雪の名峰 谷川岳
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- GPS
- 05:07
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 815m
- 下り
- 806m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:04
天候 | てんくらCだったのに山頂付近以外は風もなく、暑いくらいのピーカン天国でした☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
モンブル、JAF会員証提示で100円引 駐車場料金1,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日に積雪があり避難小屋までは少し緩い感じでしたが、ワカンやスノーシューを使いたくなる場面もなくスタートからアイゼン(10本爪)で丁度良かったです。特に危険箇所もなく、ピッケルよりポールが役立ちました。 |
写真
感想
福井からだとアクセスが遠く、ずっと二の足を踏んでいた谷川岳。行くなら雪山シーズンに!と強い思いがついに叶いました。しかも前日までの天気予報では新潟方面は曇り、てんくらに至っては登山に不向きの「C」…しかーし気圧配置図を見ると高気圧が本州を広く覆うとのこと。前日の仕事を終え、雨の降りしきる中を出発。深夜に湯沢温泉の健康ランドで風呂と仮眠を取り、翌朝ロープウェイ乗場に一番乗り(のつもりw)で向かう途中、視界に入って来た谷川岳とおぼしき山体は山頂付近がガスで覆われているものの所々青空も見えていて、期待を膨らませながら乗り込んだゴンドラ。中にはスキーヤー、ボーダー、登山者が概ね1/3ずつ。意外に登山者が多いことに驚く。でも人が多くても油断は禁物、気を引き締めてスタート。気温が高く少し雪は緩んでいたものの、最初からアイゼンでゆっくり登る。避難小屋を過ぎて急登の斜面に取り付いた辺りから徐々に締まってきて、時折山肌を粉雪を舞い上がらせながら冷たい風が吹く。しかし標高が上がるに連れて頭の上には青空が広がり出し、より期待が膨らんでくる。汗を拭いながら肩の小屋に着いた頃は青空しかない!という幸運に恵まれた。程なくして谷川岳山頂トマの耳に登頂。それも嬉しかったが、そこから見たもう1つの山頂オキの耳の迫力ある姿に感動!ずっと憧れてきた眺めが今まさに目の前に広がる!それも雲ひとつない何ら妨げのない姿で!思い切って来て良かった!この感動の瞬間はやはりそこに立った者にしか分からないのだ。途中声をかけてくれた石川県出身の方に「すぐ近くなので神社まで行くと良い」とアドバイスされ細いトレースを辿る。オキの耳から振り返るとトマの耳に大勢の登山者が到着し、皆思い思いに登り詰めた感動を味わっている。そこからホンの少し下ったところに富士浅間神社奥の院の鳥居があった。追い付いて来られた先程の石川の方が何やら鳥居越しに写真を撮っていたので覗いてみると、そこには鳥居越しに谷川岳の双峰が望める絶景があった。鳥肌が立つような凛とした姿を目とカメラに焼き付け、今日の素晴らしい1日を何度も何度も振り返りながら再びロープウェイを目指した。2度はないであろう素晴らしい山行となった。長々と書いたが、今回ご一緒出来なかった山友に少しでも伝われば幸いです。
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