好天を狙って初富士山・吉田ルート

2012年08月29日(水) ~ 2012年08月30日(木)

• GPS: 22:40
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,588m
• 下り: 1,598m

コースタイム

1日目
12:00富士山スバルライン五合目-13:40七合目鳥居前-14:20八合目-15:25本八合目-15:45トモエ館着
2日目
5:30トモエ館発ー6:25吉田口頂上-お鉢巡り-7:25剣ヶ峰-8:35吉田ルート下山口-10:40富士スバルライン五合目

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士スバルライン富士山五合目駐車場
有料道路電光掲示板には「2時間待ち」の表示
午前11時前に到着。30分ほど並んで駐車場内に駐車できた。

コース状況／危険箇所等

上りは険しい部分もあるけど、危険箇所はなし。
下りは噂には聞いていたが砂利道の連続で、何度も足を取られ尻餅をつきそうになるがこらえ切った。
砂埃が舞うので、スパッツは必携。サングラス、マスクもあった方が良い。

下山後は河口湖IC近くの「ふじやま温泉」へ。平日1500円。昼寝スペース有り。

写真

8/29 9:55

絶好の登山日和
富士ビジターセンターから

8/29 11:56

平日でも30分待ちの駐車場

8/29 12:06

山中湖が映える

8/30 20:21

そこそこの人数の登山者

8/29 13:15

河口湖が映える

8/29 13:47

スパッツはスキー用で代用

8/29 14:21

景色がいい

8/29 15:26

雲もいい

8/29 15:45

今回のお宿

8/29 18:25

夕日がきれい

8/30 3:57

満天の夜空にオリオン座

8/30 3:59

富士吉田市の夜景

8/30 4:29

朝焼け
山中湖や小田原、平塚など湘南方面の夜景も

8/30 4:57

息をのむ朝焼け

8/30 5:05

本八合目のご来光

8/30 6:02

九合目付近の残雪と遠方に八ヶ岳

8/30 7:18

文字通りの「剣ヶ峰」

8/30 7:26

日本最高点の撮影スポットを求めて、渋滞

8/30 7:34

山頂で飲む「富士山のバナジウム天然水」

8/30 7:46

ついに来た日本最高点
腕時計の標高も3776m

8/30 7:59

富士山頂でブロッケン現象
ちょっと感動

8/30 8:56

吉田下山道に残っていた雪

撮影機器：

μTOUGH-3000 オリンパス

感想

44pointer

日本人として一度は登ってみたかった日本一の山、富士山。
どうせ登るなら天気がいい日に、と思っていました。
そして、一週間前。強い高気圧のおかげで、好天が予想されたので、
友人を誘い、登頂計画を立てました。
日帰り登山も考えましたが、2人とも初富士山なので高山病に警戒し、
無理せず山小屋一泊コースに。


そして、計画通り初日は絶好の登山日和。
サクサク登って午後4時前に山小屋についてしまいました。
山小屋って時間をつぶすのが難しいですね。
二段ベッドの一階は、たたみ3畳のスペースに6つの寝袋。
寝るか、景色を堪能するかしかありません。
吉田ルートの本八合目の山小屋からは河口湖、山中湖、丹沢、箱根、相模湾、
そして先々週行ったばかりの八ヶ岳などが見渡せます。
日が落ちると、風も吹いて急激に寒くなりますが、
ダウンを着て、寒さを我慢しながら、夜景や星空を眺めていました。

山小屋で熟睡するのはほとんど無理でした。
ご来光を山頂で見る女子ツアー客が午前1時頃からざわざわし始め、
2時過ぎに出発。以降も泊り客が次々に身支度を始め、
計2時間余りしか眠れませんでした。

ご来光は山頂で見るのが定番かもしれませんが、
この山小屋前からもきれいな朝焼けとご来光を見ることができます。
ふだん朝焼けは夕焼けほど見る機会がないので貴重です。
個人的には、9年前にイラクの砂漠で見た朝焼けの美しさがNO.1の感動ですが、
今朝の朝焼けも目を奪われる美しさでした。

山頂へは本八合目から1時間で到着しました。
時計回りでお鉢巡り。
だんだん、ガスがかかり始め、麓が見えなくなりました。
ただ、山頂には日が差していて剣ヶ峰でも良い写真が撮れました。
そして、西側の大沢崩れあたりでしょうか、
ブロッケン現象が現れました。
ガスの具合で一瞬にして近づいたり、離れたり、消えたりで
写真を撮るのが難しいのですが、
奇跡的にうまく撮れたのが掲載の写真です。

下山はあいにく雲で景色が見えなかったので、
膝を酷使しながらひたすら下り続け、所要2時間余り。
最後に富士急ハイランドの「ふじやま温泉」で
ゆっくり疲れを癒して帰宅しました。

山行中、多くの子供さんを見ました。
意気揚々と登る子供もいれば、へたり込む子供も。
日本一の山を、我が子らにも体験させたいところですが、
果たして可能かどうか。来シーズンの課題です。