麻生沢−麻生山−麻生山南尾根
- GPS
- 07:40
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,034m
- 下り
- 957m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・麻生沢は大きな滝もなく危険は少ないが、岩に苔が付いていて非常に滑りやすい。小滝を巻いたり、へつる時に注意が必要。一カ所ワイヤーロープが頭上の木から下がっているので、これを使う必要がある。 ・麻生沢を詰めた二股からの登りはトレースは無いが、ひたすら高みに向かって急登を登ればやがてやせ尾根に出る。 ・麻生山南尾根の下降点は何も目印はない。登山道に”四三”の石標が有るので、ここから真っ直ぐ南(どちらかというと南南東の気持ちで下り始める。少しでも右に寄りすぎると長尾根に入ってしまう。)に下る。少し下ると赤テープが有る。 ・春日神社手前はススキの群生をかき分け、最後は生い茂った草をくぐると、神社境内にでる。 |
写真
感想
人影の少ないマニアックなルートが好きな、達人と先生も初めて、と言うルートに誘われた。
コースが短そうなので、同行した。(荷物を減らすため、今回もD300Sは持たず、P510とFT3だけとした。)
・最寄り駅始発で出かけると、猿橋駅で数分の接続でバスがある。しかし、浅川入口迄しか利用できない。3人居るので、富岡BS迄タクシーを奮発する。
・ドアーを開けたまま発車したり、メータを倒すのを忘れたり危ないタクシーだが、無事富岡BS着。
・浅川の支流の橋を渡り、駒宮部落にはいると道が複雑に折れ曲がり、方向が良く判らなくなる。住民の方に聞いて、”麻生山”の表示に従い登り始めたが、暫くすると、達人が「この道は長尾根だ」と言う。
・戻って、又別の住人の方に聞く。年配の女性だったが、麻生沢への道を良く知っており、途中崩壊しているので、高巻きすれば通行が可能であろうと言う事まで教えてくれた。
・漸く本来のルート入り口の、富士浅間神社前に到着。
・出発して10m程で、道が崩壊している。高巻きを歩いた後があり、滑りやすい赤土を注意しながら通過する。
・昔は、上水の取水源の保守のために車も何とか通ったと思われる山道を進むと、突然ススキだらけになる。かき分けて15mほど進むと麻生沢の河原になり、取水ホースが今も残っている。
・麻生沢は傾斜も緩く、沢巾も狭い小さな沢である。
・途中落差2m前後の小滝がいくつかある。殆どが容易に巻けるが、一カ所は滑りやすい岩をへつる必要があり、頭上の木から下がっているワイヤーの助けを借りて越す。もう一カ所は巻いた後が2m程の壁になっていて、滑りやすくホールドも力を掛けにくい。年寄りの知恵で何とか降りたが、危険な場合には右岸を靴を脱いで上った方が安全と思われる。
・そのほかは少し注意を要する高巻きもあるが、殆どが水量も少ない河原を石伝いに歩く。
・正面に大きなブナの木が見え、二股に到着。
・大休憩後尾根に向かって直登する。トレースが無く、細かい石を敷き詰めたような急傾斜で滑りやすく、雑木の助けを借りながら登る。短いが結構疲れる。
・痩せ尾根になり露岩が出てくると稜線は近い。
・稜線からは一寸岩峰もあるが、気持ちの良い登山道である。尾名手峠の先の麻生山展望台からの眺めはヘイズの為、今一つであった。
・展望のない麻生山頂上の三角点は設置方位がずれていた。もしかするとここの地磁気がずれているのかもしれないが?
・長尾根に入らないように細心の注意を払い、四三の石碑から左寄りに下る。
・少し下ったところから、赤テープが出てくる。(但し途中から無くなってしまう)
・南尾根は短いため、傾斜もきつく滑りやすい。
・春日神社を外れないように方位を良く確認しながら下る。
・最後はススキの群生になったが、何とかルートを探し、蔓などをかいくぐると祭礼に備えて刈り込まれた神社の裏手に飛び出した。
・流しっぱなしの水道を使わせて貰い、顔などを洗い生き返る。
・大きな幟の山門を通り、浅川公民館前BSに向かう。
・20分少し待ち、バスに乗る。客は我々3人だけであった。
本日の歩数;24,000歩
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