荒地山〜東おたふく〜奥池方面
- GPS
- 06:21
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
天候 | 晴 時々 曇 最寄のアメダス観測点『神戸』の最高気温30.8℃ (13:29) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
共に各駅停車のみ停車駅。今津線は日中各駅停車のみ運行、各駅上下線共に10分間隔の運行本数はあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
各エリアにより様子が随分異なります。全て一般的に歩かれるルートですが、荒地山の登りについては手足を駆使した岩登りに付き、ある程度慣れた方向き、体力に自身のない方は避けた方が無難なようです。 ■阪急芦屋川〜鷹尾山(城山) ポピュラーな高座の滝ルートの住宅街にて分岐があり、鷹尾山経由にて高座の滝へのハイキングルートもあるようです。整備状態もよく、コースの要所に休憩場所有。山頂等眺望スポットもあり楽しめるルートです。 ■鷹尾山(城山)〜荒地山 基本登りの歩きやすい尾根道が続きます。途中2度(詳細未調査)高座滝への道標があり、荒地山を望む鉄塔(新神戸線44)を過ぎた辺りから岩場が目立ち始め、手足を駆使した連続した岩登り区間が標高差50m以上続きます。 途中、ロープ区間は1ヶ所のみですが、明確な目印も無く初めて登るには戸惑う方も多いと思われます。特に単独で挑まれる場合は岩場慣れした方はともかく、入念な情報入手がお奨めです。 ■荒地山〜雨ヶ峠 荒地山山頂より西側は特に危険個所もなく、歩きやすい山道が続きます。風吹岩ルートと合流後も同じく歩きやすい山道が続きます。当日は残暑厳しい平日でしたが、多くの方を見掛ける人気ルートです。 ■雨ヶ峠〜東お多福山登山口バス停 東お多福山へのルートは、なだらか且つ幅の広いハイキング道。低木や笹、草原と見通しもよく歩きやすいルートです。 ピーク感のない山頂より東、奥池方面へ下るルートは踏み跡こそ明瞭ですが笹が生茂り歩きにくく、一部が急坂。雨による侵食の激しい区間もあり、特に降雨後は注意が必要なようです。 ■東お多福山登山口バス停〜ごろごろ岳 今回歩いたルートは大半が奥池の閑静な住宅(別荘)街の中を歩くルート、街の外れが即山頂でした。舗装された幅の広い車道が続きますが、交通量はあまり無く特に危険はありません。 バス停に自動販売機、奥池あそびの広場にトイレ有(今回は通らず)。 ■ごろごろ岳〜剣谷登山口 歩きやすいな尾根沿いの道よりカベノ城への分岐を進むと、東側大阪方面を望む素晴らしい眺望が広がる地点が数ヶ所。その眺望と引換えに断続的な激しい下り坂が現れます。雨による侵食も激しく、砂利が浮いたような花崗岩の岩肌は滑りやすく要注意。 住宅街近付く頃には、明るいザレ気味の尾根道へと変わり、見応えのある風景が続きます。登山口は住宅街の中で目立たない看板のみ、逆走する場合は入念なルートチェックが必要でしょう。 ■剣谷登山口〜甲山〜関学道バス停 住宅街はそれほどでもありませんが、県道82号及び甲山方面への道は交通量も多目。甲山周辺は歩きやすいハイキング道が整備されており、散策路としてもお奨めです。 県道沿い等に自動販売機有。 ■関学道バス停〜阪急仁川駅 交通量はそれ程多くはありませんが、舗装路歩きが続きます。最初は一本道ですが、住宅街に入ると駅を示す明確な道標もなく、起伏のある複雑な街区が続きます。特に身に危険は迫りませんが街中での道迷いの可能性が高く、家路を急がれる場合?油断せずに地図でのルート確認をお奨めいたします。 |
写真
感想
当日朝の青空に釣られて?急遽山行きを決めたものの計画もなく、昭文社『山と高原地図 六甲・麻耶』さえあれば、特に事前準備をしなくとも登れるのが六甲山のよいところ?…と行き先は六甲に決定。
残暑厳しい平日なら人出も少なかろうとメジャーな"芦屋ロックガーデン"方面、以前歩いた中央尾根以外のルートとすると、聞き覚えのある"荒地山"が候補か?山頂付近に"危険"マークはあるものの特に注釈もなく、地図上は赤い実線の続く一本道。
安易に荒地山を行先としたものの"岩場がある"事は解っていてもメジャーなルートだけに大人なら歩ける程度のものと高をくくっておりました。
六甲でも縦走路や有馬周辺の山行記録は古いものを含め食い入るように眺めているものの、メジャールートは意に介せず…今更ながら、六甲山とはいえ経験の浅い者は入念な情報収集が必要なようです^^;
岩場を少し登り始めてただならぬ雰囲気を察し、しばしその場で躊躇。冷静に考え、少し先を行かれるご年配の方2名の動きを見て真似れば登れるかと判断!…高所恐怖症を患う身には振り返る事を許されない厳しい高さとの戦い?に挑む事に。。
兎に角、登る岩に集中し下や周りを見ない事が、高所を苦手とする者にとって必要な心構えだと思いますが、初めて登る方、特に岩場に不慣れな方は岩以外に気を逸らされる事もなく、真剣に登る事になると思います。
要所に休憩場所できる場所があり、ゆっくり腰を下ろす事も可能ですが、その際不容易に目線を下げないよう心掛ければ、高さへの恐怖はあまり感じないと思います。ゴツゴツした岩のお陰で覗き込まない限り下はあまり見えないようです?
私の場合、岩と格闘する事20分弱、息を整える程度の小休止のみで登りましたが、途中休憩されていた方に2度程ルートをご教授いただいたお陰で登りきれたようなものです。リュックを背負ったままだと困難な箇所もあり、岩登りに自信ある方を除き最初は単独は避ける、あるいはより人が多いであろう週末や好シーズンを狙うべきでしょうか。
スタート時間が遅くしかも無計画、荒地山で時間をロスした事、それよりも持参していた1.5ℓの水分が2時間強で底を付いた都合、ルートは水分補給を意識した奥池方面へ。そのまま仁川まで歩くルート…暑い最中、水分補給を考えれば市街の舗装路はいた仕方ない所でしょうか?
『山と高原地図』の赤線を辿った結果、よく見掛ける『ごろごろ岳』山頂へは全く感動もなく舗装路伝いに住宅街を歩き、その外れより徒歩2分で到着。これまたよく見掛ける『カベノ城』(地図上の表記は『カベノ域』!)の急坂には少々手間取りましたが、好天に恵まれ噂に違わぬ素晴らしい眺望を楽しむことが出来ました。
市街地歩きの多いコースとなりましたが、ダラダラと6時間、約19劼筏廚型兇蠅猟控離歩きとなりました。途中摂取した水分は500mlペットボトル6本+α、いい汗をかけました…まだまだ暑いです・・・〓■●ポテッ♪##
コメント
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こんにちは
長距離長時間、お疲れさまでした
ごろごろ岳からの下山ルートは鷲林寺方面がメジャーなようですが、カベノ城を選択されるとはマイナー好き認定です
かくいう私もマイナー好きというかこの場合は不思議地名好きで、半年前にカベノ城から下山しています。
滑りやすい急坂の連続で息子を抱っこしながら下山しなければならなかったので眺望など楽しむ余裕なく、無事に下山できただけで幸いでした
次行くなら登りでしか使いたくない道ですが、はたして登山口まで無事にたどり着けるのか…w
ごろごろ岳へは苦楽園尾根から登るのがオススメです。
急坂ですが岩場がずっと続くので飽きずに楽しく登れます
荒地山には食いつかなかった、マイナー好きのノリスケでした
norisukeさんコメントありがとうございます。
カベノ城、norisukeさんの記事を記憶しており身構えてはおりましたが、オッサン一人には大きな障害とはならなかったようです。ざらついた滑りやすい路面でしたが靴との相性が良く結構なペースで歩けました
マイナー好きと言いますか、違う道を歩きたい≒ヤマレコ地図に"赤線"を引くのが趣味?以前観音山は歩いたので今回のコース選択は必然でしょうか。。
ヤマレコの記録を拝見する限り、鷲林寺方面、観音山は歩かれていないようですが…観音山より鷲林寺の下りはカベノより急坂、お子様連れでは避けられた方が無難なようです。
ごろごろ岳へは苦楽園尾根…
芦屋川からの登りも検討しております。兎に角、まだ歩いてないルートを上手く組み合わせ、再チャレンジです☆
メジャーな荒地山…
よく解らずに挑み面食らったものの、一応無難にクリア。後から色々見ておりますと、中央尾根以外のルートは危険を伴う箇所も多いようですが、荒地山に登れるなら何とかなりそうとも考えたりしております
こちらも"赤線"を引く趣味の一環として取組もうかと思案中です
こんにちは。
岩稜歩きと長駆を楽しまれたようで、なによりです(^^)
岩場は適度な緊張感もあり、だらだらしないので充足感がありますよね。ただ、危険箇所を過ぎた直後くらいに緊張が解け、その気の弛みから滑落するケースが多いので、くれぐれも細心の注意を払って楽しんで下さい。
これからは、里山や近郊の山に登りやすい気候になりますよね〜。
私は、旧い山の先輩や友と南アルプスの白根南嶺の前衛峰「山伏(やんぶし)2014m」にテン泊で登り、昨夜遅く帰宅しました。
しばらくは高山から抜け出せません^^
sekitoriさんコメントありがとうございます。
…またまた遠征ですか お疲れ様でした
里山や近郊の山に登りやすい気候…
つまり、いよいよマツタケ山シーズン 怪しまれないように用心します
岩場…
血気盛んな若さもなくw岩場で足元が見れない"症状"もある都合冷静に考えてはおりますが、今まで危険?と二の足を踏んでいた裏六甲の谷ルートも試してみたくなるものです
こんばんは。
裏六甲に、紅葉谷ってありますよね。そこから派生した左岸右岸に、百聞滝や七曲滝などがあって、沢登りのシャワークライミングの練習に打ってつけらしく若い頃連れて行かれました。
松茸・・・私は椎茸の方がよほど美味いと思うのですが、地主にとっては死活問題ですよね。こちらはまったく採る気は無くてただ見晴らしのよい尾根に登りたいだけなのですが、間違われるのも癪なのでこれからの時期は北摂バリエーションにはなるべく立ち寄りません。
話は戻りますが、堂床山には南西の尾根(丸山とのコル)へ続く関電巡視路が町道より続いており、薮漕ぎ無しで簡単に登頂できます。
これ以上書いてしまうと、inakabusさんのパイオニア精神を阻害してしまいますね。健闘を祈ります!
sekitoriさんこんばんは。
アドバイスありがとうございます。
紅葉谷…嫁と谷筋は歩いて(下見?)ますので後は突撃あるのみ 有馬まで車、4時間程度か?
他にも。。
赤子谷…六甲宝塚側の低山めぐりを含めてこちらも4〜5時間程度か??
蓬莱峡…バスでアクセス、縦走路経由でロックガーデンの未体験ゾーン偵察等々。丸一日楽しめそう
夜な夜な思い巡らせておりますが、仕事の都合で明日の休みはキャンセル!好天続きだっただけに残念です・・・〓■●ポテッ♪##
松茸…
若かりし日、プロ(≒農家)の松茸穫りに同伴する貴重な経験をしましたが全く見つけられず、運良く開き加減の物数本程度を見つける間に、プロは大型の買物袋2袋ほどの収穫 素人が簡単に見つけられるものではないようですね
ともかく"超"がつく高級品の産地、あらぬ疑いを掛けられぬよう、しばらくはマイナーな山中は控える予定です
堂床山…
ヤマレコでもご指導通りのルートがよく登られているようですね。パイオニア精神はお構いなくw …まずは安易に地図上の東側実線道より山頂を目指そうかと考える位ですから
後のコースともかく、あの山域は今の時期避けた方が良さそうですね
こんばんは。
お休みがキャンセル、残念でしたね。まあ、日々後になるほど北摂や六甲には良い気候になってますから、焦る事なかれ。
私も夏が終わって仕事がちょい忙しくなり、今日も太陽のもとかけずり回ってました。日焼けして顔が痛いです。色白なのに(^~^)
sekitoriさんこんばんは。
夜の蒸し暑さから開放された? と思ったら、ここ数日は窓を開けっぱなしだと寒いくらいですね
お仕事が忙しいのはご商売柄いい事でしょうか?
当方地味な?サラリーマン…消化不良気味の代休が少しは減るように願いたいところです
秋〜翌4月頃までのある意味ベストシーズンが仕事上も忙しい時期に重なるんですよね 〜
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