北横岳・縞枯山 北八ヶ岳登山口〜
- GPS
- 06:42
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 918m
- 下り
- 912m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:41
6:40 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場到着 -8℃
6:52 北八ヶ岳登山口出発
8:00 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅前到着
8:11 山頂駅前出発
8:47 三ツ岳分岐到着
8:53 北横岳ヒュッテ到着
9:12 北横岳南峰到着
9:18 北横岳北峰到着
9:31 北横岳北峰出発
9:33 北横岳南峰出発
10:22 縞枯山荘到着
10:27 雨池峠分岐到着
10:57 縞枯山到着
11:09 縞枯山展望台到着
11:13 縞枯山展望台出発
11:55 縞枯山荘前到着
12:32 縞枯山荘前出発
12:43 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅前出発
13:33 北八ヶ岳登山口到着
平面距離 11.9km
沿面距離 12.2km
記録時間 06:42:16
最低高度 1,761m
最高高度 2,477m
累計高度(+) 1,045m
累計高度(-) 1,042m
平均速度 1.8km/h
最高速度 7.9km/h
天候 | 終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全コースでやわらかい圧雪 よほどコースを外さなければ踏み抜くことはない 全行程でチェーンスパイクを使用したが、10本爪以上のアイゼンの方が滑りにくいと思われる チェーンスパイクで困るようなことはなかった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
笛
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
---|
感想
昨年12月中旬くらいから行きたいと思いながら、なかなか行けなかった北横岳。
防獣柵の点検行う当番が回って来て、2月中ならいつでも良いのだが、3連休があるし、月末は歯の定期メンテだといつにしようか迷いつつ一緒に担当となっているお隣さんの都合と早めに済ませてしまおうと2月2日の午前中に日程を決めていた。
しかし、2月2日は好天予報、もしかしたら飛騨の山友さんから声がかかるかもと、半分決めた日程に後悔していたところ、予想通り声がかかった。
やはり2月2日は山行だよね。ということで、防獣柵点検の日程を調整してご一緒させていただくことに。
この冬は全国的な雪不足でスキー場他、雪に関わる方々の悲鳴が聞かれる。
レコを見ると浅間山や八ヶ岳は特に雪不足ではなさそうだ。
1月28日には地元でも積雪があり、スノーハイクには良いコンディションのようだ。
飛騨の山友さんご夫婦の到着から20分程遅れて北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場に到着。
自分の分もスノーシューをご用意いただいたが、それほど積雪が多そうではないので全員チェーンスパイクを装着して6時50分に出発。
これならいくら自分がのろまでも、ロープウェイの始発が到着する前に山頂駅に到着するはずだ。
旦那様の健脚は分かっているのだが、最初の急登途中で既に姿が見えなくなってしまった。
それでも写真を撮りながら待っていてくれるので、追いついては離れを繰り返し進む。
積雪はたっぷりあり、アイスバーンや土・石の露出もなく、1歩ずつキュッキュッとする音が気持ちいい。
穂高の峰々はモルゲンロートになり、時折振り返って幻想的な風景を眺めながら登る。
先行者1人に道を譲ってもらい山頂駅に到着すると、誰もおらず無人の駅前を満喫してから、まずは北横岳を目指して坪庭に登った。
坪庭でも風は弱く手袋を外してストックを持てる程暖かい。
九十九折りを上って視界が開けると坪庭と山頂駅が見下ろせ、さらに南アルプル、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳に北アルプスと西側に見える山々はすべて見えている。
そして、周囲を見上げると白く輝く樹氷と濃い青空。
三ツ岳分岐まで登るとお腹が空いたので、北横岳ヒュッテはすぐそこだと思いながらもザックを降ろして行動食を口にした。この時にザックの肩に付けていたタオルに雪が付着してさらにカメラのレンズに雪が付いたようだ。以降レンズの雪に気付かず見苦しい写真ばかりを撮ることになってしまった。
レンズの雪に気付いたのは、昼食を済ませてザックを背負った時にさらに大量の雪をレンズ付着させてしまってからだ。ザックを雪面に置くたびにぶら下げたタオルに雪が付き、その雪がカメラに。
北横岳南峰山頂では久しぶりの絶景を味わうことが出来た。南八ヶ岳から北アルプスの北端までと、すぐ目の前には蓼科山。
北峰に向かうとモンスターと化した樹氷達の間を抜け、真っ白な浅間山が見えてきた。
どちらの峰も3人だけの貸し切り状態。
南峰山頂に戻るとロープウェイ始発で来られた方達か後続の登山者が現れた。
次に目指すは縞枯山だ。一旦坪庭まで下ってから登ることになるが、やはり北横岳と縞枯山はワンセット。余力があれば茶臼山まで行きたいところだがアップダウンは避けられない。
下り始めると次々と後続者とすれ違うが、北横岳ヒュッテを過ぎるとさらに人は増え、坪庭を見下ろせる辺りでは長い行列になっていて、すれ違いもままならない程だ。
ロープウェイを使わず早い時間に登り始めて本当に良かった。
でも今回はスノーシューで登って来られる方が過去にくらべて少ない気がする。
坪庭まで下ると人は減り、また静かになった。
雨池峠を右折して日陰に入ってから初めて日焼け止めを塗った。ずっと強い日差しを浴びて来て今更だが。
日焼け止めを塗っている間に山友さんご夫婦の背中は既に見えなくなっていた。
縞枯山への急な直登は毎回きついが、今回も雪質は良いが同様にしんどい。時々立ち止まらないと足が前に出ない。
縞枯山展望台に行くことを伝えてあるので、どんなにのろまでも困ることはないだろう。展望台からの南八ヶ岳を堪能してもらおう。
急登を登り終えて稜線の僅かな下りになっても速度が上がらない。
たぶんかなり遅れて縞枯山展望台に到着。目の前にある茶臼山へのコースやそこからの展望の様子、五辻経由で山頂駅に戻るコースの話をして、今回は茶臼山へは行かず、縞枯山荘まで戻って昼食とすることにした。
展望台から縞枯山山頂に戻る途中で空腹が限界となり、一人で行動食を摂ることにした。
5時ころに食べた総菜パンと行動食の羊羹だけではエネルギーが完全に切れてしまった。アンパンマンの顔が濡れた状態。
最近更年期のせいか、夕方仕事中に空腹を感じると急に体が熱くなり額から汗が流れるようになることが2度あった。それは何か口にすればすぐに解消された。
今日は暑くはなっていないが、山で体調を悪くしてはまずい。
急坂の下りは当初キックステップで下ってみたが、みごとに尻餅をついた。その後はつま先に重心を掛けてスケートで滑るように降りて来た。
縞枯山荘前での昼食では、山友さんから蒸し器で蒸したての熱々あんまんとドリップしたおいしいコーヒーをいただいた。
さらに、近くにいて山で使う蒸し器に甚く感動された様子の山女子から、野菜もたっぷり入ったジンギスカンまでいただいてしまった。
ごちそうさまです。
時刻もまだ早いので山頂駅からの下山もロープウェイ下の登山道を下ることになった。
午後になって少し圧雪が緩んできた所もあったが、樹氷やロープウェイの写真を撮りながら楽しんで登山口まで下山出来た。
本日のしくじり
・山頂到着前から下山開始前までカメラのレンズに雪が付着していることに気付かず残念な写真ばかりになってしまった
・カメラの接眼目当てを落としてしまった
・コンデジの充電が不足していてすぐに使えなくなってしまった
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する