岡山県瀬戸内市 我城山〜立石大師〜甲山 磐座&野鳥&春の花
- GPS
- 03:23
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 281m
- 下り
- 284m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 3:20
歩行距離6km、歩行時間2時間40分、歩行数11,800歩、消費カロリー1,390Kcal
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
甲山(こうやま)<写真25>南東の標高70m辺りから甲山頂上までは道ではありませんが、ヤブコギはなくどこでも歩けます。これ以外は登山道や遊歩道、舗装道路です。 甲山の北の正通寺<写真30>方面への道は、溝状に掘れている箇所があるので、雨天や大雨後は水が流れるかもしれません。南北斜面ともに少し急ですが、木を掴んで歩けるので大丈夫です。 王持(おうじ)八幡宮<写真42〜48>から我城山(がきやま)頂上<写真04>を経て旧笠加(かさが)小学校二宮金次郎像<写真07>辺りまでは、峨城山創造の森として整備され、歩きやすい遊歩道やアスファルト道です。コバノミツバツツジ<写真03>撮影地点周辺は、道標のない道で我城山古墳群の一部の墳丘が見られますが、多少ササが茂ってきています。 立石大師<写真22〜24>への道は少し迷いました。地元の方におききしたところ、西洋水仙<写真21>撮影地点からまっすぐ進んで10分程度、山道は立石大師で行き止まりとのことでした。 コンクリート道をまっすぐ進むと、標高45m辺りに背後に岩のある小屋があり、コンクリート道はさらに北にカーブしていましたが、直進するブドウ園のフェンス沿いの土道に入りました。しかし、最後はフェンスで行き止まりでした。 いったん引き返し、先程の小屋から北に延びるコンクリート道に入り直すと、「立石大師登り口」の道標がありました。コンクリート道はさらに北に延びていましたが、ブドウ園の逆サイド(北側)のフェンス沿いの土道を登っていくと、標高100m辺りにありました。 立石大師<写真22〜24>から甲山(こうやま)頂上<写真25>までは、途中からルートファインディングしました。 立石大師<写真22〜24>北東の標高100m小ピーク方向は完全なヤブでしたが、北西にはピンク色のビニール紐のある道が延びていたので、一か八かでその道を進みました。 しばらくすると道は北東に向きを変え、標高70m辺りに来ると、細い溝状の水の流れに沿ってさらに北東に続きそうでした。谷を下るのか、北東尾根に向かい我々が前回(2017年1月29日)下ったルートを上るのか判断がつきにくかったので、道から逸れて北西に直登することにしました。 ヤブコギはなく木の間をどこでも歩けるため、方向だけ注意して、標高130〜140mの磐座(いわくら)と思しき岩群や、標高155m辺りからの石垣のようなものを経由して頂上に辿り着きました。 甲山(こうやま)頂上<写真25>から正通寺<写真30>方面へは、頂上三角点<写真25>周辺に赤いビニールテープや白いビニール紐がありましたが、目指す方向かどうか迷ってしばらく他の道を探しました。 我々が前回(2017年1月29日)に登った南尾根からのルート方向に道がありましたが、明らかに違うので、結局、三角点から目印を辿りました。標高160mの白いビニール紐のある地点で道は北と北東に分かれました。北東に進みましたが、結局、どちらも六郎稲荷神社<写真26,27>に向かうようです。 神社からは目印はかなり減少しましたが、正通寺<写真30>の東横の墓地まで少し急な道がありました。一部、溝状に掘れている箇所がありますが、よけて歩けました。 |
その他周辺情報 | 甲山(こうやま)の北側の干田(ほしだ)川を北上すると、信号機のある交差点に面して、「パン工房むくむく」があります。7時半開店なので朝食<写真02>をここで調達できます。 また、「パン工房むくむく」からさらに北上すると、国道2号線沿いに「おさふねサービスエリア」があります。新型コロナウイルス対策のため、レストランでは土日祝日のランチバイキングと平日のビュッフェ付メニューはしばらく提供停止です。定食などは通常通り、温泉も利用可能です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
3月も中旬になり、春の風物詩を求め、ほとんど登山者に会うこともない低山を彷徨うことにしました。
出発前には我が家の庭の暖地サクランボの花<写真01>が満開になっていました。GWの頃に実(サクランボ)が食べごろとなりますが、ヒヨドリなどの野鳥に怒られるので毎年一粒だけ味見で我慢しています(*_*;
我城山(がきやま)の近くまで来ると、「パン工房むくむく」というパン屋があり、ここで朝食<写真02>を購入し、「峨城山創造の森」駐車場で食べました(*^^*)これでエネルギー満タンです。
最初に我城山の頂上を経由し、甲山(こうやま)の方に向かいました。邑久(おく)町上笠加(かみがさか)集落を歩いていると、写真でも紹介していますように、牧歌的な風景や春を感じさせる花、そして愉快な鳥たちを見て、心温まるひとときを過ごすことができました。
甲山と北池集落に向かう道の分岐(西洋水仙<写真21>撮影地点)に来た時、「立石大師」というプレートを見て、甲山に登る前に寄ることにしました。
実は、前回(2017年の1月29日)に訪問した時も立ち寄ろうとしました。この時は地元の方に山道をまっすぐと言われましたが、所要時間がよくわからなかったので途中で引き返しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1055323.html
今回も途中で地元の方におききしたところ、この奥の道をまっすぐ進んで10分程度、山道は立石大師で行き止まりだと言われました。
仰せの通りコンクリート道をまっすぐ進むと、背後に岩のある小屋からはブドウ園のフェンス沿いの土道に変わり最後はフェンスで行き止まりとなりました(*_*;いったん引き返し、先程の小屋から北に延びるコンクリート道に入ると、「立石大師登り口」の道標がありました。ブドウ園の逆サイド(北側)のフェンス沿いの土道を登っていくと、標高100m辺りの所で見つけました(*^^*)
写真や動画で紹介していますように、巨大な磐座(いわくら)でほとんど知られていない秘密のパワースポットでした。ちなみに、立石大師は「邑久郡八十八か所北巡り八十八番札所」だそうです。現地にはプレートや説明板はまったくありませんが・・・
立石大師から甲山(こうやま)へは初めてのルートを試みました。とはいうものの、甲山の南からのアプローチは明確な登山道があるわけではありません。
前回(2017年1月29日)に訪問した時は、上笠加(かみがさか)古墳群巡りをし、コンクリート道に戻ってしばらくすると、標高80m辺りから突然、道がなくなりました。小さな祠(甲山権現神社?)の右側に井戸のようなものがあるところから踏み跡に入り、途中からはそれもなくなったので適当に歩いて頂上に辿り着きました。地元の方によれば甲山頂上から正通寺に下りる道があるはずでしたが、北方面はどう見てもヤブだったので北東尾根を適当に下り、最後は強烈なヤブコギで水道タンクらしき所の脇を下りました。
さて、今回は立石大師から少し戻ったところに、ピンク色のビニール紐のある道が北西に延びていたので、一か八かでその道を進みました。しばらくすると道は北東に向きを変え、標高70m辺りに来ると、細い溝状の水の流れに沿ってさらに北東に続きそうでした。
谷を下るのか、北東尾根に向かい我々が前回下ったルートを上るのか判断がつきにくかったので、お決まり?の道なき道を北西に向けて直登するコースに切り替えました。
甲山はヤブコギがないので、ルートファインディングさえ気を付ければ、容易に頂上まで辿り着くことが可能です。展望は効きませんが、前回登った南尾根も今回の南東尾根も磐座(いわくら)のような岩群や石垣のようなものがあり、古来より信仰の対象であったことを実感させられ興味深いです。
甲山頂上からは白いビニール紐や赤いビニールテープのある道を北北西方向に下っていきました。六郎稲荷神社から先は目印はかなり減少しましたが、下の正通寺の東横の墓地まで少し急な道がありました。
前回(2017年1月29日)、地元の方におききした入口の地面に赤いペンキで書かれた矢印というのはわかりませんでした。この方は六郎稲荷神社はご存じないようだったので、以前は神社を経由しない道があったのかもしれません。
正通寺の向かいにあるアンティークでお洒落な「カフェ明治屋」は、ランチタイムは11時30分からとなっており、我々が到着した11時頃はまだ準備中でした。
この先は干田(ほしだ)川沿いに歩き、王持(おうじ)八幡宮経由で我城山三角点のある展望地まで辿り着きました。最後は写真や動画で紹介していますように、パノラマ展望を楽しみました。
同じ山でもルートや時季が異なれば、また新たな発見や喜びがあります。前回のことを懐かしく思い出し楽しさが倍増することもあります。これだから山はやめられません(*^^*)
コメント
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こんばんは😄初コメです(^。^)
19番の写真の雀、可愛いですね❤
私の庭にも餌台を設置して雀に餌をあげてます( ̄▽ ̄)
鳩や大型の鳥と違いウンコも気になりません。
小鳥専用の餌ですが、私が餌を与えるのを何処からか見てて程なく10羽以上も(^。^)
あと、19番の棒状のものは、電柱の腕金(うでがね)といいます。
碍子や送電線の色々な部品を取り付けるものです。
あの大きさだとカラスや外敵に襲われる危険が少ないのでしょうね(^。^)
絶好の巣穴になります( ̄▽ ̄)
スズメとその住処(腕金)に詳しい方にコメントをいただき光栄です。
卵を温める抱卵時期には雌のおなかがちょハゲになり、
抱卵斑と言って皮膚がむき出しになるそうです。
卵を直接肌で温めるのですね。
いいものを見ました(*^^*)
実は我が家の屋根にもスズメが巣を作り、棲みついています。
ベランダはスズメの子の遊び場と化しています。
餌付けは特にしていないのですが、
安全かつイモムシなどの餌が豊富な家だからかもしれません('_')
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