剣岳
- GPS
- 30:30
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 2,290m
- 下り
- 2,274m
コースタイム
7:45 番場島駐車場出発ー8:00 登山口出発ー9:35 標高1200m
10:45 標高1600mー14:05 早月小屋キャンプサイト着
17日
4:20 出発ー5:15 標高2600mー6:50 剱岳頂上
8:20 標高2600mー9:10 早月小屋キャンプサイト着
(休憩・食事・撤収)
10:35 下山開始ー12:15 標高1600mー14:30 登山口着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
早月小屋直前約30分は今年新しく切り開いた道らしく、急斜面で根曲り竹の切り株あり。雨又はその後の特に下りが滑りやすそうです。 |
写真
感想
地元付近の山はクマの出没が頻繁なため、標高の高い北アルプスにすることに夏休みの前から決めていた。
登山口まで
安全運転のため4時過ぎ起床で自宅出発
一般道と高速を使い分け、約3時間15分で番場島駐車場に到着。
番場島の駐車場は一番下のところしか空いておらず、登山口まで15分。
標高200m毎の標識はペース配分に大いに助かった。
それにしてもテン泊装備で早月小屋までしんどかった。
テント設営後結構暇があったので、ときどき早月小屋手前のピークに登り周りの撮影をしていた。人懐こそうなほぼ同年代の人と話が盛り上がり、楽しいひとときを過ごすことができた。何回か山頂方面を撮影していると、ほんの一瞬だけガスが晴れて山頂付近が見えた。明日はいよいよあそこに立つんだ・・・
17日は4時半頃起きようかと思っていたが、隣が騒々しいので、やむを得ず起きた。これが功を奏して、早めに登頂できてかえって良かった。
テントの外に出てみると、オリオン座をはじめ、満天の星空だ。
それにしても、夜明け前の暗闇の中、前のパーティーを追い越す以外は暗い中を黙々と登るのは初めての経験だったが、ルートを間違えやすいようなところはほとんどなかったのが幸だった。それに、富山市内と富山湾の夜景も悪くなかった。
標高2600m付近で夜明けになり、その後剱沢からルートの合流地点まで2人を追い越しただけで、静かな剱岳を楽しめた。でもやはり標高が高く空気が薄いせいか、スローテンポは否めない。ルートは特に危険を感じた場所はなかったが、カニのハサミ付近の鎖と一か所のボルトを大いに助かった。
山頂では台風の影響か風が強かったが、ほぼ快晴だった。いままで写真でしか見たことのない風景が一望に見渡せる。特に北方稜線は圧巻だ。そして立山方面、奥大日岳から薬師岳。残念ながら東側の鹿島槍から白馬岳方面は雲の中だった。
ふと早月小屋方面を見下ろしてビックリ。なんとブロッケンが見えるではないか。丸い虹もしっかり見える。しかも剱岳の頂上である。普段めったに神頼みはしないが、この時ばかりは「神様ありがとう」と心の中で叫んでいた。
それからヤマレコ等の皆さんの記録によると祠があるはずだったが、なぜか見当たらなかった。
下り2800m付近でイワヒバリの親が巣で子供に餌を与えるところに出会った。ルートから10mも離れていない岩棚の上だ。普通みると茶色に紫色っぽい斑点があるが、写真の上半身はその下の白い毛が見えている。
キャンプ場に帰り、早めの昼食後下山の途に就いた。
下りは体力不足?が響いて、最後は足が棒のようになって番場島にたどり着いた。さすがに有名な日本アルプス3大急登である。
駐車場についてふと剱岳方面をみると、なんと山頂を含め付近一帯が見え、感慨もひとしおだった。
初めまして!
長年の夢がかなって良かったですね。
しかし祠はありましたけどね、台風でしょうか?
※山頂の写真せっかく登ったのにもったいないです 、モザイク外すのをお勧めしますよ!
chusakaiさんへ
ありがとうございます。
しばらく忙しくて、コメントが遅れてしまいました。
祠の件ですが、あの少し前に落雷に会い修理のために一時移動されていたのだそうです
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