大朝日岳 劇的な展望に思わず声が!
- GPS
- 07:08
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,623m
- 下り
- 1,609m
コースタイム
→朝日小屋9:55→11:13古寺山11:21→ハナヌキ分岐11:51→12:37古寺鉱泉
【所要時間】 登り 3時間39分(CT 5:50 CT比63%)
山頂休憩 38分
下り 2時間50分(CT 3:40 CT比77%)
計 7時間09分(CT 9:30 CT比75%)
【総歩数】 33,408歩
天候 | 曇り 時々気まぐれで日差し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・林道は舗装道路で古寺鉱泉手前まで入れ、駐車場は30台位駐車可能です。 駐車場には簡易トイレ2つ有り、自販機はありません。 ・当初、日暮沢小屋から大朝日岳を周回しようと日暮沢小屋へ向かったのですが、 小屋の手前2.5km程で通行止めとなっていました。 急遽、隣りのすぐ近くの古寺鉱泉から登ることに変更しました。 ◆運転経路・時間 <行き8/31〜9/1> 自宅→R293/R294→東北道/白河IC⇒山形道/月山IC→古寺鉱泉 336km 4.5h <移動9/1> 古寺鉱泉→山形道/月山IC⇒東北中央自動車道/山形上山IC→蔵王エコーライン→刈田岳県営レストハウス 104km 1.9h <帰り9/1> 刈田岳県営レストハウス→蔵王エコーライン→東北道/白石IC⇒白河IC→R294/R293 244km 3.7h 走行距離計 684km 運転時間計 10.1h ◆東北復興観光支援パス(東北周遊プラン)を利用 3,500円 http://www.driveplaza.com/travel/2012_tohoku_cam/02/ ※周遊エリア内外にまたがる走行は「東北復興観光支援パス」の対象とならず、 別途全区間の通行料金を支払わなければならないため、使用においては注意 が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山道は、特に危険な所はありません。 朝日岳を日帰りするには一番近いコースですが、登り標高差は1500m程あります のでハードなコースです。 ・水場は、登山道途中に、一服清水、三沢清水があり、どちらも美味しい水です。 特に、一服清水が冷たく、美味しくいただきました。 頂上手前に登山道から少し離れて銀玉水がありますが、今回確認はしませんで した。 ・古寺鉱泉 朝陽館 http://oekanko.jp/index.php?page_id=75 日帰り入浴は、1回500円(10:00〜16:00) 下山後に温泉に入ろうと楽しみにしてきたのですが、12時半でもお風呂は準備 中の札がかかったままでした。直接確認はしませんでした。 山バッジは、朝陽館で購入できます。 |
写真
感想
約30年ぶりの大朝日岳。
稜線が飯豊同様きれいなので、日帰りですが、少しでも多くそのきれいな稜線を
歩きたいと思い、日暮沢小屋から左回りに、竜門山、西朝日、大朝日、子朝日と
周回しようと思ったのですが、残念ながら、日暮沢小屋や向かう林道が通行止め
で、急遽、隣の古寺鉱泉へ変更しました。
30年前に雨に降られ転がり込んだように泊った朝日鉱泉ナチュラリストの家から
登ることも頭に浮かんだのですが、移動に時間がかかり、登山開始の時間が遅れ
てしまうので止めました。
先日、sannpo69さんがここから登り、郷愁を駆られたのですが、今回はチョット
無理な時間となってしまいました。
駐車場に着くと、既に20台近い車があり、早速準備をして出発。
5時出発予定が、登山口変更で30分遅れの5時30分となってしまいましたが、出だ
しの焦りは禁物なので、意識的にやや遅めのペースで歩きます。
しかし、それも束の間で、程良い勾配で土面の歩きやすい道、いつの間にかいつ
もよりも早いペースで、汗だくで足を進めていました。
途中の一服清水、三沢清水の冷たい水で喉を潤します。
今日の天気は山形県内は晴れのはずですが、稜線には雲がかかってずっと何も展
望が無い中を、道脇の花に慰められながら進みます。
とにかく蒸し暑いですが、それも小朝日岳を越える頃には、程良い風が吹き始め
てほてった体を心地よく冷やしてくれます。
小朝日岳から下って銀玉水の辺り迄は平らな稜線歩きで、このガスは取れればい
い眺めのはずと進みますが、結局、登りでガスが取れることはなく、30年ぶりの
大朝日岳山頂は全く展望無しでした。
山頂でのんびり休憩し、その後、何人か登ってきましたが、中には諦めてすぐに
下りていく人もいました。
見えないながらも、風で視界を隠す雲は流れ続けており、切れる気配はありませ
んが、真上の空はいつの間にか青空・・。
遠く滋賀から来られ縦走して3日目の方からは、今朝は良く見えていたとのこと。
もう、諦めながら話していましたが、その方から急に、「雲が切れるよ!」と言
われ、そちらに目を向けると、雲の僅かな切れ目から今まで全く見えなかった稜
線がちらりちらりと勿体ぶるように見え隠れ。
それが少し続き・・
その間に滋賀の方は下りて行ってしまいましたが、残った4人はその雲の切れそう
な方向に釘付けになって見いっていました。
そして、その幕開けの瞬間は一気に訪れ、向かいの稜線の展望が開けました。
4人全員が同時に、
「おーっ!!」 と声を張り上げ、
「凄い」 「素晴らしい」の連呼。
眼前には、本当に素晴らしい展望が広がっていました。
西側半分と限定的でしたが、あの見たかったきれいな稜線が眼前にありました。
ずっと見えてそれを見ながら登ってきたのなら、目も慣れていますが、こんなに
劇的に見えると、その感動も一気に来ます。
頂上で初めてあった4人が旧知のように、口々に感動の言葉を発していました。
その眺めも少しの時間で、10分も経たないうちにまた雲で隠れていってしまうよ
うに、次から次へと雲が流れてきます。
でも、僅かの時間でもその展望が見えれば、もうそれで満足。
皆さんの顔が満足したように、微笑んでいました。
そして、挨拶をして、頂上を後にしました。
下りでは、登ってくるときには見えなかった稜線も見ることができ、とても充実、
満足して、気持ちよく、いつもよりもずっと軽い足取りで、駐車場に到着できま
した。
古寺鉱泉のお風呂はまだ準備中の様子で、お風呂に入ることを楽しみに下山して
来たのですが、入浴することができず残念でした。
2ヶ月前の鳥海山、月山に続く山形県の山は、今回も温かく迎えてくれました。
今日は、この後、もう一つ百名山に登るつもりですので、早々に次の目的地に向
かいました。
ちょっと、いや、かなり手抜きの本日2座目で、ここは何度行ってもすっきりと晴
れてくれませんでした。(笑)
<続く>
URU12さん、おはようございます
生憎の天気でお疲れ様でした
日暮沢方面は通行止めでしたか?
僕が行った7月は行けたのですが、途中の崖崩れでもあったのでしょうか? 2か所くらい、危険な所がありましたから・・・
事前に大江町に情報を得たら良かったと思います。
そこの職員の方、年中朝日連峰に行ってるそうなので詳しいですよ
でも、花に恵まれ、良い山旅ができたと思います
URUさん、おはようございます!
レコを読んでいて雲が切れる辺り・・・
鳥肌立ちましたよ
その場にいるような臨場感!
最高でしたね
1日2座
さすがにUさぎさんは本気出すと早いですね
追伸〜Uさぎさん抜け目ないって(笑)
sanpoさん上手い言いまわしですね
fall
URUさん、お早うございます。
速いこと、トレランではないですよね、まるで韋駄天ですね。
komorebiさんの山行記録を読ませて頂き8月初め我々ロートル3人組は2泊もかけて登っていたのですが。
小朝日岳の下りがきつかったです。
2012.9.4 tak1155
こちらからでしたか
てっきり朝日鉱泉に再訪されるものだと思い込んでいました
登りでは景色が楽しめなかった分、もくもくと集中していいペースで登りきりましたね〜(早っ)
天を味方につけた頂上での滞在時間は貴重でしたね わたしもfallさんと同じく、一喜一憂の思いでガスの切れた瞬間に鳥肌ものでした
さすがUさぎさんは、抜け目無いですね〜
この到着時間後に行けるとしたら・・・あそこですね
一日違いでニアミスったお地蔵さんが埋まってる所ですね
全体像の写真 を楽しみにしています^^
アドバイス、ありがとうございます
私が、日帰り山行はどこに行くか?
というのを決めるのは、ほとんどが、2日前か前日です。
天気を見てから行くところを決めると言えば、体裁はよいのですが、
実際は、私は全然計画的では無く、日和見です。
役所に確認するなんていうことは、まず私の頭には浮かびません
私が計画的に見えるかも知れませんが、それは間違いです
お花 がいっぱい咲いて、きれいな稜線
快晴であれば、もっともっとよかったと思います
抜け目ないUさぎさんでーーす
ガスが晴れて目の前に、一気に展望が開けたのは、
30年ぶりに登ったご褒美をいただいたような気がします
でも、天気予報は山形県内全部晴れだったので、晴れて欲しかったです
でも、山頂で何故か、予感がしていたんですよ
きっと晴れるって!!
山形は、私に優しいです
ただ、2座目は、そうはいかなかった
レコは、期待しないでください
tak1155さんの朝日縦走のレコを拝見していたのに、
日暮沢小屋への林道が、途中で通行止めというのを、
完全に見落としていました。
これに気がついていれば、朝日鉱泉から登ったかも知れません
でも、ここからの周回は長いですので、実際はどうか??
登りは景色が見えずに足早に、
下りは嬉しくて足早になったと思います
気持よく歩けたいい1日となりました
抜け目ないUさぎさんです
朝日連峰は飯豊同様に稜線がきれいなので、
ピストンよりも、周回にして、稜線をできるだけ歩きたかったのですが、
朝日鉱泉からだと時間がかかるので、日暮沢にしました
朝日鉱泉からだと、時間が足りず2座目が行けない
登りは、古寺山で追い抜いた追手のような3人組が迫っていたので、
小朝日岳を必死に登ったので、少し早くなったと思います
2座目はお地蔵さんのあるところですが、そこまでは到達していません。
もっともっと手抜きです
私のレコ上、一番○○な山行、いやハイキングだったかもしれません
ここは、同じ山形でも、ずっと相性が悪いところです
URUさん、 9月中にアクセスのよさそうな古寺鉱泉から、行こうと考えいたところです
水場や山の名前など、ありがたい情報ばかりです
山頂では、待ってた甲斐ありって感じですね
私なら、次の に一目散でしょうね。
さすが、URUさん、余裕ありますわ
URUさんのレコには、URUさんと張り合う韋駄天がたびたび登場しますが、
このスピードからすると、膝の具合は心配なさそうですね
次のレコはダブルにうってつけの でしょうか
こんにちは satoyamaさん
頂上では何となく、待っていれば・・
晴れそうな感じで、まだ帰るなよ、と囁きが聞こえたような・・
そんな感じで何となく、のんびりとしていました
滋賀の方が、代わりに囁いてくれたような気がします
余裕は無いですが、次の所が余りにも、時間が短くて済むので、
あせりは全然ありませんでした
satoyamaさんの次の山行の参考になりましたら、幸いです
膝は今もなお痛みます
歩くのにはほとんど支障は無いですが、弾力が無くなり伸びきったゴムが軋むような感じです
暫くは、仲良く付き合うしかなさそうです。
肘の脱臼ももう2年近くになりますが、今も調子悪い時がありますので。。。
次のダブルってどこですか??
自分でも、わからないんですが・・
尚、コースは違いますが、同じ朝日で、とあるsさんと速さを比べてみたら、
全然足元にも及びませんでした。。。特に下りが
まだまだ修行が足りないようです
こんばんは、URU12さん。
30年ぶりの朝日岳なんですか!
ガスが抜け感無量だった事でしょう。良かったですね
朝日岳はアルプス並みの大きなお山なのでしょ!?
こちらからはアクセスも大変です。
滋賀の方とお逢いになられたんですね。
私も頑張ります。
ダブルで蔵王も行かれた様で、お疲れ様の東北遠征ですね
朝日は、縦走して雨に降られ、30年ほど前に、
鳥原山から朝日鉱泉ナチュラリストの家に転がり込んだ
ことが鮮明に残っています。
今回で3回目ですが、30年ぶりですので、頂上のことは全く覚えていませんでした。
今回は何故か滋賀の人に縁があり、大朝日岳の人と、
蔵王エコーラインで前を走っていた初心者マークの滋賀ナンバーの
お姉さんが運転する車が遅くて遅くて、熊野岳でガスってしまいました。
追い越したくても対向車多くて、滋賀の方はこんなにのんびり走るのかなー
と思いながら、ジリジリとして車間距離が小さくなってしまいました。
普通なら、追い越させてくれるのですが・・・
朝日連峰、飯豊連峰は、とにかく稜線がきれいな山ですので、
できれば、避難小屋泊の縦走がお勧めですョ
URUさん、こんばんは。
またしても、コメが出遅れました。
ホント、綺麗な稜線の ですね〜。
コレは霧は晴れて大正解ですね
飯豊も登ったことが無いのですが、こんな感じの稜線なのでしょうか?
山形は(も?)チョット遠いのですが、URUさんのレコを見ると、行ってみたく感じます
それにしても、30年ぶりの山頂ですか〜
重みがありますね〜(^^)
ダブルハント、お疲れです
nabekaさん こんばんは
朝日、飯豊と、本当に稜線がきれいな山なんですョー
北アルプスの尖った稜線や、
南アルプスの雄大な稜線とは異なり、
私観かも知れませんが、標高は低くとも、
本当にきれいな稜線で、思わずずっと歩きたくなってしまう
奥秩父の稜線もいいですけど、
是非、ここも歩いてみてください。
テント泊は禁止なので、小屋泊になります
山形は遠くはありません、近いですョ
いつもながら精力的な登山すごいですね。
それにしても山頂からの眺望は残念でしたね。
私も4回登っておりますが完全な眺望は見たことがありません。
見えれば朝日連峰のたおやかな山並みが綺麗なはずなんですがねぇ
それにしてもこのレコを見るまでは大朝日だけを日帰りで行くことなど考えもしませんでしたが、今回のURU12さんの山行報告に刺激されましたので足が完治すればやってみようかな。
ちなみに大朝日岳は私が地元の高校山岳部に入部して初めての夏山合宿で登った山です。
その時は豪雨に降り込められて当事山頂直下の金玉水にあったテント場が浸水して小屋に非難、びしょびしょの体で震えながら寝た思い出があります。
ここ数年は狐穴小屋に泊まり小屋番の方と飲むことを楽しみにしております。
早く右足ふくらはぎの肉離れよ直れ!
晴れの天気予報で、期待して登ったのですが、
行きでは全く見えず、今日は無理なのかなー?
と思っていたのですが、頂上での展望ショー、
そして、帰りは稜線が見えましたので、十分満足しました
hikobeさんは、槍の日帰り往復をやっておりますので、
単純な往復コースだろうが、周回コースだろうが、
どこの登山口からでも、全然簡単と思いますヨ
もうお互い若い体ではありませんので、足はよく治してから、
是非、故郷の山に行ってみてください
きっと、昔の色々なことが道中思い出されて、感慨でいっぱいになるかもしれません
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