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Yamareco

記録ID: 224504
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

三峰山でナキウサギ三昧 〜富良野岳、三峰山、上富良野岳〜

2012年09月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:35
距離
12.5km
登り
1,044m
下り
1,069m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

十勝岳温泉凌雲閣(6:45)→三段山分岐(7:00)→上ホロ分岐(7:30)→富良野岳分岐(8:30)→富良野岳(8:55←朝食→9:10)→富良野岳分岐(9:30)→三峰山西峰1860m(10:05←ナキウサギタイム→10:35)→三峰山(10:45←昼食・ナキウサギタイム→11:45)→上富良野岳(12:05)→上ホロ分岐(12:40)→三段山分岐(13:05)→十勝岳温泉凌雲閣(13:20)
天候 曇り時々晴れ
 気温18℃、湿度は高いがとても涼しくて快適
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
十勝岳温泉凌雲閣前駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
<凌雲閣〜富良野岳>
安政火口までのハイキングコースは昨年の大雨の影響か以前よりは荒れています。先週の大雨で安政火口徒渉点周辺の道が流されたらしく、少しわかりにくくなっています。富良野岳までは延々のトラバースルートが続きます。大半が低木の根や岩の上下を繰り返しながら登っていきます。お世辞にも面白いルートではありません。所々崩落していますが、危険も感じませんし通行に支障はありません。渡渉がありますが濡れることなく岩伝いに渡れます。

<富良野岳分岐〜上富良野岳>
快適な稜線が続きます。特に危険箇所はありません。稜線歩きに関して言えば、今回、富良野岳から上富良野岳方向に歩きましたが、上富良野岳側のほうが標高が高いので、逆回りのほうが楽に感じると思います。三峰山の西峰(1860m)と本峰周辺にはナキウサギが多く生息しています。三峰山は夏場の南風を遮ってくれるため休憩に最適です。

<凌雲閣〜上富良野岳>
特に危険箇所はありません。D尾根から整備の行き届いた名物の300階段で下がった後、涸れ沢のような登山道を辿ると上ホロ分岐に着きます。上ホロ分岐にもナキウサギが生息していますが、低木に囲まれているため、よほど運がよくないと見ることは難しいと思います。300階段を下りきったあたりで熊の掘り返しが多数見られました。たまに獣臭もしますので警戒して下さい。

<下山後のお楽しみ>
十勝岳温泉凌雲閣は上ホロ小屋から富良野岳の稜線が一望できる露天風呂があります。歩いた軌跡を見ながら浸かる温泉は格別です。泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉でかなり濃いです。タオルを浸けると赤く染まってしまいます。料金は800円で、営業時間は8:00〜20:00。駐車場の目の前なので気軽に立寄れるのも嬉しいです。レトリバーのゴン太の後を引き継いだ看板犬はシナモン(茶)とミルク(白)。シナモンは警戒心が強くてたまに吠えられますが、ミルクは大人しくて可愛いです。たまに放されていて駐車場でも見掛けます。
朝6時45分の駐車場。ガラ空き。先々週の賑わいがうそみたい。
朝6時45分の駐車場。ガラ空き。先々週の賑わいがうそみたい。
雲が立ちこめる安政火口方面。天気はボチボチ。
雲が立ちこめる安政火口方面。天気はボチボチ。
三段山の稜線上は秋の雲だか...
三段山の稜線上は秋の雲だか...
低木の上で悪戦苦闘するシマリー。何故そんなところにのった(^^;。
低木の上で悪戦苦闘するシマリー。何故そんなところにのった(^^;。
上ホロ分岐。
三峰山沢から三峰山を見上げる。三峰山だけにピークが三つ。山の字そのものだ。
三峰山沢から三峰山を見上げる。三峰山だけにピークが三つ。山の字そのものだ。
三峰山沢の渡渉点。いつもこの程度の水量。
三峰山沢の渡渉点。いつもこの程度の水量。
渡渉を終えてトラバース路を振り返る。
渡渉を終えてトラバース路を振り返る。
無名沼と凌雲閣、そして下界の景色。花以外で富良野岳のトラバース路唯一の見所。
無名沼と凌雲閣、そして下界の景色。花以外で富良野岳のトラバース路唯一の見所。
低木のトラバース路がずっと続く。
低木のトラバース路がずっと続く。
振り返るとボチボチ紅葉も進んでいるようだが...
振り返るとボチボチ紅葉も進んでいるようだが...
驚きのキバナシャクナゲ。6月の花が何でこんな季節に咲いてる?
1
驚きのキバナシャクナゲ。6月の花が何でこんな季節に咲いてる?
富良野岳に続く階段。歩きやすい。
富良野岳に続く階段。歩きやすい。
富良野岳山頂がすぐ近くに。
富良野岳山頂がすぐ近くに。
富良野岳への稜線ではイワギキョウが多く咲いていた。
2
富良野岳への稜線ではイワギキョウが多く咲いていた。
ビックリのメアカンキンバイ。何でまだ咲いてる?
2
ビックリのメアカンキンバイ。何でまだ咲いてる?
登ってきた稜線を振り返る。ガスが無ければ三峰山の稜線から十勝岳までが一望できるが。
登ってきた稜線を振り返る。ガスが無ければ三峰山の稜線から十勝岳までが一望できるが。
ガスった富良野岳山頂。まぁ、こんなもんだ。
ガスった富良野岳山頂。まぁ、こんなもんだ。
富良野岳の階段から三峰山に続く稜線。
富良野岳の階段から三峰山に続く稜線。
三峰山西峰1860m。かつてはナキウサギが飛び回っていたが...
三峰山西峰1860m。かつてはナキウサギが飛び回っていたが...
サプライズのエゾノツガザクラ。三峰山の稜線には結構咲いていた。いや、あんたたち季節間違えてるから(^^;。
1
サプライズのエゾノツガザクラ。三峰山の稜線には結構咲いていた。いや、あんたたち季節間違えてるから(^^;。
岩場からナッキーを弩アップ。ピンボケになりましたが構図的には最高に気に入った一枚。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
4
岩場からナッキーを弩アップ。ピンボケになりましたが構図的には最高に気に入った一枚。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
岩場に佇むナキウサギしゃん。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
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岩場に佇むナキウサギしゃん。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
「ピチッ」と言っています。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
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「ピチッ」と言っています。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
「ピチッ」と言った直後です。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
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「ピチッ」と言った直後です。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
伸びをしています。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
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伸びをしています。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
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どこかを見つめています。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
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どこかを見つめています。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
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岩場に足を掛けて...
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
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岩場に足を掛けて...
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
体勢を整えて...
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
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体勢を整えて...
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
立ちました(^^)。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
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立ちました(^^)。
<EXIF情報補足>
SIGMA AF APO 400mm F5.6
焦点距離400mm
f5.6
三峰山山頂標識。文字が黄色に塗られて明るい感じになりました。
三峰山山頂標識。文字が黄色に塗られて明るい感じになりました。
三峰山から上富良野岳へと続く稜線。
三峰山から上富良野岳へと続く稜線。
上富良野岳山頂。
撮影機器:

感想

今回の山行は、山行というよりは避暑とナキウサギメイン。ナキウサギを撮るための秘密兵器として、NIKON1にマウンアダプターを付けて、懐かしのミノルタA-MountのSIGMA AF APO 400mm F5.6を用意しました。中々出てきてくれなくて苦戦しましたが、結果は上々。良かった良かった。

また今回は、今年の7月1日の縦走時に銀泉台から層雲峡へのバスで一緒になったおっちゃんと偶然再開するという機会にも恵まれ、非常に楽しい時間が過ごせました。最初、擦れ違った時に、どこかで見たことがある人だなと思っていたのですが、声を掛けてもらうまで、どこで会った人かわかりませんでしたが、結果オーライです。こういうことがあるから、山はやめられませんね。

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