【北アルプスの女神 ちょっぴりウインク?】八方尾根〜唐松岳〜天狗ノ頭〜白馬鑓温泉〜猿倉
- GPS
- 47:33
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 2,099m
コースタイム
9/15(土)唐松岳頂上山荘 テント4:19起床-5:10発-5:29唐松岳(軽食)5:54-不帰2峰南峰6:39-不帰2峰北峰6:56-不帰1峰08:04-09:34(軽食)9:48-10:24天狗の頭10:34-10:52天狗山荘(牛丼 \1000・生ビール \800 トイレ\100)11:27-11:50白馬分岐-13:20白馬鑓温泉小屋(テント場満員につき小屋に素泊まり)(泊)
9/16(日)4:30起床 5:00-5:16橋-5:46落石沢-5:50杓子沢-6:44小日向コル-8:23猿倉荘(天ぷらそば\800 キリンフリー\250 トイレ\100)
天候 | 9/14(金)晴れ ガス多し 正午ころの唐松岳頂上山荘は快晴15:30頃から雨 9/15(土)午前快晴 お昼前からガス 昼から雨 夕方からはどしゃ降り 9/16(日)午前快晴 午後帰路で一時土砂降り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰路:9/16(日)猿倉9:10-(タクシー \3200)-9:25 八方第3駐車場 9:35-道の駅経由 長野IC-(関越道・上信越 \2150)-大泉JCT-15:00自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八方尾根のゴンドラ乗り場には」足湯あり ・ゴンドラは15kg以内の荷物は無料 超えると超過料金あり ・唐松岳頂上山荘までは危険箇所なし なだらか ・唐松岳頂上山荘のテント場は下に下りるほど平らでよいが、トイレ(非常にきれい)は小屋まで行く必要があるため、非常〜にしんどい ・不帰キレットでは、ストックは邪魔 くさりが充実しているので岩が濡れていなければ特に危険はない ・天狗の大下りの後のだらだら登りは見た目よりもしんどい ・天狗山荘には生ビールあり(唐松岳頂上山荘・白馬鑓温泉小屋にはない) ・白馬鑓温泉への下りは岩がすべりやすい(雨が降っていたこともあり)ので、キレットより慎重に ・白馬鑓温泉の露天風呂は混浴(19:00〜20:00まで女性専用) 水着着用可のようだ 内湯(女性専用 19:00〜20:00は男性専用)あり ・猿倉荘 に登山相談コーナー(相談員2人あり)あり |
写真
感想
前回、7/28〜29 の大雪渓→白馬大池コースで仲間に大迷惑をかけ(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-211110.html)、
「北アルプスと相性悪いんじゃない?」と言われてしまっている中での、
車中泊&キレット のこのコース。
内心ビクビク。
出発の2日前から禁酒
そして大枚はたいて、ストックを買い換えて挑んだ。
ゴンドラのチケット売り場では体重計が置いてあり 荷物の重量を量って自己申告する。私は12kg・相方は16kg。
15kgまでは無料で持ち込めるが相方は追加料金が発生。
ちょっと荷物を預かれば良かったかな?
8時からすでに動いているゴンドラへむかうと、すでに登山者 軽装の家族連れもいるし、日傘をさしたご婦人もいるので大人気観光スポットだな〜と実感。
今回ばかりはバテられない とリフトを降りてすぐに買ったばかりのストックを準備。石というか岩というか が ゴロゴロしているところなので あっと言う間にストックは傷だらけ。そしてかえって歩きにくい。
八方池に映る白馬岳 を楽しみ歩いたが、時々八方池が見えるだけであの絶景を拝むことはできなかった。
上空は晴れているのにな〜
その後も雲が多く、展望は翌朝までおあずけか〜?と諦めかけていたが、
予定よりも早く小屋に着くと、突然バンっと大展望が開けた。
なんじゃ、こりゃ?どういうことだ?
しばし景色に見とれてからテント設営の場所探し。平らな場所はだいぶ下だ。一面のテン場というわけではなく段々畑のようになっているので隣近所は全く気にならない。が、小屋まで登るのに息がきれる‥
昼食後、小屋でビールを買い、景色を楽しんだ。半袖一枚でもジリジリと太陽が照りつけ暑い。テン場に戻りテント脇にひいたマットでゴロリと昼寝。雲がなくなると暑く、雲がかかり風が吹くと寒い‥ と、雨が降ってきた。
夕飯はインスタント麺。背負ってきた長ネギがいい仕事してくれます。
雨はなかなか止まず、ヘッデン&カッパで小屋のトイレへ‥。
濃霧で小屋も見えず、危うくトイレ遭難するところでした‥
これが稜線とかだったら こわいだろうな〜
どうにかトイレも済ませたので その後はぐっすり就寝。超快適なテント泊だった。
2日目
3:30起床 4:30出発の予定が目が覚めたのが4:19。
静かすぎるのも困ったモンだ?
雨でビショ濡れになったテントをたたみ すでに沢山の人が日の出を待っている唐松岳へ。
軽く朝ご飯を食べ、このコースの核心、キレットへとむかう。
クサリが充実し、前夜の雨の影響もなく(岩も滑らず)、楽しいアスレチック気分。そうそうにストックはジャマになった。
一箇所、鉄ハシゴ状の橋があり、そこが一番の緊張ポイントだった。
天狗の頭までの道のり、剱岳や日本海やらを眺め ものすごい充実感に包まれたが、天狗の大下り後の登りはダラダラとかったるくなるものだった。
天狗山荘で お昼にしようか‥と売店をのぞくと、「生ビール」の文字が‥。
鑓温泉分岐までは 最初が登りであとはほとんど平坦か下り というので
生ビールを半分こずつ飲むことに‥。
牛丼も美味しく、大満足♪
ところが やっぱり登り始めると足がおも〜い。
自業自得だからしょうがないけどね〜
分岐からは ザレたくねくね道でストックがあったほうが楽。
しばらくすると、岩場になり(雨も降り出し)、岩がツルツルすべりキレットよりも緊張しながらの下山となった。
雪渓が見えると、その下は鑓温泉小屋だった。
すごい賑わいだ。
テントの受付をするが、テントを張るスペースがすでにないとのこと。
「スコップなら貸すよ〜 どうしてもということなら整地してテント張って〜」と小屋番さんに言われたが、あっさり諦め、小屋に素泊まりすることにした。
2階の2疊ちょっとのスペースに2人だけだった。
夕飯は17:00から始まり40分毎に19:00の会まであったので4回転だった。
温泉(内湯)は白濁したやや熱めの湯。
露天風呂では水着を来た女の子達が キャッキャとはしゃいでいるのが見える。
ここのお湯は体の芯から温まるようで夜は暑くてなかなか寝付けなかった。
夕涼みをしてから寝るのが正解かも。
3日目。
予定どおり4:30起床
5:30出発の予定だったが、準備が出来てしまったので5:00出発。
沢を3つ越えるため ずいぶん回り道&登りがあったな〜 という印象だった。
後半戦は 飽きてしまったが、沢山の登山者に会った。
この眺望のない登山道を登るのはツライだろうな〜 などと思っていると白馬尻小屋との分岐に到着。
まもなく猿倉荘へと到着し、10:10のバスまでのんびりしようかと思ったが、時間が有りすぎたのでタクシーで駐車場へと戻った。
40分くらい猿倉荘にいたが下山者はなかった。
帰りの渋滞もほとんどなく、大満足な3日間となった。
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