斜里岳「沢歩きと尾根歩き!一粒で二度おいしい?」(清岳荘〜往復)
- GPS
- 05:37
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 935m
- 下り
- 939m
コースタイム
天候 | くもりのち小雨 (稜線からガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
清岳荘までの道のりはナビ表示されませんでした。 道路脇に看板もありますが、地図もあった方が良いと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
清岳荘〜下二股 樹林帯歩きの後、沢沿いの道になります。 渡渉が数箇所ありますが対岸にはマーキングがあります。 ただしヘッデン歩きではかなり見えにくくなるため細心の注意が必要! 下二股〜上二股 滝が連続します。ここが旧道コースの核心部かな?ロープに頼れる所もありましたが基本無いに等しいと考えた方が無難。 靴にもよりますが結構滑りました!沢靴のグループもおられました。 上りはスムーズに歩けても下りは注意して下さい。 滑った時の事を考えるとヘルメットがあってもオーバースペックでは無いと思えました。 上二股〜山頂 ザレ場の登りの後はハイマツ帯の尾根歩きになります。 |
写真
感想
16、17日の2日間、kuniyan家と休日が合い、剣岳に続き、今年2度目のコラボとなりました。
当初は(s)「幌尻、2日で行けますかね?」
(k)「初日、10時のバスに乗り、山小屋泊、翌日、幌尻ハント後、16時の最終バスに乗れば、行けますよ。」
幌尻は、カミサン同行で日帰りは無理だし、渡渉や日程等、何かと気が乗らない山で、ついつい後回しになっていました。
好機到来!
それに2人で行くより、4人の方が心強いので、
「行っちゃいますか!」
ということになり計画は進みました。
でも、10時のバスに乗るには、羽田6時05分の始発に乗るしかありません。
(k)「仕事終わってから、羽田へ車で行きますよ!」
滋賀から千歳へ行くのに、羽田に車で来てから行く人なんて、いないでしょ(笑)
こんなkuni家の骨折りも、あいにくの天気により、計画を変更せざるを得なくなってしまいました(泣)
では、どこへ?
うちが夏休みに消化し切れなかった斜里岳を最優先し、翌日は、さらに天気が怪しいので、十勝、雌阿寒、まったり温泉三昧など、その時考えよう、ということに落ち着きました。
予期せぬ出来事は、天気だけでなく、いいことも、涙もののこともありました。
・羽田から千歳への始発便が30分遅れ。
・レンタカーがカローラフィルダーからレガシーへグレードアップ(差額なし)
・北海道らしい長い直線の道路で、小屋の影に潜んでいたパトカー(レーダー搭載)に瞬殺される(さらば、ゴールド免許!)
追尾じゃなく、斜め後方からの検知だったので、闇討ちにあった感じ(ここでも20分ロス、涙)
・カーナビに目的地が表示されず、地図を見ながらだったこともあり、斜里岳への到着がさらに遅れる。
・斜里岳のコースタイム(旧道ピストン)をヤマケイ登山ガイドを基準にしてしまったため、4時間30分、遅くても5時間で行けると想定ミス。
ヤマケイ登山ガイドは4時間45分、山と高原地図は6時間50分(驚)
・雨とガスになってしまい、時間を要し、ヘッデンを使用することになる。
(ヘッデンは雨とガスの中では、ルーファイに手を焼く。)
・夕食ぎりぎりの時間に到着したというのに、部屋をグレードアップしていただいた。
(7500円でおいしい食事、いいお部屋、屈斜路プリンスホテル最高!)
今回は、山は早立ちの鉄則を破っての山行となり、結果、ヘッデンを利用することになってしまい、大いに反省しなければなりません。
でも、雨とガスで視界不良となり、ヘッデンが効かない中、4人で力を合わせ、困難を乗り切ったことで、4人の絆はいっそう深まった気がします。
斜里岳(旧道往復)はビューこそありませんでしたが、沢のせせらぎとマイナスイオンを浴びながら登れる楽しいコースでした。
よくも悪くも、深く想い出に残る山行になるのは、間違いなさそうです。
夏休みに私用で幌尻が行けなくなり今回のコラボの本命は幌尻です!
ところが例によって天気が悪い。先週は北海道も大雨でした!
雨の中の渡渉が億劫だし、幌尻山荘泊も濡れた身体にはどうも不安です!
天気予報も雨模様なので今回も幌尻を諦める事にしました。
たまたま、どう言う訳かsato家が斜里だけ残してるので幌尻の穴を斜里で埋めるプランに直前で変更しました。
斜里をメインで阿寒かsato家wife未踏の十勝を視野に入れて試行錯誤の末、出した答えは1日目に斜里をハント!
続く2日目に十勝をハント!
幌尻プランでは羽田を始発便で千歳入りして、そこそこ遅い千歳アウトの便を選択していたので”吉”と出ました!
これなら時間的にも余裕です。「それで行きましょう!」
でも初日に斜里をハントするには移動距離も結構あります。
普通は諦める距離ですが、両家共、高速クルーズには余程自信があるのか何のためらいもありませんでした。
レンタルカー会社の手配ミスか?予約していた車種と異なり用意された車は四駆のレガシー!
雨のウェット道を走るには最高の相棒を手に入れ大満足の男組み。
運転をsatoさんが買って出て下さいました。
「kuniさん羽田まで来て疲れてるので、ここは私が!」(s)
「途中で変わりますので、じゃお願いしますね」(k)
北海道はでっかいど〜!
ほぼ予定通り?に斜里岳の登山口に到着できました。
途中、ちょっとしたハプニングがありましたが、全て想定内(苦笑)
斜里に少々手間取り屈斜路温泉への到着が遅れる事をホテルに連絡し、車を走らせました。
ここでも手配ミスか?それともホテルの考慮か?旧館のはずが用意されたお部屋は新館(ワォ〜)
とても綺麗な館内でこれまたビンゴ!
晩餐会+反省会は最後の一組になるまで食事会場で続きました。
反省すべき点は斜里岳のコースタイムのガイドブックによる違い!(旧道ピストンでも約2時間の違い)
これに気付かず日没までに林道に戻って来れなかった事につきます!
林道や樹林帯などの一本道ならともかく、渡渉を繰り返すヘッデン走行では厄介なコースです。
今回は4人で不安を感じる事はありませんでしたが、ウチの嫁が滑ってプチダイブをしてしまい足手まといになり遅れたのも事実です。山登りの基本中の基本である早立ちの重要性を再確認しました。!
おまけの反省点も一つ!
北海道はスピード違反の取締りの多い事で有名ですよね!?
今回、私達も違反キップを切られ、事実。高額の罰金を納める事になりました。(女性陣が運転していても同じ結果)
当日、対向車線でもあのパトライトを目撃しています。
それでもスピードが出てしまう道です。あそこを法定速度で走るのは並み大抵ではありません!
「取り締まりをして頂いたおかげで事故もなく行けました」
途中、動物の飛び出しもありました。スピードの出し過ぎは危険です!
「北海道警察さん、ど〜も、ありがとう、ございましたっ。」 ここは大人の対応で・・・!(悔涙)
反省会終了後は屈斜路温泉を堪能し23時過ぎには私は夢の中でした!
「明日天気にしておくれ〜♪」
それにしても、斜里岳のこのコース、雨の日に沢を往復で利用ですか
幌尻の練習にはよろしいかと
ダイブされた方がいらっしゃったようですが、痛かったでしょうね 大きな怪我でなくてよかったです
自分も甲武信ヶ岳でダイブしたことがあるので
高額の罰金は痛そうです
ヘッデン利用や沢登り(入門?)経験値が上がっていきますね 翌日は、雌阿寒岳でしたか
こんばんは、ilbonさん。
ダイブされた方は身体に数箇所程、青アザを作ってらっしゃいます
笑っていられるので幸いですが、一つ間違えばシャレになりません。
もう少し私がサポートするべきでした。
反省しております。
時間に余裕がもっとあれば楽しめる良いお山だと思いました
でもとても良い経験になった斜里岳でした。
苦労した山ほど忘れる事のない山になりますよね!
大満足の斜里岳でした
こんばんは satoyamaさん kuniyanさん 両奥さま
苦難続き、いや、良いこともあった北海道、お疲れ様でした
苦労・苦難が多ければ、4人の団結が強くなる
随分もりたくさんと楽しまれたようですね
でも、好天とはあまり縁がないようで、
お気の毒様でした
でも、楽しかったようで何よりでした
私がまだ行ったことの無い北海道
あこがれてしまいます
−satoyamaさんよりも先にシルバーになるURU12より−
<追記>
因みに、私は、約30年間ゴールドです。
誰も信じてくれないかもしれませんが
ilbonさんのレコ、参考にさせていただきました
道はカーナビに出てこないんですね
旧道往復は時間が押していて、やむなく選択しました
ilbonさんは雌阿寒岳とダブルハントでしたよね。
すごいなあ、うちにはとてもできませんよ
ハプニングとラッキーが織り交ざった山旅
大きな雨にも降られず一安心といった所ですが
北海道警だけは余計ですね
「さらばゴールド・・・」
私は一度も自分のゴールドを見たことがありません
kiniwifeさんのプチダイブ
軽く記載程度なんで大したことなかったのでしょうね。
ご無事で何よりです!
最後はヘッ電つけて渡渉繰り返し
本当にお疲れさまでした!
思い出の1座堪能させて頂きました
fall
天気はこれでも、北海道の中では、雨の降ってない山を選択したんですよ
千歳到着時も途中も夜も雨ばかりの中、この2日間、登った山では、
私たちにとっては上々でしたよ
ゴールドは7月になったばかりでしたが、ひと夏の輝きでした
ゴールドは5年後、おさらばとなりますが、山旅の想い出はゴールドの輝きがあります
私も今はゴールドですが、既にその権利を失ってます!
次はブルーに格下げですわ(笑)
私的にはそれほど拘りはございませんが
北海道は山も移動も何故かテンションがあがります!?
そのぶんオーバーペースで結果、疲れる。
こんな感じでしょうか
何れにせよ盛り沢山な山旅になりました。
* 追記
シルバー免許!ようやく今、その意味が理解できました
奇遇ですが、斜里岳登った日ですよ
お世話になったのは
【斜里岳=パトライト】定着しそうです(笑)
週末の北海道の天気をずっと心配していた一週間でした
やはり予定変更でしたか しかしながら、確り百名山ゲットですね
奥様方も雨の中、よく頑張りましたね〜
さぞかし晩餐会の生ビール 美味しかった事でしょう
翌日はどちらを選択?天候は?
第二弾も楽しみです
あ〜屈斜路湖周辺の温泉 また行きたいなぁ〜
清水ダイブは場数踏んでますが、あそこは少しこっちがビビリました
本人はそれほどでも無かったのか?
水は冷たく無かったなんぞ言ってましたが
正直凹んだはずです!
渡渉のヘッデン歩きは、リスクがありお勧めできませんが
非常に良い経験になった事は事実です。
思い出深い北海道でした。
僕も前日にここ登りましたけど、その日は天気はまずまずよかったです。
日曜は雨でしたよねぇ・・・。
旧道を下りで使うのは危なくなかったですか?
でもガスってる中の新道はまったくもってつまらなかったですけどね。
こんにちは、sanpoさん。
雨の幌尻はさすがに尻込みしてしまいました
斜里の旧道コースも増水すると苦戦しそうでした。
天気、気に掛けて頂いた様で!
ありがとうございました。
ウチの嫁が少し足を引っ張ってしまいましたね。
宿題が出来ました
コメントありがとうございます。
仰る様に旧道の下りは緊張させられます!
沢靴があったら安心感も強まりそうです。
時間があったら新道コースを下山に使う方が無難でしょうね
晴れていたらまた違った印象の山になったんでしょうが、
私の中では斜里=沢のイメージが定着しそうです。
さらば、ゴールドでしたが、思いの外、減点が少なく、ほっとしたのが本音です
北海道の気持ちいい道を法定速度で走るのは拷問に近いですから
斜里へ早く着きたかったので、凹んでいる暇はありませんでした
kwifeさんのダイブは見てないので、何とも言えませんが、全ベソはkuniさん、ダイブ、デフォルメしてますよ
ヘッデンでの渡渉は猛省してます
sanpoさんのことは承知してたんですが、1台対向車が捕まって、
もうないだろうと思っていた矢先にやられました
幌尻は行けませんでしたが、sanpoさんのテルテル坊主のおかげで、
北海道の中で、自分たちの行った山だけまずまずのお天気で助かりました
仰る通り、登り終えたあとは、きつかっただけに、 と は最高でした
ヘッデンを使う山行は危険を伴うという、sanpoさんの金言は守らないといけませんね
前日はお天気、まずまずでしたか
さぞかし、沢の区間は気持ちよかったでしょうね
羨ましいかぎりです。
斜里岳はいいお山ですね
旧道で、振り返ると斜里の気持ちいい風景が見られるそうですが、
ガスっていたようで、残念でしたね
いつの日か、天気がいい日に登ってみたいと思います
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