木曽駒ヶ岳・将棊頭山 (桂小場より往復)
- GPS
- 09:28
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 2,014m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ 樹林帯ではほぼ無風、稜線は微風 終日ほぼ曇りだったため、気温はあまり上がらず比較的涼しい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場到着時の気温約15℃。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全般的にルートは非常に明瞭。鎖・ロープ・梯子などなく危険な箇所はほとんど見られない。 ・道標等完備されていて、迷うようなところもない。 ・ストックは全行程利用できた。 ・登山者は西駒山荘付近まではほとんどいない。木曽駒ヶ岳付近は非常に多い。 ・このルートは特に難しい箇所はないが、標高差大きく(1,700m程度)、距離が長い(23km程度)ので日帰りで狙う場合は朝早い時間の出発が必須。 ・桂小場→大樽避難小屋:斜度が緩く歩き易い。この区間3箇所水場があるが、一番下のぶどうの泉はよく出ていた。中間の野田場はこの日はほとんど出ていなかった。大樽避難小屋近くの水場は未確認。樹林帯のため、視界はほとんどない。 ・大樽避難小屋→胸突の頭:少し傾斜が急になり、一気に標高を上げる。ここも樹林帯のため、視界はほとんどない。 ・胸突の頭→西駒山荘:稜線に出るが、視界はまだあまり開けない。トラバース気味に歩くので標高はあまり変わらない。西駒山荘そばの水場は利用可能。また、西駒山荘そばにはコマクサの群落があり、9月のこの時期でもまだ花を楽しめた。 ・西駒山荘→木曽駒ヶ岳:稜線歩き。馬の背付近まではアップダウンを繰り返すが、木曽駒ヶ岳の前で一気に標高を上げる。木曽駒ヶ岳付近は登山者が多いので、すれ違いなども発生する。 |
写真
感想
木曽駒ヶ岳はこれまで2回登っているがいずれもロープウェイ利用だった。今回はそれなしで登ることに。小黒川渓谷キャンプ場の先にある駐車場から歩き出すが、登山者はほとんど見掛けず、大変静かだった。先日の白馬とは大違い。天候は曇りで歩き始めは樹林帯なので、雰囲気が全体的に暗い。登山道も昨日降った雨のせいか、湿っていた。大樽避難小屋付近までは斜度も緩く良いペースで歩けたが、それ以降は普通の登山道程度に傾斜がきつくなる。いずれにせよ、胸突の頭までは樹林帯なので、駐車場から標高差で1,000m以上は視界はあまりよくない。この日の唯一の救いは、天気が曇りで登っていても汗をそれほどかかないことだった。
胸突の頭に上がると稜線に出るが始めは見通しがあまり効かない。西駒山荘に近づくにつれて快適な稜線歩きに変わる。西駒山荘から先もしばらくは細かなアップダウンを繰り返すが快適な稜線歩きが続く。このあたりまでは登山者の姿はほとんど見掛けない。濃の池方面の分岐を過ぎる当たりから、ロープウェイで上がってきたと思われる登山者を多く見るようになる。そして、木曽駒ヶ岳の山頂では多くの登山者で賑わっていた。ほとんど人のいないルートを歩いてきた後では、このギャップに少し面食らってしまう。混雑している山頂を早々に退散し、元のルートを戻る。帰りには将棊頭山にも寄った。この山頂からは西駒山荘がすぐ下に見えるのだが、山頂への登山道は、地図を見ても分かるとおり大きく迂回している。下りも元来た道をひたすら下るが、人には全然会わなかった。下りでは足が疲労しているのが自分でも分かったが、帰宅してGPSのデータを見て納得、歩行距離が23kmを超えていた。このルートには林道歩きはないので、100パーセント登山道歩きでの23kmはやはり足にくるようだ。
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