56.吾妻山 「え! ここ!?」
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 339m
- 下り
- 339m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
リフトは3箇所あり、節電のためか乗客が来たら動かしていました。 駐車場はロープウェイ真下に未舗装で50台前後駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の状況は一部、笹が覆って登山道が見えずらいところもありますが、整備が行き届いて問題はありませんでした。 ただ、大凹の水場は枯れているので、天元台高原駅前に延命水という水場があるので、ここで汲んでおきましょう! クルマで運転している道路でサルの一行を見ましたので、念のため、熊鈴の装着はされたほうが安心かと思います。 立ち寄り湯は天元台ロープウェイ湯元駅から0.5キロのところにある白布温泉 森の館を利用。入浴料は395円です。 |
写真
感想
第56座 え? ここ!?
蔵王山の続き。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-218665.html
朝5時頃に起床。6時頃に吾妻高原スターハントYHを後にして、約80キロ走って、天元台ロープウェイ湯元駅に着いたのは8時前だった。
カーナビが示したルートは磐梯吾妻スカイラインをまず通った。この時に以前、登った時に全容が拝めなかった磐梯山を観ることが出来た。裏磐梯を通って、その途中に、どこの大学か? 朝練で10人前後で隊列を組んで走るのを追い抜いた。追い抜きながらそのランナーの群れを見た。その部員の胸に着けてるエンブレムはJ大だろうかと思われた。
そして、僕のクルマは天元台へ向けて高度を上げていく。その途中で、道路の脇でサルの一行を見かけた。他のクルマが来ないことをいいことに写真撮影に夢中になった。
天元台ロープウェイに着いて、8時にロープウェイが出るということで、身支度も中途半端なまま、チケット売り場へ駆け込んだ。
何とか、ロープウェイに乗り込んだ僕は、改めてロープウェイ内部を見てみた。20人乗れば一杯になるゴンドラだった。このゴンドラは10分もしないうちに天元高原駅に到着した。
ゲイターすらもまともに装着出来なかったので、あっという間だった。景色も堪能する暇すらもなかった。駅前の水場、延命水で喉を潤した後、リフトに乗った。でも、三基目のリフトに乗ってる最中、スマホを忘れたことに気付いた。
あぁ、何たる不覚と思ったが、何とかなるだろうと、思うことにした。
リフト最終地点の北望台に着いた。僕はストレッチだけは入念にやって、登山口へと入っていった。登山道は滑りやすい岩が連続する登山道というイメージ。程なくして、見晴らしの良いかもしか展望台に立ったが、展望に期待が持てなかったので、さらに先を進めた。
岩だらけの登山道から木道へと変わると、歩きやすいなぁ〜と思いながら歩いていった。花は何かしら咲いていた。そんな気はしていたけれど、でも、あの花は以前、某山で見たからなぁって気にも留めなかった。ああ、いかんいかん! 長い旅に出てると、違う山に登っていても、同じ山に登っている延長みたいな感じがするんだな。そう思いながら、この木道を歩いていた。
大凹の水場は枯れていた、ここの水を飲めなかった無念を手持ちの水を飲んで、やり過ごした。そして、登っていくと、梵天岩だなと思われるポイントにたどり着いた。登っている時から、目立っていたから、それなんじゃないかと思ったんだ。それらしい岩の群れを通って後、神社の祠を見た時、ああ、あの岩の群れが梵天岩なんだと思った。
まぁ、前方にある山の盛り上がりが、僕の目指す場所なんだなと思った。あそこまで登るのかという反面、展望が望めないと解かり切っている山頂を目指す僕は、この山頂に何を望むんだろうと思いながら山頂を目指した。
山頂への道は、山頂直下でありがちな、胸突き八丁な難関すらなくて、平坦な登山道をひたすら歩いているいちに、気が付くと、吾妻山山頂に着いていた。
開口一番、「え? ここ?」
と思った。
確かに、多くの方から、「展望は望めないから覚悟して」とは言われてはいたけど、まさか、こんな事とは・・・・。う〜む納得がいかねぇ・・・・。
下山の途に付いて、下山口の北望台に着いた時には、中高年の登山グループが登ろうとリーダーらしき登山者の号令のもとストレッチをしていた。リフトに乗ると、次から次へと、中高年の方から、
「もう登ったんですか? 早いですねぇ〜。」
と挨拶を受けることしばしば。
昼頃に、湯元駅に着いて、近くの立寄り湯を浴びた帰り、外は土砂振りだった。
あれから、登り始めた中高年の団体は雨に打たれて大丈夫だろうかと心配をしてしまった。
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