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Yamareco

記録ID: 2205141
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

小秀山

2020年02月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
10.8km
登り
1,191m
下り
1,177m

コースタイム

日帰り
山行
8:06
休憩
1:30
合計
9:36
7:16
7:16
87
8:43
8:43
72
9:55
9:55
75
11:10
12:40
154
15:14
15:14
32
15:46
15:46
0
15:46
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
乙女渓谷キャンプ場の駐車場を利用。
コース状況/
危険箇所等
二ノ谷ルート、積雪は標高1400mあたりから。
夫婦滝の滝つぼ手前の渡渉箇所、橋が破損している。
凍った岩を踏んでの渡渉となるので危険。
(氷を踏み抜いてしまい、片足を膝まで水につけてしまった。)
稜線に上がると銀世界だが、踏み抜きが多くなるので要注意。
乙女渓谷キャンプ場の受付棟横から、二ノ谷ルート登山道に入る。
2020年02月02日 06:14撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 6:14
乙女渓谷キャンプ場の受付棟横から、二ノ谷ルート登山道に入る。
2020年02月02日 06:56撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 6:56
凍りついた夫婦滝
2020年02月02日 07:16撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 7:16
凍りついた夫婦滝
2020年02月02日 07:38撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 7:38
渡渉箇所の橋が落ちていた。
2020年02月02日 07:38撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 7:38
渡渉箇所の橋が落ちていた。
岩伝いに何とか渡ろうとしたが、左足を膝まで川に突っ込んでしまった。
ソックスを履きかえたり靴の水気をふき取ったりで、30分以上停滞・・・
2020年02月02日 07:41撮影 by  SH-03J, SHARP
1
2/2 7:41
岩伝いに何とか渡ろうとしたが、左足を膝まで川に突っ込んでしまった。
ソックスを履きかえたり靴の水気をふき取ったりで、30分以上停滞・・・
2020年02月02日 07:56撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 7:56
2020年02月02日 08:08撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 8:08
荒島岳、能郷白山の方向。
天気は申し分ない。
2020年02月02日 08:20撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 8:20
荒島岳、能郷白山の方向。
天気は申し分ない。
かもしか渡り
手がかりが多いのでツボ足で大丈夫。
2020年02月02日 08:43撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 8:43
かもしか渡り
手がかりが多いのでツボ足で大丈夫。
御嶽山が見えた。
2020年02月02日 09:45撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 9:45
御嶽山が見えた。
白山
2020年02月02日 09:45撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 9:45
白山
右側の尖っているのは笠ヶ岳。
この方向だと印象が変わる。
2020年02月02日 09:45撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 9:45
右側の尖っているのは笠ヶ岳。
この方向だと印象が変わる。
以前はこの岩に立ったが、今日は無理。
2020年02月02日 09:55撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 9:55
以前はこの岩に立ったが、今日は無理。
近辺の山に積雪は見られない。
2020年02月02日 09:58撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 9:58
近辺の山に積雪は見られない。
それでも視界が広いのは気分のいいもの。
2020年02月02日 09:58撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 9:58
それでも視界が広いのは気分のいいもの。
山頂まではいくつかの小ピークを越える。
2020年02月02日 10:03撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 10:03
山頂まではいくつかの小ピークを越える。
根雪がなくて、ササの上に新雪が積もっているような踏みごたえ。
トレースを外れると踏み抜いてしまう。
2020年02月02日 10:04撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 10:04
根雪がなくて、ササの上に新雪が積もっているような踏みごたえ。
トレースを外れると踏み抜いてしまう。
墨絵のような山のシルエット。
2020年02月02日 10:09撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 10:09
墨絵のような山のシルエット。
気温は氷点下だが無風で寒さを感じない。
2020年02月02日 10:24撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 10:24
気温は氷点下だが無風で寒さを感じない。
山頂の小屋が見えた。
2020年02月02日 10:43撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 10:43
山頂の小屋が見えた。
見晴らしのいいポイントには第一〜第三高原の名がつけられている。
2020年02月02日 10:50撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 10:50
見晴らしのいいポイントには第一〜第三高原の名がつけられている。
これを抜ければピーク。
2020年02月02日 11:10撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 11:10
これを抜ければピーク。
山頂では4人の登山者と出会った。
素晴らしいコンディションに、みなテンションが高めでしばらくのお喋りタイムを楽しんだ。
2020年02月02日 11:16撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 11:16
山頂では4人の登山者と出会った。
素晴らしいコンディションに、みなテンションが高めでしばらくのお喋りタイムを楽しんだ。
中央アルプス
2020年02月02日 11:22撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 11:22
中央アルプス
御嶽山
2020年02月02日 11:25撮影 by  SH-03J, SHARP
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2/2 11:25
御嶽山
山頂の避難小屋「秀峰舎」
2020年02月02日 12:06撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 12:06
山頂の避難小屋「秀峰舎」
前回この小屋に泊まったのはもう8年前。
2020年02月02日 12:05撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 12:05
前回この小屋に泊まったのはもう8年前。
覗いてみると、今もきれいに使われている。
2020年02月02日 12:05撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 12:05
覗いてみると、今もきれいに使われている。
結局山頂に1時間半も滞在していた。
名残惜しいが下山の途へ。
2020年02月02日 12:42撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 12:42
結局山頂に1時間半も滞在していた。
名残惜しいが下山の途へ。
下りは三ノ谷ルートを歩く。
歩行距離は長くなるが危険個所は少ない。
2020年02月02日 13:23撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 13:23
下りは三ノ谷ルートを歩く。
歩行距離は長くなるが危険個所は少ない。
三ノ谷登山口
2020年02月02日 15:12撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 15:12
三ノ谷登山口
登山ポストが塞がれているのは?
2020年02月02日 15:13撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 15:13
登山ポストが塞がれているのは?
キャンプ場まではこの林道を2km。
2020年02月02日 15:15撮影 by  SH-03J, SHARP
2/2 15:15
キャンプ場まではこの林道を2km。

装備

個人装備
グローブ アウター手袋 防寒着 毛帽子 着替え 予備靴ひも アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ シェラフ

感想

前回が2011年、ずいぶん久しぶりの小秀山を歩いてきた。

二ノ谷の渓谷に伸びる木道をゆっくり歩いてスタートする。
まだ薄暗い時間で写真に残すことができなかったが、他ではなかなか見られない風景でお気に入りだ。

標高が上がると、少しずつ雪や氷が目に付き始める。
ねじれ滝は普段通りの様子だったが、夫婦滝は見事な氷瀑になっていた。
少しの標高の差でこんなに状態が変わるのかと驚いた。
渡渉の橋が破損していて使えず、やむなく滝つぼ手前の岩を辿ってみる。
氷に覆われた岩に足を置いたつもりが、氷の下は落ち葉、その下は水面だった。
一瞬後には氷は割れて、置いた左脚は膝まで水中に潜っていた。
替えのソックスも持っていたので大事には至らずに済んだが、これも久しぶりの水難で、あらためて油断大敵を肝に銘じて進む。

カモシカ渡りの難所や各所の急登も、積雪があると少しずつ難度は上がる。
無防備に足を運ばず、集中力を保ちながら、それでも雪を踏む感触が嬉しくて一歩一歩を大事に進む。

森林限界を越えないから稜線に出ても林間ルートは変わらない。
積雪は結構あるが、雪の下は根雪ではなく、ササの上に新雪が積もったような状態。
雪の下には空洞も多く、油断すると深く踏み抜いてしまう。
さっきの時間ロスもあって、想定時間よりも遅くなっているが、ペースを上げることもなく雪の感触を楽しんでいる。
山頂の避難小屋が見えて、いくつかのアップダウンを過ぎるとやっと到着。
ちらちら見えていた御嶽山が正面で、左には白山、荒島岳、能郷白山、伊吹山も見えている。
右には中央アルプス、南アルプス、恵那山と、遮るもののない四方の絶景を堪能できた。

前後してピークに立ったのは自分を含めて5人。
快晴、無風の居心地の良さに、ついつい話も盛り上がってにぎやかな山頂滞在となった。
山談義に花を咲かせながら食事を済ませるうちに、滞在時間は1時間半になっていた!

下山の前に、山頂の避難小屋を除いてみる。
8年前に、新築だったこの小屋で一晩過ごしたいい思い出がある。
あの時も、大勢の同宿者たちと盛り上がったものだった。
そんないい空気をこの山は持っているのかもしれない。
ずっと大切に使われてきたらしい、清掃も行き届いた小屋を見てほっとする。
渓谷の木道にしても、大事にされている山なんだろうと思う。
山と人間とがずっと仲良くできているんだな。

下りは三ノ谷ルートを使う。
比良の武奈ヶ岳、御殿山ルートのような九十九折の斜面の下りが延々と続く。
時間はかかるが二ノ谷のようなリスクは少ない。

林道に下りたところに、山の神の祠があった。
また、この先何度も足を運ぶことになりそうなので、
仲良くしてくださいな。

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コメント

コメントありがとうございました♪
山頂で写真撮影ありがとうございました。
絶景と会話を楽しんで長居させてもらってありがとうございます。
記録読ませてもらいましたが、乙女渓谷側は距離が長いですが変化に富んだ登山道で楽しそうですね。
次は記録を参考に乙女渓谷側から登ってみたいと思います。
2020/2/3 20:08
Re: コメントありがとうございました♪
mamichi117さん、こんにちは。

乙女渓谷からのルートは、キャンプ場から前半は渓谷に沿った遊歩道を歩きます。
そこから山道に入るとこれでもかの急登続き!
変化に富んでいるのは間違いないです
ゆっくりゆっくり歩いて、五感で楽しみたい山ですね。
長野県側からのルート、ちょっと興味が出てきました
調べてみようと思います。
2020/2/4 6:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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