記録ID: 2188963
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アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
ワタシ、ワクワクしかしないので 阿弥陀岳 南稜
2020年01月19日(日) [日帰り]
長野県
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:07
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,306m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り+風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
舟山十字路に登山ポストあり。 舟山十字路から広河原までは、問題なし。 稜線への取り付きから上りは、アイスバーンの上に雪が積もっており滑る。ある意味核心的な印象も受ける。 稜線に出るとトレースもはっきりしており、歩きやすい。しかしクランポンでのステップやトレースであるため、ツボ足では対応できないところもある。ほんの数センチずらせばツボ足でもしっかりステップを切ることができる。 P1を超えたところに幕営に適したところがある。 P2左に巻く P3の核心で、トラバースとルンゼともに気を抜けない。ルンゼは3ピッチで登った。 P4巻くところも慎重な歩が必要。 御小屋尾根は西の肩付近にハシゴや鎖がある。上部は比較的急。その後はダラダラ降る。 阿弥陀岳南稜は冬期クライミング(白山書房)によるとグレードは1級下と最下位。しかし、距離があるため結構しんどくなる。 ルート上にリボンや標識は多少ある。 トレースはあっても、降雪や風により消えます。 バリエーションルートなので、それなりの準備が必要。 ※天候によりコースの状況は変わります。装備やルートの選択は適宜自己判断してください。それぞれ経験、技術が違うので他人を頼りにしてはいけません。 |
写真
感想
今回は阿弥陀岳を目指すことにした。1日目は南稜を経て赤岳、そこから天望荘泊。2日目は地蔵尾根を降り、阿弥陀岳北稜を登り、阿弥陀岳中央稜を降るという予定だった。しかし事前の天気予報では、2日目の天気がよろしくなく、1月7日に行った横岳・硫黄岳の二の舞になりそうな気がした。もしそうなった場合、シチュエーション的には北稜の方が過酷になる事は容易に想像できた。そのため南稜のみにしようと決断した。
当日降雪後もあってか雪がふかふかな状態だった。わかんを準備をしていたが、トレースがしっかりしておりその必要はなかった。無名峰に到着したときに先行パーティーが見えた。少し進むと人が1人降ってくるのが見えた。話によればラッセルでなかなか進まず、この先も時間がかかりそうだから1人で降るとの事だった。4人のパーティーで、1人が降り、3人でラッセルで進む…ありがとうございました。その後、ソロで私たちを追い越した人がいた。
P3ルンゼではビレイをしながら登ったため、それなりに時間がかかった。またあまりロープワークに慣れてないということがさらに時間を消費したと言えるのではないかと思った。練習をしていても手間取る事はあるなと思い、さらなる練習の必要性を感じた。
登っている最中に、明日もし天気が良ければ日光白根山にでも行こうかなぁなんて考えていたけれど、阿弥陀岳の頂上に着いた時は、明日はゆっくりしようという気持ちになっていた。無事に登頂ができ下山もできて良かった。
結果的にこの日南陵から阿弥陀岳の頂上を踏んだのは私たちも含め6人のみとなった。
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