けて赤らむ富士山を見て感動する。
いざ出発。
高山病が怖かったのでゆっくり歩く。
ちょっとゆっくり過ぎたかも。
須走ルートは緑の中を歩くので最初は涼しかった。
開けてからは朝の早い時間帯だが、日差しが強かった。
前日登ったmitchan328さんのツイートを見てサングラスを持って行ったのが幸いだった。
青空が広がり気持ちよかった。
(動画解説:2012年8月22日6時51分撮影。青空が綺麗な朝、山中湖から丹沢、相模湾、江の島、雲海、箱根の山々、雲のない富士山が展望できた。)
当初予定より早く出発していたためか、ゆっくり歩いていたものの余裕があった。
順調に頂上を目指す。
登っている間、雲が増えてもなぜかいつも富士山を眺めている金時山は見えていた。
やはり独特の形をして判りやすい。
途中感じたのが、荷物の重さ。
ちょっと水分とか、着替えとか、予備のメガネとか、余計な荷物を持ちすぎたようだ。
休憩で荷物を下ろすと本当に楽になる。
本七合目を過ぎたあたりから地面が乾燥しているのも相まってズルズルとアリ地獄のように登りにくくなる。
本八合目で吉田ルートと合流、やはり人が多い。
その後は渋滞していたものの、バテていた自分にとってはありがたいペースだった。
逆に団体客に「1名様先に行きまーす」って言われて抜かした後は結構キツかった。
バテバテになりながらも高山病にもならずに無事に12時10分過ぎに頂上に到着。
当初予定より1時間早く五合目を出発したものの、結局当初予定どおりの到着となった。
(動画解説:ようやく須走口頂上に着いたものの、雲が増えていて箱根外輪山、伊豆半島くらいしか判らなかった。青空の下の雲海は綺麗だった。平日にもかかわらず、頂上には大勢の登山者がいた。この後、お鉢巡りでバテバテになった。)
いよいよ「お鉢巡り」、時計の逆回りの方がよい、と聞いていたものの、なんとなく時計回りに動いてしまったのでそのまま時計回りで回ることに。
まず、下の方に向かってお鉢を眺める。
ずっと溶けない雪だろうか?
その後回るものの、どこを回ったらよいか解らず、神社の鳥居みたいなところに登ってみたり、時間をロスしてしまったようだ。
お鉢巡りしながら下を見るものの、雲が多くて、箱根とか伊豆半島しか確認できなかった。
ちょっと風が吹くと寒いが、風が止むと暑い。
御殿場ルート、富士宮ルートを過ぎて「馬の背」を登る時、荷物の重さが身にしみて、アリ地獄のような坂がなかなか進めなかった。
なんとか無事に剣ヶ峰に到着。
写真撮影をお願いした方がこの場所を知り尽くした方なのか、高いところからお鉢や下界がよく見えるように写真を撮ってくれて記念になった。
その後は下ったり、登ったり。
頂上について気が緩んでいた自分には大変キツかった。
お鉢の中を歩いている時は暑さも辛かった。
ようやく再び須走口に着き、「久須志神社」で「富士山へ登る人にために」という小冊子に登頂証明のスタンプをもらった。
結局1時間以上遅れて下山を始める。
スパッツ、マスクを装着し、万全の態勢で。
帰りも箱根を見ながら順調に下り始める。
下りの七合目まではいいペースで下ってきた。
ところが、その後汗でダラダラになって、マスクは曇り、スパッツがズレて石がトレッキングシューズに入ってしまった辺りから調子が悪くなった。
しかもグレーの雲が増えてきてちょっと焦る。(しばらくして消えたんだが)
靴を履きなおし、スパッツを再装着し、マスクを外し、埃を吸いながら再び下った。
なんとなく熱っぽく感じ、頭が痛い感じだった。
下りで高山病になるのかな?
非常にスローペースになってしまった。
山中湖がだんだん近づき、ようやく砂払五合目に着いた時は到着時刻を記録することも忘れていた。(GPSで確認すると16時50分頃)
その後もノロノロと下り、須走口五合目に着いた時には17時半を過ぎていた。
2時間50分かけてようやく無事に下山できた。
結果的にはお鉢巡りの時間が1時間余計にかかったようだ。
やっぱり頭が痛かったのと熱っぽく感じたので、「もうしばらく富士山はいいや」っていう感じだった。
ところが、今朝起きると体調は何ともなく、今は「行ってよかったな〜、また行きたいな〜。」と思っている。
※今回の反省点・想定外だったこと
顔に日焼け止めを塗るのを忘れた→せっかく前日買ったのに、おかげで顔が真っ赤っ赤になり、熱を持ったのかもしれない。
気圧の変化の影響か虫よけスプレーがリュック内で噴射→リュックにシミができ、残ったお菓子は捨てることになった。
水分、着替え等を持って行き過ぎた(予備のメガネまで!)→リュックが重すぎた。必要なものは持って行くべきだが、もっと選別すべきだった。水分は最初4リットル持って行く用意をして結局3リットル持って行った。足りなくなれば山小屋で買えばいい。
追記:重いデジカメを首からぶら下げていたのも後から効いたかもなぁ。
コメント
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12時間以上にわたる富士登山、お疲れ様でした
いつも富士山を眺めている金時山、くっきりと見えたようで何よりです。
感動だったのではないでしょうか?
そうそう。
私は富士山に4回登りましたが、そのうち3回はak-kiiさんと同様、下りの途中で頭痛が出ました。
登りは何とも無いのですけどね
やはり、気圧の変化が急だからでしょうか?
富士山の下りは、スピードが出ますもんね。
今年は登山客が多いんでしょうかねぇ。
今まで毎年平日に登ってますが、駐車場に入れなかったことはなかったです。須走口もそうでしたか。
マイカー規制 を外してる人が多いんでしょうかねぇ。
須走口からの登山も好きですよ。
樹林帯から歩けて、変化があっておもしろいです。
でも、写真の様な渋滞にはあったことないですが…。
私のTwitterが役に立ったとのこと、良かったです。
山頂は日差しが強くって、紫外線も多いですよね。
私は今、顔がカサカサになってきました。
明日当たり皮が剥け始めるかも…。
コメントありがとうございます。
登りで症状なかったので大丈夫だと思っていたんですが・・・。
一晩寝たらスッキリしたのでやはり高山病だったのかな?
コメントありがとうございます。
せっかくmitchan328さんのツイート見てサングラス持参したのにまさか顔に日焼け止め塗り忘れるとは!
顔の皮はむけるし、唇もボロボロです。
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