谷川岳〜西黒尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏の谷川岳登山は暑さとの勝負です。私は、夜明け前に登りだしましたが、登山口で20℃ありました。水も2ℓでは不安でした。まだまだ暑さ対策をしての登山心がけてください。 |
写真
感想
この時期特に登りたいところはないのだが、週末にここまで確実に晴天が期待できるのは滅多にないことなので谷川岳に登ってみることにした。
上越の山はただでさえ暑いのに猛暑が続いているとなれば日中の登山なんて考えられない。そこで午前4時から登り始める。1時間ほどヘッ電を付けて樹林帯を登っていく。
そろそろ森林限界となるところで鎖場が出てくる。ラクダの背まで登ると谷川岳がドカーンと姿を現す。こんな早朝なのに岩稜を先行して登っている人も見える。
しばし休憩し、ブロッケン現象も見られたのでいろいろなポーズを決めて写真を撮るもちょっと霧が薄すぎてイマイチだった。
高山植物も森林限界の高さまでくるとそれなりに咲いていた。ミヤマコンギク、ウメバチソウ、ジョウシュウオニアザミ、イワオトギリ、オヤマリンドウなど多く咲いていた。
標高が高くなってザンゲ岩付近では、ハクサンフウロの群生も見られたし、タテヤマウツボグサもそれなりに咲いていた。ミヤマキンポウゲを見かけたのもこの辺。
肩の広場周辺でキンコウカが群生、イワイチョウやタカネニガナも見かける。
展望も素晴らしかった。下界には雲海が広がり、奥利根の山々が幻想的に浮かび上がって見えたり、富士山も見ることができた。若干霞がかかった感じが逆に良かったのかも。
今回はトマの耳で15分ほど休んで8時には下山を始める。すでに太陽ギンギンだ。稜線は若干の風が吹いていて思ったより涼しく感じたが、風がなければ地獄だ。水は2ℓ持参していたが、多少重くても3ℓにすれば良かったかも。
下りはガレ沢のコルから巌剛新道にとる。マチガ沢対岸の東尾根に思いを馳せシンセン沢右股のルートを目で追いながらの下山だ。途中の岩で滑って右ヒジを思いっきり打ちつけてしまう。今も痛みが残る。下山はいつも転ぶので気をついているのだがやはり運動神経が低下しているのだろう。
マチガ沢出合いには10時、ベースプラザには10時20に到着した。
その後、谷川温泉の湯テルマ谷川で汗を流してから家路につく。
午後1時だった。やっぱり谷川岳は手軽に登れるのが魅力だ。
次は紅葉の頃登ることになるのだろう。
nukaboshiさん、初めまして。
s4redsです。
ガレ沢のコルに反応してしましました。
今はなぜか、ラクダのコルとか呼ぶらしいですよ。
同世代の方とお見受けしました。
我々の世代はガレ沢のコルですよね。
日曜日、天気が良くて何よりでしたね。
ところで、nukaboshiさん沢、岩はやられてましたか?
巌剛の下りでシンセンに興味ありありに思えました。
最近の谷川は天神尾根が表参道になっているようで、悲しんでいる一人です。
西黒尾根、巌剛新道レコ、ありがとうございました。
s4redsさん、はじめまして
コメントありがとうございます。
『ラクダのコル』初耳でした。
そうですか、ガレ沢のコルではなかったのですね。
私の持っているガイドブック(30年前の)にはちゃんと『ガレ沢のコル』となってますね。
いやいや時の流れを感じてしまいました。
シンセン岩峰ですが、
おっしゃるとおり、過去には岩、氷と谷川岳で遊んでました。
東尾根も6、7回は登ってるんですが、
一の沢からだったり、一・二の沢中間稜だったりで、シンセン沢右股からアプローチしたことがなかったのです。
東尾根上の第一岩峰と第二岩峰は勝手がわかっているのですが、シンセン沢の状況が分からないのです。
コル直下の草付きが非常に悪いという予感がしているので二の足を踏んでいる状態です。
今回は、ザイル背負って東尾根下って、シンセン沢の偵察しようか、とも思ったのですが、30年のブランクは大き過ぎましたね。今の私には西黒がいいところかもしれません。
ロープウェイから天神尾根は人気がありますが、西黒も捨てたものじゃないようです。特にマイカー規制になってから、尾根通しのコースを利用する人が増えているみたいです。
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