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Yamareco

記録ID: 224556
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

初夏の八ヶ岳(権現岳〜赤岳〜真教寺尾根)(1987)

1987年05月30日(土) ~ 1987年05月31日(日)
 - 拍手
GPS
29:00
距離
14.1km
登り
1,746m
下り
1,836m

コースタイム

1日目
山行
5:00
休憩
0:30
合計
5:30
6:30
210
スタート地点(観音平登山口)
10:00
10:30
20
編笠山
10:50
70
青年小屋
12:00
権現岳(頂上小屋)
2日目
山行
7:10
休憩
0:50
合計
8:00
4:00
60
権現岳(頂上小屋)
5:00
120
キレット(最低コル)
7:00
7:30
110
赤岳
9:20
130
牛首山(信教寺尾根)
11:30
11:50
10
美しの森
12:00
ゴール地点(清里)
5/30 7:30観音平登山口−11:00-30編笠山−11:50青年小屋−13:00権現岳(山頂小屋 泊)
5/31 5:00権現岳−6:00キレット最低コル−8:00-30赤岳−10:20牛首山−12:30-50美しの森−13:00清里
天候 5/30 曇り時々晴れ
5/31 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
[行き] 京都−(JR夜行急行)−塩尻−(JR)−小淵沢ー(タクシー)−観音平登山口
[帰り] 美しの森ー(バス)−清里ー(JR)−小淵沢ー(JR)ー塩尻−(JR)−大阪−(夜行フェリー)−新居浜
コース状況/
危険箇所等
(この時期)登山道には雪はなかった。
真教寺尾根は、上部はやや急なので、転落に注意。
5月30日;
早朝、観音平登山口から樹林帯を登ってゆく。しだいに木々の間から展望が出てきた。
2012年09月15日 18:47撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:47
5月30日;
早朝、観音平登山口から樹林帯を登ってゆく。しだいに木々の間から展望が出てきた。
今日は権現岳頂上小屋に泊ることにした。小屋付近には、イワヒバリが遊びに来ていた(手前の台のところ)
2012年09月15日 18:47撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:47
今日は権現岳頂上小屋に泊ることにした。小屋付近には、イワヒバリが遊びに来ていた(手前の台のところ)
権現岳山頂より、ガス湧く赤岳を望む
2012年09月15日 18:47撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:47
権現岳山頂より、ガス湧く赤岳を望む
権現岳山頂より、赤岳との間のキレットの岩場、霧が巻いて不安な雰囲気。
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
権現岳山頂より、赤岳との間のキレットの岩場、霧が巻いて不安な雰囲気。
5月31日;
早朝の権現岳山頂より朝焼けの空を望む。今日は上天気だ。
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
5月31日;
早朝の権現岳山頂より朝焼けの空を望む。今日は上天気だ。
朝の権現岳山頂より、朝日を浴びて朝もやから浮かび出る、南アルプス(左から 鳳凰三山、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳)
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
朝の権現岳山頂より、朝日を浴びて朝もやから浮かび出る、南アルプス(左から 鳳凰三山、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳)
権現岳山頂より、シルエットの赤岳、はるかに蓼科山も望めた
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
権現岳山頂より、シルエットの赤岳、はるかに蓼科山も望めた
権現岳山頂からの眺め。朝もやのはるか向こう、北アルプスの穂高連峰が、小さく見えた
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
権現岳山頂からの眺め。朝もやのはるか向こう、北アルプスの穂高連峰が、小さく見えた
(同じく)権現岳山頂より赤岳方面を望む
2012年09月15日 18:47撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:47
(同じく)権現岳山頂より赤岳方面を望む
キレットを行く。ギザギザした岩峰の姿
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
キレットを行く。ギザギザした岩峰の姿
キレットを越えながら、赤岳を望む
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
キレットを越えながら、赤岳を望む
キレットの道より、権現岳を振り返る
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
キレットの道より、権現岳を振り返る
キレットには雲が湧きだした
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
キレットには雲が湧きだした
キレットを越えて、権現岳の山頂部を振り返る
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
キレットを越えて、権現岳の山頂部を振り返る
赤岳山頂直下の岩場にて
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
赤岳山頂直下の岩場にて
赤岳山頂に到着。東のほう、奥秩父連山を望む
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
赤岳山頂に到着。東のほう、奥秩父連山を望む
赤岳山頂より、佐久方面を望む
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
赤岳山頂より、佐久方面を望む
次第に積雲が湧き出して、南アルプスの姿も見え隠れしだした
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
次第に積雲が湧き出して、南アルプスの姿も見え隠れしだした
真教寺尾根を下山路に選ぶ。尾根の途中、牛首山付近での風景
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
真教寺尾根を下山路に選ぶ。尾根の途中、牛首山付近での風景
牛首山付近より、赤岳の稜線を振り返る
2012年09月15日 18:48撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
9/15 18:48
牛首山付近より、赤岳の稜線を振り返る
撮影機器:

感想

【山行No 108】

※ たまたま用事で京都に行く機会があり、そのついでに、
  土日を利用して、八ヶ岳へ1泊2日で行ってみることにした。

5月30日(土)
 ・前日、京都での用事が終わり、夜行急行「ちくま」にて出発。
  天気予報では、土日はイマイチの天気のようなので、あまり気が乗らない出発である。
 ・塩尻にはAM4時前に到着。中央東線の始発電車を、塩尻駅のベンチにて待つ。
  
6:40-7:10 小淵沢
 ・駅を降りると、八ヶ岳は東半分を雲に覆われた不気味な姿を見せている。
  駅前にはたいした店もないが、とりあえず食糧を少々仕入れ、タクシーにて登山口へと向かう。

7:20-30 観音平登山口
 ・天気は冴えないが、小鳥のさえずりがずいぶんと多く、慰められる。さっそく出発する。
 ・上空は低い雲に覆われていたが、しばらく登っているうちに、風向きが北風となり、雲が動き出したので、ちょっと安心した。雨になることはないだろう。

 ・展望の少ない樹林帯の道だが、代わりに、鳥たちのさえずりがシャワーのように降り注ぎ、うれしくなる。
 (この時はどういう鳥のさえずりかわからなかったが、後日調べたところ..)
  ウグイス、ツツドリ、ジュウイチ、カッコウ、メボソムシクイ、コルリ、ヒガラ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ミソサザイなどの声がコーラスとなって森中に響いていた。

8:30 「雲海」地点
 ・小休止して軽く朝食を取る。
9:30 押手川
 ・ここから編笠山への登りとなる。結構急な登りでキツイが、背後に見える南アルプスを励みとして登る。

11:00-30 編笠山
 ・残念ながら、霧に覆われて展望のない山頂。でもキクイタダキを見ることができた。
11:50 青年小屋
 ・天気は安定せず、霧に覆われた中、少し急いで登る。
  ギボシの岩場は、思ったほどのことはなく通過。

13:00 権現岳山頂(権現小屋)着
 ・古風な感じの小さい山小屋が、山頂に立っていた。時間は少し早いが、今日はここに泊まることにする。宿泊者は自分が最初。
 ・午後はだんだんと天気も回復しだして、山頂部に座り、のんびりと南アルプスを眺めたりして過ごした。
 ・餌(米粒)を置いてあるせいだろう、イワヒバリが小屋のすぐ近くまで来て、かわいい姿を見せてくれていた。
 ・夕食は、カレーだけの質素なもの。しかしお腹が空いていたので美味しく食べ、お代わりもして、まずまず満足。
 ・夕方も夕焼けはなかったが、夜になると小屋の窓から、小淵沢あたりか? 下界の灯りが瞬いているのが見えた。

5月31日(日)
4:30-5:00 権現岳山頂(小屋の中で気温=+2℃)
 ・ご来光を見るため、小屋を出て、山頂で夜明けを待つ。
  天気は回復しており、上空には雲はなく、雲海は松本盆地の北部にわだかまっている。
 ・夜が明けるにつれ、四周の山々が姿を明らかにし、南アルプスの北岳、甲斐駒、仙丈あたりが、朝もやの層から顔を出して、朝日に映えていて雄大な眺めだ。
 ・他にも、中央アルプス、御嶽山、北アルプス(穂高付近)、奥秩父連山が、まわりをずらっと囲み、荘厳な朝の風景を見られ、満足した。
 ・朝日が出たのをしおに、赤岳へと出発する。
  布団がかび臭かったせいか、今朝は息が苦しくて少し調子が出ない。

6:00-10 キレット
 ・ここには、キレット小屋があるが、ここでは展望はない。権現岳で泊まったのが正解だったようだ。
 ・キレットの通過、赤岳への登りは、岩がちの道だが、思っていたよりは問題というほどのこともなく、通過した。

8:00-30 赤岳山頂
 ・2年半振りの赤岳山頂。前回は初冬に登り、寒々としていたが、今日は人も多くて賑やかな山頂だ。しばし展望を眺めながらのんびりとする。
 
 ・当初の予定では美濃戸口へと下るつもりだったが、急に、若者で人気という、「清里」に寄ってみたくなり、東側の登山道(真教寺尾根)を下山することにした。
 ・真教寺尾根は、最初はかなり急な下り。メボソムシクイの涼やかなさえずりに助けられながら、慎重に下る。

10:20-30 牛首山
 ・ここからは尾根も緩やかとなり、のんびりと下る。カラマツの新緑が鮮やかでいい感じだった。
 ・今日もまた鳥の声は賑やかで、コルリのほか、カラ類のさえずりが多い。メボソムシクイの声も以外と下まであった。

12:30-50 「美しの森」到着
 ・山の世界より、いきなり俗世界へと戻ってきた。ここは若者が多い別荘地。にぎやかで、かつ低俗な雰囲気だ。
  とりあえずビールを飲んで、山行の締めとした。

・その後、バスで清里へと移動。
 もう少しおしゃれな場所かと思っていたが、なんとなく二流の雰囲気のある観光地だ。
 冷ややかなまなざしで、立ち並ぶ土産物屋を眺める。おそらく、もう二度と来ないだろうな・・・

・清里駅よりJRで、小淵沢〜塩尻〜名古屋〜大阪へ。
 大阪からは夜行フェリーで、四国への帰路についた。

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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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