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Yamareco

記録ID: 221863
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬アルプス花三昧・白馬岳@蓮華鉱山道

2012年09月01日(土) ~ 2012年09月02日(日)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
29:55
距離
21.6km
登り
1,913m
下り
1,923m

コースタイム

−1日目(蓮華温泉〜蓮華鉱山道〜白馬山荘)−
(7:45)蓮華温泉ロッジ=(7:55)蓮華温泉キャンプ場=(8:25)朝日岳分岐=
(9:10)カモシカ展望台(9:30)=(9:50)瀬戸川出合=(11:15)鉱山事務所跡(11:30)=
(13:40)雪倉岳分岐(14:20)=(15:00)三国境(15:10)=(15:45)白馬岳=
(16:00)白馬山荘
歩行時間:6時間20分

−2日目(白馬山荘〜白馬大池〜蓮華温泉)−
(7:15)白馬山荘=(7:30)白馬岳(7:40)=(8:10)三国境=(8:50)小蓮華山(9:00)=
(10:00)白馬大池(11:00)=(12:00)天狗の庭(12:20)=(13:40)蓮華温泉
歩行時間:4時間45分

累積歩行距離:21.6km
累積標高差(登り):1,856m
累積標高差(下り):1,861m
天候 9/1 (朝)晴 (昼)曇 (夕)曇
9/2 (朝)濃霧 (昼)晴
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■路線バス
糸魚川バス株式会社
http://www.marukei-g.com/busgroup/hakuba/hakuba.html
コース状況/
危険箇所等
【トピック・登山道状況】
−1日目(蓮華温泉〜蓮華鉱山道〜白馬山荘)−
・兵馬平の木道歩き
・カモシカ展望台からの展望
・雄大な蓮華菱を望む
・静かな鉱山道ルート
・国内最大の山岳宿舎
・白馬スカイプラザ
・蓮華鉱山道は熊注意!

−2日目(白馬山荘〜白馬大池〜蓮華温泉)−
・雄大な白馬岳
・小蓮華尾根の稜線闊歩♪
・豊かな白馬大池と雷鳥坂
・源泉かけ流しの蓮華温泉
・蓮華七湯の野天風呂
・危険箇所はありません

【日帰り入浴施設】
白馬岳 蓮華温泉ロッジ
http://w2.avis.ne.jp/~renge/annai.html
蓮華温泉無料駐車場
70台ほどのスペースがありますが、
週末は満車になります
蓮華温泉無料駐車場
70台ほどのスペースがありますが、
週末は満車になります
蓮華温泉ロッジ
日帰り入浴が可能です
蓮華温泉ロッジ
日帰り入浴が可能です
林道を10分ほど歩きます
林道を10分ほど歩きます
蓮華温泉キャンプ場
平坦なサイトで、とても快適そうでした
蓮華温泉キャンプ場
平坦なサイトで、とても快適そうでした
木道歩き
濡れています…大変滑ります(^^ゞ
木道歩き
濡れています…大変滑ります(^^ゞ
蓮華鉱山道近道への分岐
蓮華鉱山道近道への分岐
いきなり高度を下げる事になります
いきなり高度を下げる事になります
アヤメ平より五輪山、朝日岳を望みます
長大な五輪尾根が続いています
1
アヤメ平より五輪山、朝日岳を望みます
長大な五輪尾根が続いています
朝日岳・蓮華温泉の分岐
朝日岳・蓮華温泉の分岐
油の乗った木道…ツルッツルです(^^ゞ
アイゼン履いてやろうかと思いました
油の乗った木道…ツルッツルです(^^ゞ
アイゼン履いてやろうかと思いました
姫負峠
これよりシャクナゲ尾根に取り付きます
姫負峠
これよりシャクナゲ尾根に取り付きます
木の根っこが張り巡らされたシャクナゲ尾根
木の根っこが張り巡らされたシャクナゲ尾根
何本もの木が合体していました
何本もの木が合体していました
カモシカ展望台への分岐
カモシカ展望台への分岐
カモシカ展望台から小蓮華山を望みます
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カモシカ展望台から小蓮華山を望みます
蓮華温泉・鉱山道の分岐
これより鉱山道が始まります
蓮華温泉・鉱山道の分岐
これより鉱山道が始まります
瀬戸川を渡渉します
10月まで橋を渡してあります
瀬戸川を渡渉します
10月まで橋を渡してあります
樹林帯を緩やかに登っていきます
樹林帯を緩やかに登っていきます
沢筋を登ります
鉱山事務所跡
大きな池糖がありました
大きな池糖がありました
緩やかな登りがしばらく続きます
なかなか高度を稼ぐ事が出来ません
緩やかな登りがしばらく続きます
なかなか高度を稼ぐ事が出来ません
比丘尼飯場
瀬戸川を再び渡渉します
この後に2つ渡渉点があります
増水時は渡れません
残雪時はルートファインディング必須です
瀬戸川を再び渡渉します
この後に2つ渡渉点があります
増水時は渡れません
残雪時はルートファインディング必須です
ようやく勾配のある登りが始まりました
ようやく勾配のある登りが始まりました
カライトソウ
カンチコウゾリナ
カンチコウゾリナ
ミヤマアケボノソウ
ミヤマアケボノソウ
タカネマツムシソウ
タカネマツムシソウ
サンダーブレード
サンダーブレード
塩谷精錬所跡
展望が利きだしたら、最後の登りです
標高差200mを登り詰めます
展望が利きだしたら、最後の登りです
標高差200mを登り詰めます
白馬岳・雪倉岳・蓮華温泉の分岐
白馬岳・雪倉岳・蓮華温泉の分岐
雪倉岳へ続く稜線
雪倉岳へ続く稜線
鉢ヶ岳
ピークは辿らずトラバースします
7月頃は雪渓上を歩くようになります
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鉢ヶ岳
ピークは辿らずトラバースします
7月頃は雪渓上を歩くようになります
コマクサ
三国境へ続く稜線
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三国境へ続く稜線
三国境
富山・新潟・長野の県境です
三国境
富山・新潟・長野の県境です
ガレを登ります
トウヤクリンドウ
もう少しで開花しそうです
トウヤクリンドウ
もう少しで開花しそうです
白馬岳(標高2,927m)
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白馬岳(標高2,927m)
白馬山荘
白馬岳山頂から下って10分です
白馬山荘
白馬岳山頂から下って10分です
今回は山小屋泊です
20人部屋に10人が宿泊
1人2畳の悠々スペースでした
今回は山小屋泊です
20人部屋に10人が宿泊
1人2畳の悠々スペースでした
スカイプラザにて乾杯♪
スカイプラザにて乾杯♪
お酒と談笑が進みます
標高が高いと酔いやすいです
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お酒と談笑が進みます
標高が高いと酔いやすいです
白馬山荘の夕食
一番遅い3回戦(18:30〜19:00)でした
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白馬山荘の夕食
一番遅い3回戦(18:30〜19:00)でした
翌朝…霧雨と濃霧
翌朝…霧雨と濃霧
残念な稜線歩きです
残念な稜線歩きです
小蓮華山へ続く稜線
小蓮華山へ続く稜線
小蓮華山(標高2,766m)
晴れていれば絶景が広がります
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小蓮華山(標高2,766m)
晴れていれば絶景が広がります
小蓮華尾根を下る
稜線漫歩…とはいかない強風が吹き付けます
小蓮華尾根を下る
稜線漫歩…とはいかない強風が吹き付けます
白馬大池山荘(標高2,380m)
白馬大池山荘(標高2,380m)
テント場は30張との事ですが、
建物(トイレ)の奥にもサイトがあります
ペグが打ち込みやすい快適なサイトです
テント場は30張との事ですが、
建物(トイレ)の奥にもサイトがあります
ペグが打ち込みやすい快適なサイトです
白馬大池
強風で波が立っています
強風で波が立っています
小蓮華山・蓮華温泉の分岐
小蓮華山・蓮華温泉の分岐
チングルマの穂毛が揺れています
チングルマの穂毛が揺れています
ゴーロを緩やかに下ります
ゴーロを緩やかに下ります
天狗の庭(標高2,000m)
天狗の庭(標高2,000m)
糸魚川市街を眺望できます
姫川より日本海が広がります
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糸魚川市街を眺望できます
姫川より日本海が広がります
樹林帯を緩やかに下ります
樹林帯を緩やかに下ります
蓮華の森
木が岩の上にのし掛かっていました
木が岩の上にのし掛かっていました
蓮華七湯の野天風呂
蓮華七湯の野天風呂
ズームアップ!
なかなか盛況です
ズームアップ!
なかなか盛況です
蓮華七湯の案内
泉質が全て違うという所が魅力的です
蓮華七湯の案内
泉質が全て違うという所が魅力的です
白馬岳への登山口
白馬岳への登山口
蓮華温泉の料金表
蓮華温泉の料金表
内湯は蓮華温泉ロッジ内です
源泉かけ流しでとても良い泉質でした
湯温はかなり熱いです
内湯は蓮華温泉ロッジ内です
源泉かけ流しでとても良い泉質でした
湯温はかなり熱いです

感想

今年の白馬岳登山は、未踏の蓮華温泉から始まります。
白馬大雪渓、栂池高原ルートに次いで人気のコースですが、
蓮華鉱山道はあまり歩かれていない状況でした。
踏み跡は明瞭で迷う事はありませんが、
7月初旬の残雪時は、ルートファインディングが必須になります。
増水時は鉄砲水の恐れがあり、瀬戸川は渡渉出来ません。
朝日岳〜雪倉岳からの周回に使われる事が殆どなので、
こちらから白馬岳に歩かれる方はいませんでした。
登山者が少ないルートですので、静かな山歩きが可能です。
瀬戸川から水が得られるため、水場は豊富にあります。

ルートの構成は、まず兵馬平までいきなり下り、
そこから延々と緩やかな登りが続くため、なかなか標高を稼げません。
距離は長いですが、下りに用いると比較的楽に下山出来ると思います。

三国境からは喧騒増大。やはり人気の小蓮華尾根です。
白馬岳の頂上にもたくさんの人が写真撮影していました。
今日は山小屋泊なので、どうなるものかと心配でしたが
宿泊客は300人ほどで、20人の大部屋に10人宿泊。
1人2畳の余裕なスペースが得られました。
部屋に荷物を置いてから食事までは、
レストラン・スカイプラザで談笑しながら過ごしました。
生ビールからワインまで揃えてあります。

3時に起床し星空を眺めに出ましたが、残念ながら濃霧。
結局、午前中はずっと濃霧と強風でした。
丸山から白馬岳を眺めたかったのですが、眺望ゼロのため待機。
7時過ぎに白馬山荘を発ちました。

小蓮華尾根は強風のため、防寒対策が必要でした。
時折、横殴りの風が吹き付けます。
眺望がまったく利かない稜線は、ただただ天候が悪く辛いものです。。
白馬大池ではハイマツに隠れながら、寒々昼食を摂りました。
池からの雄大な眺望もなく、波が立っているだけでした(^^ゞ。

蓮華温泉へ下る頃には晴れ間が出てきました。
下山後はお約束の温泉入浴♪山歩きの疲れを癒します。
源泉かけ流しのため、とても良い湯でした。
湯温はかなり熱めです。お子さんには厳しいかもしれません(^^ゞ

…と、いうわけで今年の白馬もガスガスでした。。
何故か白馬岳では天候に恵まれないのか、こういった事ばかりです。
スカーン!と晴れ渡った空と白馬を眺めてみたいものです。
来年は鑓温泉から上がって、また三山を縦走してみたいと思います。

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