西穂高岳 山頂 厳冬期(西穂山荘テント泊 〜 西穂山頂 ピストン)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 877m
- 下り
- 878m
コースタイム
天候 | 晴天(風は強い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場まで道路に積雪はなし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ西穂高口駅から西穂山荘まで、トレースがしっかり付いており、 ワカンは必要なかった。アイゼンは終始必要。 西穂山荘から独標までは、風は非常に強いが気温は高くトレースもしっかりあるので、特に問題なかった。 独標からピラミッドピーク、西穂山頂までは、岩と雪と氷のミックス。 ダブルアックスを装備していないと、アルパイングレードはかなり上がると思う。 長野側に巨大な雪庇が伸びているので、踏み抜かないように細心の注意をはらうこと。 数日前の降雨の為か、雪がしまっていたので西穂山頂直下の急登もクライムダウンで安全に降りることができた。降雪直後はバイルもアイゼンも利かないので、懸垂下降が必要かもしれない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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---|
感想
かなり強風だったが、予報通り気温は高く視界も良好でした。
厳冬期の条件としてはかなり良かったと思う。
衣類も、ミレーのアミアミの上にパタゴニアのキャプリーンサーマルウェイトを着て、ハードシェルのみ。
一応予備としてパタゴニアのR1をザックに入れていったが、使うことはなかった。
しかし、バラクラバとゴーグルの必要性を強く感じた山行でもあった。
この2つの装備がないと、恐らく独標すらもたどり着くのは難しかったと思う。冬山では、この2つは好天の予報でも必ず持参したい。
独標から先は、アイスアックスもしくはピッケルの2本持ちが望ましいと思う。
僕は60cmのベントシャフトのピッケル(クライミングテクノロジー「ハウンドG)と、ペツルのアイスアックス50cm「クォーク」の2本を持参した。
急斜面はダブルアックスで上り、
緩斜面では60cmのピッケルが役に立った。
これが50cmのアイスアックス2本だったら、少し不便だったと思う。
今回のように、雪が少なく凍っている場合はロープを出す必要は感じないと思う。
西穂山頂直下もダブルアックスのクライムダウンで全く不安はない。
しかし、降雪直後など、アイゼン、ピッケルが利かない場合は、懸垂下降が必要かもしれないので準備があるにこしたことはないだろう。
今回、僕は西穂登頂後、西穂山荘に戻ってきてからテントを撤収して下山したが、
登山のスピードに自信のない方は、早起きしてテントなど全て撤収して、山荘にデポ。サブザックのみでアタックしたら1時間前後はロープウェイまでの時間に余裕ができると思う。
カメラのバッテリーが寒さですぐに落ちたので、非常に短いですが独標〜西穂山頂までの様子です↓(動画3分弱)
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