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Yamareco

記録ID: 2219828
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

日高の分水嶺 北戸蔦別岳〜1940m峰〜ピパイロ岳〜1712m峰〜1559m峰〜1644m峰南の鞍部

1984年08月05日(日) ~ 1984年08月10日(金)
 - 拍手
GPS
128:00
距離
41.3km
登り
2,202m
下り
2,403m

コースタイム

1日目
山行
2:00
休憩
0:00
合計
2:00
15:00
二岐・二ノ沢出合 天場
2日目
山行
10:00
休憩
0:00
合計
10:00
6:00
360
宿泊地
12:00
240
16:00
1940m峰(1967m)
3日目
山行
7:17
休憩
2:00
合計
9:17
6:00
240
1940m峰(1967m)
10:00
11:00
60
12:00
13:00
137
ピパイロ岳・国境分岐
15:17
1560m鞍部
4日目
山行
8:11
休憩
1:29
合計
9:40
5:50
50
1560m鞍部
6:40
6:53
129
1590m峰
9:02
9:15
82
1712m峰
10:37
10:55
90
1707m峰
12:25
13:10
140
1696m峰
15:30
1484m鞍部
5日目
山行
8:05
休憩
1:27
合計
9:32
7:15
84
1484m鞍部
8:39
9:10
35
1559m峰
9:45
10:15
32
縦走断念地点
10:47
11:00
167
13:47
14:00
167
1085m二股
16:47
ポンチロロ沢出合
6日目
山行
5:55
休憩
0:00
合計
5:55
6:00
355
ポンチロロ沢出合
11:55
林道(車に乗っけてもらう)
 3日目のピパイロ岳・主脈分岐までのコースタイムは紛失したので適当に記載した.
 地形図のルートで5日目の分水嶺から離れ沢に下るまでと6日目の車に乗っけてもらった場所は正確でない.他は手書きだがそれほどずれていないと思う.
天候 8月5日:晴れ 6日:晴れ 7日:晴れ 8日:霧のち雨 9日:晴れ 10日:晴れ 
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
占冠駅からバスで日高に行き,ここからタクシーでチロロ林道の二岐林道分岐まで入る.
下山後、チロロ林道を歩いていると北海道電力のジープが通り日高営業所まで乗っけてくれた.
コース状況/
危険箇所等
 北トッタベツ岳までは登山道があるので問題となる場所はなかった.ピパイロ岳までの国境稜線も踏み跡がありひどいやぶ漕ぎはなかった.1911m峰西の北に向かう国境稜線分岐からはハイマツ主体のやぶ漕ぎになる.ここの国境稜線は背の高いハイマツのやぶもあり大変だった.下った沢は長いが特に危険な場所はなかった.
5日 二岐・二ノ沢出合にテントを張る.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
5日 二岐・二ノ沢出合にテントを張る.
6日 北トッタベツ岳の近くから南に続く国境稜線.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
6日 北トッタベツ岳の近くから南に続く国境稜線.
北トッタベツ岳の近くから北に続く国境稜線.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
2/9 0:00
北トッタベツ岳の近くから北に続く国境稜線.
北トッタベツ岳の近くからピパイロ岳.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
北トッタベツ岳の近くからピパイロ岳.
北トッタベツ岳近くからエサオマントッタベツ岳とさらに南に続く国境稜線.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
北トッタベツ岳近くからエサオマントッタベツ岳とさらに南に続く国境稜線.
北トッタベツ岳の下りからトッタベツ岳と北トッタベツ岳.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
北トッタベツ岳の下りからトッタベツ岳と北トッタベツ岳.
1856m峰付近からトッタベツ岳と幌尻岳,北トッタベツ岳.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
1856m峰付近からトッタベツ岳と幌尻岳,北トッタベツ岳.
1856m峰付近から北に続く国境稜線.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
1856m峰付近から北に続く国境稜線.
1940m峰(1967m)とピパイロ岳.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
1940m峰(1967m)とピパイロ岳.
1940m峰が近づく.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
1940m峰が近づく.
7日 ピパイロ岳が近づく.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
7日 ピパイロ岳が近づく.
ピパイロ岳山頂.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
2
2/9 0:00
ピパイロ岳山頂.
ピパイロ岳から1940m峰.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
ピパイロ岳から1940m峰.
1560m鞍部.ここは風もなく快適.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
2/9 0:00
1560m鞍部.ここは風もなく快適.
1560m鞍部からピパイロ岳が見える.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
1560m鞍部からピパイロ岳が見える.
8日 1712m峰からルベシベ山に続く国境稜線.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
2/9 0:00
8日 1712m峰からルベシベ山に続く国境稜線.
1484m鞍部にテントを張る.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
1484m鞍部にテントを張る.
9日 1559m北の鞍部付近.ハイマツの猛烈なやぶが続き嫌になり西側の沢に下った.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
2/9 0:00
9日 1559m北の鞍部付近.ハイマツの猛烈なやぶが続き嫌になり西側の沢に下った.
沢に出た.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
2/9 0:00
沢に出た.
オショロコマがたくさんいた.捕まえたが小さいので逃がしてやった.
2020年02月09日 00:00撮影 by  OpticFilm 8200i, Plustek
1
2/9 0:00
オショロコマがたくさんいた.捕まえたが小さいので逃がしてやった.
撮影機器:

感想

 とても古い山行だが北海道の分水嶺として公開.前年までで北戸蔦別岳から楽古岳までを分割して歩いたので今回は北部の芽室岳までの縦走を試みた.夏休みに北海道ワイド周遊券を利用し約10間分の食料と燃料を入れた重いザックを担ぎ出かけた.

 初日は二岐沢出合 登山口から林道とフキの多い道を歩き二岐・二ノ沢出合にテントを張った.ここに関東の5人のパーティーがいた.

 2日目は登山道を歩き北戸蔦別岳から北に向かう国境稜線を歩いた.ピパイロ岳までは踏み跡があるのでやぶ漕ぎは辛くはなかった.この日は1940m峰(1967m)山頂近くにテントを張った.

 3日目は1940m峰北東の1793m鞍部付近からポンチロロ沢の源頭に40分かけて水汲みに行きピパイロ岳まで歩いた.ピパイロ岳から1911m峰の東まで戻り北に向かう国境稜線を下った.ここから踏み跡はほぼなくなりハイマツ主体のやぶ漕ぎになったが下りなのでそれほど辛くはなかった.1560m鞍部まで下りテントを張った.ここはダケカンバのある比較的快適な場所だった.やぶ漕ぎの途中でコースタイムを記載した手帳を紛失した.

 4日目は鞍部から1590m峰の登りのハイマツのやぶ漕ぎがひどく苦労した.1590m峰には少し切り開きがあった.1712m峰の山頂はテントが張れないが途中にテントが張れる荒地があった.また岩場もあった.1707m峰付近は岩場が多かった.この日は1484m鞍部にテントを張った.ここで鞍部から北西の沢の源頭まで往復1時間30分かけて水汲みに行った.

 5日目は1559m峰を越えたあたりからハイマツのやぶ漕ぎが嫌になり西側に近づいてくる沢をめがけて30分で下ってしまった.下った沢は水量が少なく大きな滝もなく危険な場所はなかった.所々にある水たまりにはオショロコマが水族館の水槽のようにたくさんいて手づかみで捕まえた.ただしエサが足りないのか比較的小さな魚がほとんどで逃がしてやった.この日はポンチロロ沢出会いにテントを張った.ここに北大のパーティーがテントを張っていた.

 6日目は長い林道を歩いていたら北海道電力のジープが通り日高営業所まで乗っけてくれた.

 芽室岳まで歩けなかったが,これで楽古岳からピパイロ岳を経由し1559m峰までつながった.ピパイロ岳以北の稜線はやぶが猛烈で無雪期に歩くのは非常に大変だとわかった.ここは残雪期に歩く場所だと思う.

 この山行では1日と5日目の2パーティー以外には誰とも会わなかった.

 この記録は2020年4月に公開.

 ここから北に続く山行:
日高の分水嶺 ルベシベ山(五ノ沢),チロロ岳(チロロ川三股左沢)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2220397.html

 ここから南に続く分水嶺山行:
日高の分水嶺 北戸蔦別岳〜幌尻岳〜エサンマントッタベツ岳〜1917m峰〜カムイエクウチカウシ山〜1823m峰〜コイカクシュサツナイ岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2203946.html

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