日光男体山〜三本松から廃ルートを登る


- GPS
- 04:26
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,257m
コースタイム
↓
鹿柵突破(出口) 10:01
↓
2000m付近’休憩 10:50〜10:55
↓
2397m三角点 11:37
↓
太郎山神社〜男体山山頂12:05〜12:34
↓
二荒山神社バス停 13:48
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歩行距離 10.2km 歩行時間4時間24分(三本松〜男体山2時間31分)
天候 | 晴れのち曇って最後は雨![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
tak1155さん、DIYさん、gosenjakuさんの記録を参考にしました。 ヤブ道はinoyasuの主観です。 ※三本松〜鹿柵突破まで※ 1.ドコモの鉄塔を目指し畑の淵を農作業道みちみたいな、轍を奥へ進むとそれが三本松ルートです。道は分かりにくく笹が覆いかぶさっていますが、マーキングがあり適当に歩きました。 2.鹿柵内は非常にヤブが深いです・・ 胸ぐらいまで没しました。広い笹ヤブなのでマーキングを見失わないように。 3.鹿柵を突破すると急に笹ヤブから解放されます。 ※鹿柵〜2397m三角点まで※ 1.マーキング多数 登山道のような踏み跡がずっと続いています。 とは言っても曇って薄暗かったこともあり、マーキングを追い続けるのは無理で、ある程度の直感は必要です。 ※三角点〜大岩直下※ 1.稜線なの楽勝かと思ったら、踏み跡やマーキングなくなります。 2.稜線が一部、崩れ狭い場所がありました。 3.強烈なシャクナゲとコメツガのヤブ漕ぎです あまり稜線に拘っていると右に左に稜線を巻くので注意しましょう ※大岩を巻く※ 1.ヤマレコの情報の通り大岩を右から巻くと問題なく通過できます。 2.大岩の直下を過ぎ、山肌が崩れた部分をトラバースして上に登りました。 3.その上は大勢の人が待ち構えているゴールです。 ■このコースは、ガスったり見通しが悪とマーキングが見にくくおススメできません。 晴れていれば問題ないでしょう。 ■GPSを持って行きましたが、あまり見ることなく直感のほうが有効でした。 |
写真
感想
日光男体山は何度も登っているが、山の西側から登れるルートがあると聞いたのはgosenjakuさんのヤマレコの記録から
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-210851.html
さらにそれを元にtak1155さんの記録も参考にしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-205735.html
深く御礼申し上げます。
いつこの道が廃止になったのか分かりませんが、あるのは動物の踏み跡ばかりで、鹿や熊が歩きまわっている「ケモノ道」と化しているのは確かなようです。
何となく東京朝出発でも男体山に登れるような気がしたので、9時30分に三本松を出発 ダメそうだったら引き返せばいいや。 と・・
実は戦場ヶ原を散策するのは初めてでまさか道路の奥は畑が広がっているとは思わなかった。 北海道のような広いハウス畑だった。
畑のフチを奥に進むといよいよ三本松ルートが始まる きのう大雨が降ったらしく笹にはしっかりと水滴が付いていて、10mほど歩いただけでパンツの全体が濡れた そしてさらにヤブが深くなると、全身が濡れた。
いまさらカッパなど着る気が起らず、全身ずぶ濡れのまま行動する。
いちおうスパッツだけは付けたがあまり効果なし。
登山靴も湿っぽくなり、やがて水没したような感覚になった。
もうこうなると破れかぶれで、どうなろうと関係なし。
強引に直登したり、木々を掴んで登ったりとお構いなし・・ それでもデジカメだけは濡れないように保護をした。
笹やぶは鹿柵の中では元気だが、それ以外は食べられたのかあまり密生しておらず楽に登れた。
登山道は比較的明瞭でジグを切って登るようにできている その切り返しが分からず、行きすぎて登山道を外れること数度。
マーキングは多いので登山道を見失うことはないと思うが、ある程度直感は必要です。 マーキング頼りでは、絶対に登山道を逸れます。
単調な急登が続くので飽きてきて2000m付近で休憩・・ ここまでほぼノンストップで登ってきた。
5分ほど休憩して上を目指す。 稜線は間近・・ゴールは近い。
ついに2397m三角点に着いた ここからは楽勝? (*-∀-)ゞ
甘い ここからがヤブ漕ぎの真骨頂みたいなもので、シャクナゲとハイマツみたいなコメツガに行く手を阻まれる。
マーキングもなくなり踏み跡はさらに薄くなった。
稜線を上から眺めて行きやすそうな、道を探す。 右に左にそして正面を行くとか様々なコースをとる。
稜線から山頂を見ると大勢の人が立っている いちばん安心した瞬間だった。
幅が30cmほどの稜線を通過するなど、全然楽勝ではない。
大岩は定石通り右から巻いて、そんなに危険とは思わなかった。
上を見上げると「遭難でもしたのか?」という眼つきで大勢の人がコチラを見ている ようやくゴール。
周りの人と比べてどう見ていも、泥だらけ・・ ヤブとの格闘の勲章のようなものだが、あまりに不潔感がある。 臭さっ!!
ここまで4時間を予定していたが、2時間40分で着いた。
終ってみれば、楽勝なようだがgosenjakuさんやtak1155さんの記録のおかげと感謝して山頂をあとにした。
下りは大勢の人に混じってもくもくと下った。
3合目付近で雨に降られてしまったが、大満足の三本松ルートでした。
【帰りの電車】
問題の登山着。これでは周りの人に迷惑で東武日光駅で着替えた。
登山靴の水没状態はひどく、このまま履き続ける気にもならない。
初めは15:01浅草行きの区間快速の予定だったが、ふと見ると立っている乗客も多く立ちっぱなしになる可能性高く、そして足を早く乾かしたかった。
仕方なく次の「きりふり号」に乗る 「スペーシア」に比べるとやや安いのだが、リクライニングがなく、車内販売がないイマイチな特急
しかし、車内で足を乾かし、ゆったりと帰ることができました。
2012.9.2 gosenjyaku
gosenjyakuさん こんばんは。
男体山西側から登るコースの御紹介ありがとうございます。 ホントに参考になりほとんど迷うことなく無事に完登しました。
稜線上のヤブ漕ぎだけは呆れて閉口しましたが、大した距離でないで気がついたら大岩が目前でした。
岩場はあまり実績ないのですが、一般ルートとは違い無駄に体力を使うヤブ漕ぎは惹かれますね
もちろん三本松を発ち山頂まで誰にも会いませんでした。
また面白そうなコースを楽しみにしています。
inoyasu
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