御嶽山(田の原から往復)

2006年09月03日(日) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 6.5km
• 登り: 860m
• 下り: 851m

コースタイム

5:21田の原登山口-8:28王滝山頂-8:54-9:30山頂-12:00田の原登山口

天候

晴れ

写真

朝5時半過ぎに自宅を出発。中央道→長野道塩尻I.Cを下りて国道19号（中山道）を南下。途中、8時半ごろ奈良井という古い宿場町に立ち寄る。

樹齢300年以上の天然木を使った贅沢な総檜造り。橋脚を持たない木製の橋としては日本有数の大きさ・・・らしい。

澄み渡るような秋空に刷毛で描いたような雲が。

奈良井宿にて。

2日目の朝は4時起床。結構冷え込む。5時前にキャンプ場を出発。

キャンプ場(標高1500m）から王滝口終点の田ノ原登山口（2160ｍ）まで約20分のワインディング。タイヤも路面も冷えているので、ゆったりと走る。既に駐車場には登山者がたくさん、焼きもろこしを売る露店まで出現している。

5：21登山開始。登山口からしばらくは広い砂利道を登る。木の階段となって７．５合目付近からは急登。高地のためか息がすぐに上がって苦しい。森林限界を超えると急に展望が開ける。

彼方に北アルプスを望む。撮影時には穂高付近にガスがかかってしまったが、槍の穂先がはっきり見える。

中央アルプス方面の眺め。心臓がバクバクになると、呼吸を整えるために少し立ち止まり、写真を撮る。空気が薄くて、タバコを吸う気がしない。

9合目付近の断崖

ガスが時折上がってくる。このあたりから硫黄の匂いも凄い。

頂上まであとわずか。雲海・北アルプス・その向こうにも雲海。かなり苦しいが、もう一がんばり。

王滝山頂から剣が峰を望む。八丁ダルミと呼ばる鞍部には怪しげなモニュメントが置かれている。

登ってきた道を振り返る。下に見えるのは王滝山頂小屋。右へ向かう稜線は奥の院に通じる。

北アルプス遠景

山頂に到着。鳥居がお出迎え。写真には写っていないがさすが日本の山岳信仰の聖地だけあって参拝登山者たちも多い。

やっぱり山頂では記念写真を撮らないと。登りコースタイム3時間33分（休憩含む）。疲れた。

二の池を見下ろす。見事なエメラルドグリーン。山上湖としては日本最高所にあるらしい。彼方には、乗鞍岳、その向こうには、立山連峰も見える。

お鉢めぐり。摩利支天岳を経て二の池へと向かう道。時間の都合上行かず、下山する。下山時には、徐々にガスがかかってきた。下山コースタイム2時間30分（休憩含む）。

9/3 12:34

キャンプ場に戻って御嶽山を見上げると先ほどの感動がよみがえってきた。

帰りは道の駅で手打ち蕎麦を食し、木曽町にある駒の湯という温泉に立ち寄り、権兵衛トンネルから伊那I.C中央道で22時前に帰宅。駒の湯の近くの蕎麦畑では、蕎麦の花が満開だった。2日間の総走行距離840キロ。

撮影機器：

DMC-LC43 Panasonic