女神茶屋から蓼科山
- GPS
- 07:50
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 896m
- 下り
- 910m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 7:49
天候 | 晴れ のち時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここで仮眠後、蓼科山登山口駐車場に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
将軍平から天祥寺原への下りは、途中苔で滑りやすい岩が多い。 天祥寺原の三叉路は、地形図の位置とずれており、標識もないので注意が必要。 |
写真
感想
金曜日に休みが取れたので、2泊3日で登山と温泉旅行を計画。
当初、金曜日は仙ノ倉か苗場あたり、土曜日は白砂か草津白根あたりの登山を想定、金曜は群馬の渋川のルートインを、土曜日は草津温泉の宿を予約して日曜帰宅のプランとした。
ところが金曜日の北関東の予報がよくなかったことから、急きょ予報が比較的いい長野中部の蓼科山に変更。
木曜の午後11時過ぎに自宅を発ち、中央道で諏訪南ICへ。エコーライン〜大門街道経由で白樺国際スキー場の駐車場へ。
ここは駐車場が広くきれいなトイレもあるので仮眠にはもってこい。一眠り後4時半に蓼科山登山口駐車場へ。
この時点で止まっている車は1台。人はいないのですでに早立ちしたか上で泊まってるか??
ほぼ5時ジャストに駐車場をスタート、登山口は車道を50メートルほど下った蓼科登山口バス停横。
笹の被った道を進むとすぐに急登が始まる。急登と緩やかな登りを繰り返し、やがて植生もカラマツ林からダケカンバに代わり始める。スタートから1時間くらい登ったあたりで背後が開け振り返ると雲海の先に中央アルプスが姿を見せる。
この先登るにつれ南アルプスや南八ツの展望もよくなる。
標高2110メートルの標識のあるところがほぼ中間点。標識から10メートルほど西に入ると三角点の標石ある。厳密には2113.3メートル。
ここからはダケカンバと針葉樹の中の岩のごろついた急登をひたすら登る。上空が明るくなり樹林が切れると山頂は間もなく。
山頂は巨岩が積み重なっただだっ広い広場のようになっている。
1番乗りと思いきや、7合目から登ってきたカップルが先着していた。
頂上からの展望は素晴らしく、眼下に雲海を見下ろしながら360度の大パノラマ。
北は浅間山から志賀の山々、東は遥か日光から尾瀬方面まで、北横岳から南八ツ、南アルプス、中央アルプスと続き、西には槍穂の姿も。
さらには後立山がが延々と連なる。
下界はまだ夏とは言え、上空の雲は秋の気配が混じり赤とんぼの大群が飛び回っている。
じっくり景色を堪能し、写真を撮った後は山頂中央部の蓼科神社奥宮に手を合わせ、山頂西側の古い方位盤のそばで腹ごしらえ。
結局山頂には7時30分から1時間半ほど滞在したが、やはり夏。時間とともに眼下の雲が上がりだしてきた。
到着当初に見えた日光や北アルプスも8時半を過ぎると雲の中に姿を消してしまった。
この間登山者は我が家を含めて7人。人気の山も平日は比較的静かだな。と思いつつ将軍平に向けて下り始めるが、この時間になると7合目方面から登って来た登山者とぞくぞくとすれ違い。
やはり人気の山だ。
将軍平にある蓼科山荘前で一休みのあとは、天祥寺原へと下る。
当初は樹林の下りだが、やがて岩がごろついた沢の下りとなる。
苔むした岩も多く、安易に足を置くと滑って転びそうになること数度。
見上げると正面の北横岳にも雲がかかっている。
やはり夏だなあ。
天祥寺原の三叉路は地形図とは距離がずれている。
地図では滝の湯川のすぐそばで交差するように書かれているが、実際には川に出るずいぶん手前で登山道とすれ違っている。
ここには標識がないので、気を付けないと川まで行き過ぎてしまう恐れがある。
三叉路を右折するとすぐに開けた場所に出て、右手に蓼科山が拝める。
ここが天祥寺原かな?
しばらくは川に沿って下るが、ところどころ北八ツらしい苔むした岩のオブジェが見られる。
やがて道は川と離れ、ジグザグの道を下り終えると車の音が近くなり、いきなりビーナスラインに飛び出す。
あとは駐車場まで約800メートル、標高差60メートルの登り返しの車道歩き。
ってこれが一番きつかったかも??
頑張って5時に出たおかげで山頂で素晴らしい景色を拝むことができた。
あと1時間おそかったら見ることができなかった景色だ。
やはり夏の登山は早出に限る。
早出は三文の得!!
このあとは女神湖から望月経由で佐久に出て上信越道から関越道で宿を取った渋川に向かった。
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