久住山
- GPS
- 05:57
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 658m
- 下り
- 657m
コースタイム
天候 | 晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な所はありません 下山後の温泉:山恵の湯 |
写真
感想
今回は、くじゅうネイチャーガイドクラブの山本さんに同行していただき6名での山行になりました。
http://kuju-ngc.com/
別府港を04:50に出発し近くに吉野家でガッツリ牛丼を食べ06:20頃牧ノ戸峠に到着。ここでガイドさんと待ち合わせ。山本さんには昨年もお世話になり三度目の山行。
この日は台風16号の沖縄接近により天候悪化が懸念されるなか、登山スタート。
久住登山でもっとも嫌いなコンクリート道を登ります。
展望所に来ると朝日が昇り始め眼下には雲海が広がり今日の山行はとてもよくなりそうな予感。
沓掛山頂でひとまず小休止。九重山一帯はまだガスに覆われています。
ここで立入禁止ロープを越えようとする集団発見。
山本さんが注意するものの無視し越えていきました。街でも山でもマナーの悪い奴はいるものです。
タデ原湿原のラムサール条約登録など九重一帯は自然保護活動の盛んなところ。
犬を連れて来たり、登山道から外れるなどマナー違反は勘弁して欲しいものです。
さて、出発時の予感は当たり、足を進めるごとにガスが晴れていきます。星生山は朝日を受け光と影のコントラストが美しい。西千里ケ浜に付く頃には、ガスの中から時折久住山が顔を覗かせます。
少し歩を進め、星生崎を見上げるとその岩山は迫力満点。
久住別れ避難小屋で小休止ししていると目指す久住山がはっきり見え始めました。いよいよ久住山へアプローチ。
久住の別れでは硫黄山や三俣山がガスの中にも一瞬顔を見せ、北千里ケ浜も見えるようになってきました。
北千里ケ浜では過去に九大生6人が雪の中でホワイトアウトし、全員死亡。皆裸であったとの話を聞いた。人間寒さも極限に達すると逆に熱いと錯覚し服を脱ぐんだとか。こういった話が聞けるのもガイドさんがいればこそ。勉強になる。
そうして久住山頂到着。細切れの雲はあるものの絶景。
眼下の草原や遠くに見える阿蘇の外輪山
四国の山にはない壮大な広がりがある。九重連山の人気がうなずける。
岩の上でisaさんはブロッケン現象を見るために立っている。どうやら成功したらしい。これまたラッキー☆
前回来た九重はことごとく山頂ではガスに見舞われたものの本日は最高!山頂でしばし過ごした後下山する。
牧ノ戸分岐まで行ったところで、皆が体力・時間があるようなので、扇ケ鼻に向かうこととした。ミヤマキリシマの時期は非常に人気の山だそうだが、花がなくとも容易にその美しさは想像できる。コレは絶景だろう。
しかし何よりこの扇ケ鼻。九重連山を見渡す景色がすばらしい。星生山・天狗ケ城・中岳・久住山を眼前に納めることができる。ちょうどいい高さ・ほどよい距離感がすばらしい。
「ああ、あの山に登ってきたのか」と感無量の気分にさせるものがある。
ここは来て大正解だった。今日一番のラッキーかもしれない。
ガイドさんもここだけでも登山が成り立つと言っているほどである。
今までミヤマキリシマの時期は人が多いからと敬遠していたが、必ず来なければならないと思った。
沓掛山も過ぎいよいよコンクリート道にはいった。一気に足への負担が増す。腿が硬直していく。
「普通の登山道にしてくれ!」声を大にして言いたい
下山後は山本さんの友達の店を紹介してもらいそばを食べた。
美味かった。しかも安い。ざるそばにゆず胡椒は驚いたが美味かった。アリである。
山本さんは京都の出身であるが、ここのオーナーは東京の方。この一帯は移住してきた方が多いそうだ。
食後、山本さんと別れ、山恵の湯で温泉につかる。
前回も来たが、源泉が4箇所ある最高に気持ちのいい湯である。
ここで雨が降り出した!いや〜天候に恵まれているな。
残念ながらそろそろ帰らなければならない。15:15山恵の湯を出発し、16:20別府港着。19:30に四国に着いた。
こんなに最高続きの山行である。
きっとbakuさんからの報告でkameさんがとっても悔しがることだろう。ウッシッシ(≧ω≦)
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