小秀山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,191m
- 下り
- 1,177m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二ノ谷ルート、積雪は標高1400mあたりから。 夫婦滝の滝つぼ手前の渡渉箇所、橋が破損している。 凍った岩を踏んでの渡渉となるので危険。 (氷を踏み抜いてしまい、片足を膝まで水につけてしまった。) 稜線に上がると銀世界だが、踏み抜きが多くなるので要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
アウター手袋
防寒着
毛帽子
着替え
予備靴ひも
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
シェラフ
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感想
前回が2011年、ずいぶん久しぶりの小秀山を歩いてきた。
二ノ谷の渓谷に伸びる木道をゆっくり歩いてスタートする。
まだ薄暗い時間で写真に残すことができなかったが、他ではなかなか見られない風景でお気に入りだ。
標高が上がると、少しずつ雪や氷が目に付き始める。
ねじれ滝は普段通りの様子だったが、夫婦滝は見事な氷瀑になっていた。
少しの標高の差でこんなに状態が変わるのかと驚いた。
渡渉の橋が破損していて使えず、やむなく滝つぼ手前の岩を辿ってみる。
氷に覆われた岩に足を置いたつもりが、氷の下は落ち葉、その下は水面だった。
一瞬後には氷は割れて、置いた左脚は膝まで水中に潜っていた。
替えのソックスも持っていたので大事には至らずに済んだが、これも久しぶりの水難で、あらためて油断大敵を肝に銘じて進む。
カモシカ渡りの難所や各所の急登も、積雪があると少しずつ難度は上がる。
無防備に足を運ばず、集中力を保ちながら、それでも雪を踏む感触が嬉しくて一歩一歩を大事に進む。
森林限界を越えないから稜線に出ても林間ルートは変わらない。
積雪は結構あるが、雪の下は根雪ではなく、ササの上に新雪が積もったような状態。
雪の下には空洞も多く、油断すると深く踏み抜いてしまう。
さっきの時間ロスもあって、想定時間よりも遅くなっているが、ペースを上げることもなく雪の感触を楽しんでいる。
山頂の避難小屋が見えて、いくつかのアップダウンを過ぎるとやっと到着。
ちらちら見えていた御嶽山が正面で、左には白山、荒島岳、能郷白山、伊吹山も見えている。
右には中央アルプス、南アルプス、恵那山と、遮るもののない四方の絶景を堪能できた。
前後してピークに立ったのは自分を含めて5人。
快晴、無風の居心地の良さに、ついつい話も盛り上がってにぎやかな山頂滞在となった。
山談義に花を咲かせながら食事を済ませるうちに、滞在時間は1時間半になっていた!
下山の前に、山頂の避難小屋を除いてみる。
8年前に、新築だったこの小屋で一晩過ごしたいい思い出がある。
あの時も、大勢の同宿者たちと盛り上がったものだった。
そんないい空気をこの山は持っているのかもしれない。
ずっと大切に使われてきたらしい、清掃も行き届いた小屋を見てほっとする。
渓谷の木道にしても、大事にされている山なんだろうと思う。
山と人間とがずっと仲良くできているんだな。
下りは三ノ谷ルートを使う。
比良の武奈ヶ岳、御殿山ルートのような九十九折の斜面の下りが延々と続く。
時間はかかるが二ノ谷のようなリスクは少ない。
林道に下りたところに、山の神の祠があった。
また、この先何度も足を運ぶことになりそうなので、
仲良くしてくださいな。
コメント
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山頂で写真撮影ありがとうございました。
絶景と会話を楽しんで長居させてもらってありがとうございます。
記録読ませてもらいましたが、乙女渓谷側は距離が長いですが変化に富んだ登山道で楽しそうですね。
次は記録を参考に乙女渓谷側から登ってみたいと思います。
mamichi117さん、こんにちは。
乙女渓谷からのルートは、キャンプ場から前半は渓谷に沿った遊歩道を歩きます。
そこから山道に入るとこれでもかの急登続き!
変化に富んでいるのは間違いないです
ゆっくりゆっくり歩いて、五感で楽しみたい山ですね。
長野県側からのルート、ちょっと興味が出てきました
調べてみようと思います。
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