富士山トレッキング（吉田口コース）

2012年08月17日(金) ~ 2012年08月18日(土)

• GPS: 26:08
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,706m
• 下り: 1,699m

コースタイム

8/17
09:57　登山開始（吉田口）
10:31　安全センター
11:33　花小屋（七合目）昼食
13:21　白雲荘（八合目）着

8/18
04:45　白雲荘（八合目）発
06:30　九合目
07:07　頂上小屋　休憩
09:00　剣ヶ峰山頂
10:58　七合目トイレ
11:29　安全センター
11:56　吉田口　着

天候

8/17 晴れ/曇り/一時雨
8/18 晴れ/曇り/一時雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

マイカー規制は解除されていましたが、マイカーではなく、バスで5合目に向かいました。
マイカーでは渋滞の予測ができず、時間が読めないため、より確実な方法を採りました。
実際、5合目近辺はクルマがすし詰め状態でしたので、バスの選択は正解でした。

富士急行登山バス
http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/28.html


クルマは県立の北麓駐車場に駐車しました。
駐車場内にバス停があり、バスへの乗り換えはスムーズです。

県立富士北麓駐車場（駐車無料。マイカー規制期間中は1000円/回）
http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/traffic/parking/fujihokuroku_parking.html

コース状況／危険箇所等

初めての富士登山。

八合目の白雲荘に宿泊し、翌日登頂して下山するコースにしました。

白雲荘のスタッフは愛想も良く親切でした。
混雑し、狭苦しい中で寝ることになりましたが、さほど不満はありませんでした。

八合目　白雲荘
http://www5c.biglobe.ne.jp/fujisan/sub3.htm



下山後は、駐車場近くの日帰り温泉「溶岩の湯　泉水」に寄りました。

HPからクーポンを印刷していくと、100円割引になります。
800円->700円。

溶岩の湯　泉水
http://www.fuji-sensui.jp/

写真

県立北麓駐車場。

まだできたばかりらしく、とても綺麗。
駐車無料（マイカー規制期間中は1000円/回）

駐車場内にあるバス停。

今はマイカー規制期間ではないので、マイカーで5合目まで行くことも可能。

しかし敢えて、バスで行く。
マイカーでは、5合目の渋滞の予測がしにくいので、時間が読めない。
より確実で、計算をたてやすいバスを選択した。

下界の天気はまぁまぁ。

でも、富士はガスに包まれている。

富士急の登山バス。
これで5合目まで行く。

往復で1800円。

5合目。
すでに大変な賑わい。

高度順応のため、ここで2時間近く暇つぶしをする。

名物「富士山めろんぱん」。
レストハウスの1階パンコーナーで。

1個250円。
ちと高いのはご愛敬。

黒い部分はココアパウダー。
山頂の白い雪の部分は、パウダーシュガー。

表面はカリッと焼きたてで中はふわふわ。
美味しい。

ちなみに3個入りは1000円。
価格設定が変のように感じるが、箱付きなので、その箱代が含まれている、ということか。

高度順応を終え、登山開始。

ガスっていて景色が一切無い。

歩いているうちには、ときどきガスが流れて下界が覗けることもある。

そんなのをささやかな楽しみにして、黙々と歩く。

花小屋。
七合目に当たる。

花小屋のランチメニュー。

Aセットをオーダー。
いちばんボリュームがあるし、お得な気がする

小屋の前のベンチで待っていると、ほどなくランチが到着。

カップヌードルは、シーフードを選択。
他に、醤油を選ぶこともできる。

ライスバーガー。
間に挟まっているのは、味付けされた焼き肉。

本日のお宿、八合目白雲荘に到着。

頭痛が起きる気配は微塵もない。
どうやら、高山病の心配はなさそうだ。

到着を祝して、こっそりビールで乾杯！

体調を損なわないように、下山するまで酒は控えるようにと仲間から言われたのだが。
1本くらいならいいよね。

2Fの大部屋。
我々の到着が早かったのか、他にはまだ誰もいない。

ひょっとして、今日は空いてるのかな？

などと思ったのは大間違いで、このあと、次から次へと客がやってきた。
日が落ちても客足は途絶えず、結局、空き間もないほど人でいっぱいになってしまった。

ヒマつぶしに小屋の前をウロウロする。

全体的に曇り基調なのだが、時々晴れ間が見え、夏らしい積乱雲が顔を出す。

井村屋のスポーツようかん。
なんとなく買ってみた。

甘すぎず、ほどよい塩味が効いているのがいい。
美味しい。

夕食のカレーライス。
ハンバーグ付き。

美味しく頂きました。

翌日の朝食となる、お弁当もこの時点で配られる。
貼るカイロがついているのは、、、お弁当を温めるため？

朝食弁当の中身。

おいなりさん4つと、ウィンナ2本。
漬け物が少々。

貼るカイロは本来の用途、体に貼って使えば良いらしい。
おいなりさん温めないもんね。

明けて18日。

あいかわらずの曇り空だが、天の恵みか、朝日のところだけ雲が切れはじめた。

御来光。

山頂で見るというプランもあったが、ムリせず小屋の前から。

神々しい光に、心が洗われるようだ。

しばらく堪能してから、身支度整えて出発。

頂上小屋前。
たくさんの人でごった返している。

お鉢巡りに出発。
反時計回りに巡ることに決定。

なんか天気が良くなってきたかな？

噴火口。

のちに調べたところ、この噴火口は直径約700mもあるそうだ。
過去数百回もの激しい噴火をくりかえしてきたのだという。

剣ヶ峰の手前の急登、馬の背。
反時計回りに巡ることにしたのは、この馬の背を登りにとるため。

"難所は登りでとる"のが登山の原則。

日本最高地点に立つ。
ガスっていてなーんにも見えない。

剣ヶ峰を下り、お鉢巡りの続き。
もうすぐ1周。

ときどき訪れる晴れ間が気持ちいい。

1周終わって、小休止。

行動食のハイチュウが、パンパンに膨らんでいる。
なんか得したような気になるが、中身は下界と変わらない。

ここからは、約3時間の本格的な下り。
ただひたすら黙々と歩くのでは、飽きてしまうに決まっている。

とはいえこの曇り空では展望もあまり期待できないから、録り溜めしたしたラジオでも聞きながら、のんびり歩くことにする。

愛用のMP3プレイヤー。

下りはずーっと、こんな感じ。

ちなみに登りと下りはルートが違う。
前日は、登りルートを下ってくる人をちらほら見かけたが、危ないのでやめましょう。

七合目公衆トイレ（有料）。

山頂で、「下りルートにトイレはないのでここで用を足していけ」と案内しているガイドさんがいたが、ちゃんとある。

しかし下りは長いので、下り始める前にトイレに行っておくのは正解だと思う。
その意味では、ガイドさんの言うとおり。

安全センター。

なぜか、このあたりから頭痛がし始める。
最初は微痛だったのが、最後にはガンガンしてきた。

下りてから高山病にかかる、なんてこと、あるのだろうか。

雨が降り出しそうなので、先を急ぐ。

5合目に到着。

あいかわらず頭が痛いが、仲間と合流するまでしばらく時間がある。
ゆっくりすれば頭痛も引くだろう。

レストハウスの「溶岩ラーメン」\1200。

白濁スープは薄めの味付け。
辛味をつけた挽肉炒めをほぐして食べる。

辛味が全体に広がると、担々麺のような感じになる。
美味しゅうございました。

ラーメン食って食休みしているうちに、頭痛もすっかり抜けた。
やはり軽い高山病だったようだ。

上にいる間は頭痛が無くて、下におりたとたんに頭痛。
日帰りのスピード登山などでは無く、泊まりがけでじっくり登っているにもかかわらず。

休んでたら直ったから、典型的な高山病の症状なのだが、どうして発症したのか、理由がよくわからない。


気を取り直して、こけももソフトをいただく。
疲れた体に甘い物が美味しい。

仲間と合流し、バスに乗って駐車場まで戻る。
富士を見あげると、ガスが流れて晴れている。

ま、ヤマってそんなもんだよね！

下山後は、駐車場近くの日帰り温泉「溶岩の湯　泉水」へ。

HPからクーポンを印刷していくと、100円割引になる。
800円->700円。

浴場はそんなに広いわけではないが、露天もあるし、十分楽しめる。

休憩スペースは豊富。
1階だけで無く地下にもスペースがあり、そちらのほうが空いていた。

風呂上がりにキリンレモン。

どのあたりが「大人の」なのかよくわからないが、甘すぎなくて美味しい。

家に帰っても何もないので、帰路、高坂SAに。
夕食を食べて帰る。

ノンアルコールビール。

運転手だから飲めないので、せめて雰囲気だけでも。

国産豚の生姜焼き定食。

大変美味しゅうございました。

感想

hmngbird73

雑感は日記にて

[富士山トレッキング（吉田口コース）(1日目)]
http://www.jognote.com/days/12863275

[富士山トレッキング（吉田口コース）(2日目)]
http://www.jognote.com/days/12863304