赤久縄山〜西御荷鉾山〜東御荷鉾山
- GPS
- 13:20
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 926m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藤岡コース、甘楽コースとも山岳部に入ると、道は舗装されていますが、狭く急です(秋から冬は危険) 途中で合流した道が神流町方面へ下がる頂上付近で、右側に入る道があります。 (みかぼ森林公園管理棟へのアクセス道路) |
写真
感想
群馬県伊勢崎市に住んで3年目になり、この辺の人は”みかぼが曇ると雨が降る”と言う。そのみかぼとはどんなものかと登ってみました。
前年秋に、下仁田ICを下りて甘楽町を通り神流町へ行く道の下見をしておいたので、今回は藤岡から国道を入るルートで赤久縄山を目指しました。
山道の国道46号線を車を走らせていくと、坂を上りきって下り始めた右側にみかぼ森林公園入り口の看板があったので、ここへ車を停車。
歩く準備をしていると、公園の関係者とおぼしきおじさんが”車でもまだまだ行けるよ”と声をかけてくれたのでその軽トラの後をついて管理棟まで行きました。
管理棟から先まで車道は続いていましたが、今日は一日歩くつもりで来たので、ここで車を止め、管理棟横の登山道に入る。
暫く行くと開けた斜面を通り、高圧線の鉄塔の下を抜けると先ほど来た道の延長に一旦出る。
その後すぐに又左折して山道に入りました。
すっきりした山の中を暫く登ると赤久縄山頂上です(三角点も確認)
立派な標識あり(しかしこの山名の赤久縄山とはなかなか読めないですね)
帰りは来た道とは違い、途中から左の道を下り林道へ出てから管理棟へ戻りました。
道の所々に赤い石が落ちており(白い石もあるが)これが山の名の由来かとも思いましたが、当方地学はいたって不案内のため定かではないが。
管理棟で車に乗り次の目的地に向かう。
塩沢峠を左折してみかぼスーパー林道に入る。
この山の中にこんな良い道がと思うほど整備されています。
西御荷鉾山中央登山口の広い駐車場に車を止め(私だけであった)登山道を上がると、途中から山の斜面が綺麗に開けており気持ち良く歩きました。
(後で調べたらどうやらここの斜面で火文字を上げる行事があるようです)
頂上は石像がある開けた場所で、三つの木の株で御荷鉾とか(三株)謂れが書いてあった。
ここはゆっくりせずに東に下りて隣の山へ向かう。
投げ石峠で林道に出ると大きな石碑があり、内容はここの山の所有者が寺にこの土地を寄進した事の由来が書かれていました。
この林道を暫く先へ行くと左斜面に東御荷鉾山登山口がある。
この山の登山道はどうやら、登山道を登ってから南側を一旦東にトラバースして、その後山の北に向かって歩き、くねった後に最後は東側から西に向かって峰を目指すようになっていたようです。
というのは、頂上へ登ってお昼を食べた後、帰りの段になってコンパスで帰路を確認すると、帰りは西に向かって下りたいのに、コンパスの針は反対を指しているのです。
ここまで山を巻いて登っている間に私の方向感覚が麻痺してしまったようです。
方位計の針が狂っている?キツネに化かされた?いろいろ考えていると冷や汗がタラリ。こんな低い山で迷ったか?
意を決してくだってっみると、やはり私が狂っていました。一番遠い東登山口まで行ってしまったのでした。
ただし、幸いだったのは林道へは下りられたので、後はひたすら車まで歩けば帰れるわけです。
だけど林道歩き一時間はきいた〜なかなか着かないし〜何処まで行っても山の中だし〜誰も来ないし〜・・・
やっと車が見えたので、帰るまでに大きな鉾の前で山の神様にお礼の記念写真。本当に鉾です。
帰りは神流町へ出て清流に沿って帰って参りました。
講評
夏山登山を前に足慣らしに歩くつもりで来たのですが、西上州は山間の集落の佇まいが、絵に書いたように綺麗です。清流の流れと木漏れ日の中の野草の美しさはすごい。イワタバコやクリンソウ、ミヤマキケマンの群落も始めて見ました。
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