木曽駒ケ岳・宝剣岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 461m
- 下り
- 442m
コースタイム
- 山行
- 2:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:02
- 山行
- 1:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:55
天候 | 初日:晴れ、二日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳付近の稜線は視界が悪いと高度感がある それ以外は危険と感じる箇所はない |
写真
感想
紅葉ピークと予想された10月第1週目は都合が悪く、9月最終週に第一弾の決行となった。場所は夏の飯豊山の代替候補にも名前の挙がった中央アルプスの木曽駒ケ岳。
麓の菅ノ平バスセンター近くの駐車場に車を止めてバスでしらび平へ、さらにロープウェイを乗り継いで標高2612Mの千畳敷へ一気に登る。お手軽さの為か?千畳敷には人がごった返し駒ケ岳に向かうカール地形の登山道にも人の列が連なる。乗越浄土・中岳を経由し、この日の宿泊場所である山頂小屋横のテント場には1時間チョッとで到着、とりあえずテントを設営する。
テント場に荷物を置いて駒ケ岳山頂へ、テント場からは20分程の軽い登りである。駒ケ岳山頂は比較的スペースがあり駒ケ岳神社の社が2つある。この日は晴天に恵まれ山頂からは御嶽山、乗鞍岳や槍・穂などの北アルプス、八ヶ岳連峰、甲斐駒や仙丈などの南アルプスやその先には富士山などが望めた。
正午前にはテント場に戻り、ビールで乾杯の後はマッタリ。午後からガスが上がってきて急に視界が悪くなり始める。午前中に山頂で眺望を楽しめたのは非常にラッキーだった。ビールを呑んでいる頃はポカポカとした陽気だったが日が傾くにつれ寒くなりだし、テントの中でゴロゴロする。その夜、標高2860Mの稜線上にある山頂小屋テント場はかなり冷え込んでカナリ寒かった。用心してカナリ着込んだハズだったが更なる防寒対策が必要のようである。
翌日は朝からガスでイマイチな視界の中を宝剣山荘からの稜線を宝剣岳に向かう。宝剣岳のピーク前後は急峻な岩場でかなり危険を伴う。慎重に足場を確保しながら宝剣岳を越えるとハイマツの稜線に出る。鞍部の極楽平に近づく頃にはガスが引き始め、徐々に眺望が開け始めた。極楽平からハイマツ林の中を千畳敷へ下る。途中、道沿いでは僅かに黄・紅に色づいた葉を見ることが出来たが時期的にも少し早かったようである。ロープウェーのガイドのお姉さんによると紅葉のピークは例年通りで更に1週間ほど先らしい。
バスとロープウェーを乗り継げば森林限界近くの標高点まで楽にたどり着けて労せず秋山の風情を満喫できる。宝剣岳はチョッと険しいが、それ以外のポイントは登山道も良く整備されたシロウトさんにもお薦めポイントである。但し、やはりお手軽なだけにハイシーズンにはロープウェーが2〜3時間待ちと言うこともザラなことは覚悟しておく必要がある。また、短時間で高度を稼げるために高山病の症状が出易いことも注意しなければならないようである。テント泊のためにそれなりの荷物はあったが初日・二日目とそれぞれ歩行時間2時間程度の手軽な紅葉企画第1段であった。
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