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記録ID: 225274
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

松手山〜平標山〜平標新道〜土樽

2012年09月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:29
距離
13.8km
登り
1,049m
下り
1,440m

コースタイム

5:47 松手山登山口 6:45 鉄塔 8:37 平標山頂 (休憩) 8:59 平標新道へ 10:37 西ゼンのナメを見ながら休憩 11:00ころ 矢場の頭(道迷いの2人を発見) 12:41 ダイコンオロシ沢渡渉点(大休憩) 14:00 登山道入口 〜林道・県道〜 15:16 土樽駅 
天候 新潟県側晴れ・群馬県側曇り
山頂付近は強烈な南風
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
土樽駅は,午後3時過ぎに上り(水上方面),午後6時に下り(越後湯沢方面)各1本。自販機あり。
土樽駅下の蓬橋バス停から越後湯沢へは午後4時40分発で行ける。
コース状況/
危険箇所等
平標新道は,矢場の頭付近までは登山道を笹が覆い隠している箇所が多く,渡渉点以降は背丈を超えるススキ!などで薮になっている箇所がありますが,足元を見れば踏み跡ははっきりしているので日中は問題ないと思います。
矢場の頭〜渡渉点までの樹林帯の急坂で,獣の臭いがしたので,もしかするとクマなどがいたのかもしれません。
最後の林道・県道歩きは長いです。
いつもの登山口。5時に出発するつもりが,遅刻してしまい,約1時間遅れ。
2012年09月16日 05:47撮影 by  S006, KDDI-SN
9/16 5:47
いつもの登山口。5時に出発するつもりが,遅刻してしまい,約1時間遅れ。
とにかく快晴!平標山の登山でここまで晴れたのは初めて。筍山(苗場プリンスホテル)方面は山頂までずっと見えていた。
2012年09月16日 06:45撮影 by  S006, KDDI-SN
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9/16 6:45
とにかく快晴!平標山の登山でここまで晴れたのは初めて。筍山(苗場プリンスホテル)方面は山頂までずっと見えていた。
おそらく富士山。一瞬だけ頭をのぞかせてくれました!
2012年09月16日 08:25撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 8:25
おそらく富士山。一瞬だけ頭をのぞかせてくれました!
苗場山と神楽ヶ峰もくっきり。
2012年09月16日 08:25撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 8:25
苗場山と神楽ヶ峰もくっきり。
赤倉山?南側のコルの向こう側に北アルプス?
2012年09月16日 08:25撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
9/16 8:25
赤倉山?南側のコルの向こう側に北アルプス?
1ヶ月ぶりの登山のせいか,前回よりも時間がかかった。山頂に午前8時すぎにつければ,再び谷川岳への縦走をしようと思ったが,既に午後8時30分を過ぎていた。風速20メートル以上の強風が断続的に吹いており,南風とはいえ稜線で8時間も強風にさらされるには装備が不十分と判断。またロープウェイに遅れたら嫌だし(^^;)
BCの下見も出来,風が遮られる北側斜面の平標新道へ降りることにした。
2012年09月16日 08:37撮影 by  S006, KDDI-SN
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9/16 8:37
1ヶ月ぶりの登山のせいか,前回よりも時間がかかった。山頂に午前8時すぎにつければ,再び谷川岳への縦走をしようと思ったが,既に午後8時30分を過ぎていた。風速20メートル以上の強風が断続的に吹いており,南風とはいえ稜線で8時間も強風にさらされるには装備が不十分と判断。またロープウェイに遅れたら嫌だし(^^;)
BCの下見も出来,風が遮られる北側斜面の平標新道へ降りることにした。
山頂から北方面(土樽,六日町方面)
2012年09月16日 08:59撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 8:59
山頂から北方面(土樽,六日町方面)
松手山,苗場山方面
2012年09月16日 08:59撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 8:59
松手山,苗場山方面
ここが,平標新道の入口。いきなり急坂。
この付近でおやつを食べていると,おしゃれな出で立ちのカップルが通りかかる。
私ならこのようなハードなルートは絶対にデートには使わないので(笑),驚いて,「本当にここ行くんですか?」と声をかけたら,怪訝そうな顔をされてしまった。
大丈夫かな?
今日も一人旅だと思っていたので,先行者が2人もいてくれれば私にとっては多少安心だけど。
2012年09月16日 08:59撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 8:59
ここが,平標新道の入口。いきなり急坂。
この付近でおやつを食べていると,おしゃれな出で立ちのカップルが通りかかる。
私ならこのようなハードなルートは絶対にデートには使わないので(笑),驚いて,「本当にここ行くんですか?」と声をかけたら,怪訝そうな顔をされてしまった。
大丈夫かな?
今日も一人旅だと思っていたので,先行者が2人もいてくれれば私にとっては多少安心だけど。
はい。いきなり笹で道がありません。ただ,7月毛渡乗越付近よりよっぽどまし。
2012年09月16日 09:08撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:08
はい。いきなり笹で道がありません。ただ,7月毛渡乗越付近よりよっぽどまし。
登山道はどこでしょうか(笑)
2012年09月16日 09:19撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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登山道はどこでしょうか(笑)
池溏が美しいです。
2012年09月16日 09:21撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:21
池溏が美しいです。
笹原が風に揺れてとてもキレイ。曇っているのは群馬県側。冬とは全く正反対の景色ですね。
2012年09月16日 09:21撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:21
笹原が風に揺れてとてもキレイ。曇っているのは群馬県側。冬とは全く正反対の景色ですね。
雄大な北斜面。1600メートルほどまではいい斜面だけれど,その先が切れ落ちているので,滑り降りるのは無理そう。
2012年09月16日 09:31撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:31
雄大な北斜面。1600メートルほどまではいい斜面だけれど,その先が切れ落ちているので,滑り降りるのは無理そう。
左上の双耳が谷川岳。あそこまで歩いていったんだな〜。
2012年09月16日 09:31撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:31
左上の双耳が谷川岳。あそこまで歩いていったんだな〜。
吾策新道方面。
2012年09月16日 09:31撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:31
吾策新道方面。
いい天気です。
2012年09月16日 09:31撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:31
いい天気です。
平標〜仙ノ倉の稜線。ものすごい勢いで雲が南から北に抜け,消えていく。
2012年09月16日 09:46撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:46
平標〜仙ノ倉の稜線。ものすごい勢いで雲が南から北に抜け,消えていく。
谷川岳。あっちも景色良さそう。
2012年09月16日 09:55撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 9:55
谷川岳。あっちも景色良さそう。
オキの耳,トマの耳にマーキングしました。前回は眺望がなくてよくわかりませんでしたが,大障子の避難小屋付近から肩の小屋方面はかなりの急登。
2012年09月16日 10:30撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 10:30
オキの耳,トマの耳にマーキングしました。前回は眺望がなくてよくわかりませんでしたが,大障子の避難小屋付近から肩の小屋方面はかなりの急登。
万太郎山が頭をのぞかせています!かわいい。
2012年09月16日 10:32撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 10:32
万太郎山が頭をのぞかせています!かわいい。
そろそろ笹原ともお別れ。樹林帯へ突入。
2012年09月16日 10:37撮影 by  S006, KDDI-SN
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9/16 10:37
そろそろ笹原ともお別れ。樹林帯へ突入。
立派な根曲がり杉。矢場の頭手前付近。この直後に道迷いをしているカップル発見して,同行することに。
2012年09月16日 10:50撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 10:50
立派な根曲がり杉。矢場の頭手前付近。この直後に道迷いをしているカップル発見して,同行することに。
ダイコンオロシ沢。キレイなのですが,水はぬるい。
2012年09月16日 12:41撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 12:41
ダイコンオロシ沢。キレイなのですが,水はぬるい。
念のため,簡易線量計を取り出してみると,0.10μsv/h。谷川山系の新潟県側は0.06~0.08μsv/hが普通なので,若干高め。岩自体の性質か,それとも飛散したセシウムが沢に集まってくるからか。いずれにしても,群馬県側よりは低いのでここで休憩。
2012年09月16日 12:41撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 12:41
念のため,簡易線量計を取り出してみると,0.10μsv/h。谷川山系の新潟県側は0.06~0.08μsv/hが普通なので,若干高め。岩自体の性質か,それとも飛散したセシウムが沢に集まってくるからか。いずれにしても,群馬県側よりは低いのでここで休憩。
ダイコンオロシ沢からはアップダウンのない沢筋の快適な道・・・を地図からは想像していたが,依然としてかなりのワイルドな道。オーバーヘッドのススキの群生をかき分けて進むので,ペースが上がらない。いつまで歩くんだ,と思っていたら,いきなり舗装道路に「土樽駅」との看板。
2012年09月16日 14:01撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 14:01
ダイコンオロシ沢からはアップダウンのない沢筋の快適な道・・・を地図からは想像していたが,依然としてかなりのワイルドな道。オーバーヘッドのススキの群生をかき分けて進むので,ペースが上がらない。いつまで歩くんだ,と思っていたら,いきなり舗装道路に「土樽駅」との看板。
登山道方面。これじゃあ,どこが登山道かわかりませんね(-_-;)
2012年09月16日 14:02撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 14:02
登山道方面。これじゃあ,どこが登山道かわかりませんね(-_-;)
昔の地図で,吊り橋となっているところは,立派な橋になっていました。
ここから先,林道・県道を1時間余りひたすら歩きます。
2012年09月16日 14:02撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 14:02
昔の地図で,吊り橋となっているところは,立派な橋になっていました。
ここから先,林道・県道を1時間余りひたすら歩きます。
一応,道しるべがあります。
2012年09月16日 14:03撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 14:03
一応,道しるべがあります。
帰り道,長岡IC付近で花火大会をやっていました。
2012年09月16日 19:36撮影 by  KODAK PLAYSPORT Video Camera, Zx5, EASTMAN KODAK COMPANY
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9/16 19:36
帰り道,長岡IC付近で花火大会をやっていました。

感想

笹の刈り取りが終わったということなので,天候が良ければ,また谷川岳まで歩こうかと思っていた。しかし,1ヶ月ぶりの登山であり,かなりの強風だったこともあり,無理はしないことにした。エビス大黒〜万太郎までの岩場で吹き飛ばされたら大変だし,装備も暑さ対策がメインだったので強風対策は不十分。

なので,平標山からの山スキーコースである西ゼン〜土樽の下見をかねて,平標新道へルート変更。
山と高原地図に「登山者少ないハードなコース」と赤枠で注意書きがなされているので覚悟はしていたが,登山道がところどころ笹(上部)やススキ(下部)で覆われている。天気が悪いとき,暗いときは,注意が必要かもしれない。

しかし,今回は天候も良く,笹原からの眺望はすばらしかった。写真を取り忘れたが,西ゼンノ沢のナメ滝もキレイ(沢登りはいなかった)。
岩場の上に座って,しばらく谷川岳に見とれてしまった。
静かな山を楽しみたい人には,このコースはおすすめ。

時間的にも余裕があったので,ゆっくり景色を眺めながらすすみ,矢場の頭(1480m)付近で樹林帯へ。単独なので,クマ鈴をつけ,ラジオをON。
見通しの悪い杉林をしばらく行き,角を曲がったところで,山頂で声をかけたカップルが慌てた様子で山と高原地図を広げているのを発見。

「平標山の家はこっちですか?」
山頂から平元新道へ行くつもりだったが,少し先に進んだら沢があってその先に行けないので,道を間違ったことに気づき,山頂まで引き返すとのこと。

平標新道と平元新道では北と南で全く逆方向でこっちはマイナーなルートであること(だから,入口で声をかけた),ここから山頂へ引き返して元橋まで行くよりも,このまま土樽まで下山して電車とバスで戻った方が早いことを説明。

そこで,土樽まで同行することに。
樹林帯に入ってクマに遭遇する危険もあるので,単独行よりは3人の方が安全で私にとってもありがたかった。

薮をかき分けながら行くので,参考コースタイムよりも若干余計に時間がかかった。
最後の林道から県道,特に高速道路の脇を延々と歩くのは,疲れた足にかなりこたえた。
土樽駅に行く階段までもオーバーヘッドの雑草に埋もれていて,ちょっと怖かった。

駅には,土樽駅からの始発で土合へ行き,谷川岳→万太郎→吾策新道経由で戻ってきたというおじさんがいた。お話しを伺うと,吾策新道もかなり荒れていたとのこと。





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