那須岳〈太陽系ハイク〉
- GPS
- 06:02
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 914m
- 下り
- 902m
コースタイム
9:14茶臼岳9:18
9:58峰の茶屋跡10:02
10:41朝日岳10:47
11:50三本槍岳12:30
14:41ロープウェイ山頂駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ山頂駅から茶臼岳 降りてすぐ右に大きくカーブしたあとの急登は砂地なので歩きづらいです(下りも滑り易い)山頂直下300mくらいからガレ場になる。硫黄の匂いも強くなるので注意。 茶臼岳から朝日岳 岩場の道を峰の茶屋まで下り一旦平坦な土の道から茶臼とは地質が違う岩場になる。鎖場ではないが随所に鎖状の手すりがあり痩せた尾根を通る場面もあるので注意。 朝日岳の肩から山頂へもガレた岩場が続く。 朝日岳から三本槍岳 また地質が変わり茶臼周辺に近いタイプのガレ場になる。2ピークほど超えると急な木段を降りきったところは短距離だが尾瀬のような木道になる。その先は両脇に草木が覆う狭い道になり、そんな道が終盤は蛇行しながら山頂まで続く。 |
写真
感想
もっぱら奥多摩・秩父しか登らない私としょっちゅう北や南アルプスばっか攻める友人と全く単独行をしたがらない友人と3人で登るのは今回は那須岳。那須塩原は観光で有名な土地柄、山へ向かう道中も興味を引く観光施設などの誘惑が多い。
那須岳は下から登るのが当然の選択と信じて疑わずに駐車場まで来たが地図で見る限り無駄な時間を費やしそうなルートだったのでロープウェイに乗ることに変更。
最初から砂地の急登でアキレス腱伸ばしっぱなしな登りをグイグイ進み、足元がガレ場に切り替わった辺りで一旦休憩をした。
振り返るとそこには広大な景色が広がっており、なんか地球を感じるなとかジ・アースだなとかわけのわからないことを友人たちと話しながらまあ、端的に言えば地球万歳ということで先に進む。
茶臼岳ではお釜を周回しつつ峰の茶屋跡を目指す。途中で噴煙地を下に見ながら硫黄の匂いにむせ返りつつ歩いていく。クレーターを想像させるその大穴の周遊はさながら月面旅行とでも形容しようか?いや、もちろん月面なんて歩いたことなんかありませんがね、ニュアンスとして。
思ってた以上に一気に下り、朝日岳への登り返しになるのだが、朝日岳は茶臼岳と全く地質が違うようで基本的に岩が赤い。まるで火星を思わせるその見た目からいつの間にか朝日岳山頂を目指すことを「マーズアタック」と呼んでいた。ええ、もちろん火星なんて行ったことないので私の空想の産物ですがね。
朝日岳の肩から山頂に向けて登って行く道はいかにも「頂を目指す」というのが現れている道。そしてさすが太陽の名を冠する「朝日岳」、山頂標識はくり抜き式のカッコ良いフォルム。そして山頂では週に1度は必ず那須岳を登っているという「週一おじさん」(我々が勝手に命名)と那須岳について語りあう、というより一方的に情報を享受した。
この先にある三本槍岳を朝日岳から臨み、また今までと違う山であることが視認できた。アップダウンを2度繰り返し2度目の大きなダウンが終わったあとには湿原を渡るような木道があり、全く趣の違った道に楽しむのもつかの間、おや。
草木が両脇に生い茂る、蒸し暑い道に突入する。今までとは打って変わって無展望。しかも結構蛇行するため方向感覚もなくなってくる。一本道なので迷うことはないがテンションはダダ下がり(´・∀・`)これだけ木々が出てくると今までとのギャップからさしずめ木星とでも呼びたくなる。はい、木星に草木が生い茂ってないことぐらいは知ってますけどね。
山頂までひたすら草木の間を進んでいき唐突に山頂につくと10名ほどのハイカーが思い思いに休憩していた。我々もここで昼食をとることに。
やや雲が出てきたもののなかなかの好展望で景色をひとしきり堪能して下山する。朝日岳から茶臼岳に向かう途中で間違いなく観光で登ってきたスニーカーに街着の、手にはペットボトルを握った若者2名と遭遇、未知との遭遇である。一応聞いてみたところ案の定、朝日岳まで行くという。気をつけるように注意示唆したがその時点で13時半、ロープウェイの最終が16時24分、彼らは無事降りれたのだろうか、それこそ未知であった。
峰の茶屋から茶臼岳への最後の登り返しはきっついガレ場の登りである。そういえば土星の輪は隕石の集まりであるそうだが隕石とはいわずとも無数にある浮き石や浮き岩を疲れた足で登るのは相当こたえる。それでも土星の輪より仲間の輪を崩さぬよう、落石を起こさぬよう慎重に歩く。
茶臼岳から最後の砂地の下り道では観光客が登山道ではない岩場を勝手に登っていた。無秩序な行動と無防備な服装に流石に注意する。観光客の女性の方はスカートであり、しかもそれをバッグで隠しながら登っている。落石事故の加害者になってもらっては困るのである(−−〆)
無事にロープウェイまでたどり着いてふと思ったことは山ガールとの素敵な出会いが今回もなかったこと。今回は例えるなら金星、すなわちヴィーナス登場!とはならなかった。こんなに出会いがないなんて、 宇宙って広いな。
今回はお友達とワイワイ楽しそうな山行きですね
お釜や砂地・ゴロゴロした石の感じが、まさに「the earth」ですね
山ガールに会えなかったのは残念でした
思うに奥多摩のメジャーコースの方が沢山いるんじゃないかなぁ
しかし観光客の方は大丈夫だったのでしょうか?
那須は観光地なのでロープウェイで山頂まで行けるとなると散策気分になってしまいますよね。
ロープウェイの駅で注意書きとかないのかなぁ???
neko-tamaさんおはようございます。
那須まで行ってベラベラくっちゃべりながらの3人登山を満喫してきました。
ここは栃木県民が遠足でよく訪れる山だそうで学生の団体を多く見ました。もちろん観光地ということもあり人も多く登山者も多数いました。山ガールではなく山カップルをよく見かけたので全部ブチ抜いてやりました
実は記載した意外にもロングスカートにパンプスで登る女性や近所に散歩に来たルックのおじさんなどに山頂までの道のりを聞かれたりして、「やめなさい」と忠告ばかりしてきました。観光客からはさぞ煙たがられた存在になったことでしょう、別に構いませんがね。
注意書き、見当たらなかったなぁ・・・見落としたのかもしれませんが、観光で来ていたら口頭で注意しないとなおさら気づかないのかと思います。
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