雪の摩耶山！ 仕事か？ 山か？

2020年03月16日(月) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 14.2km
• 登り: 978m
• 下り: 982m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:09
• 休憩: 3:47
• 合計: 7:56

7:32 スタート地点
7:37 7:41 護国神社前
8:07 8:10 青谷道登山口 (廿二丁)
8:20 8:20 静香園 観光茶園
8:27 8:27 あけぼの茶屋(休業中) つくばね登山会
8:35 8:37 大龍院
8:39 8:40 水場 (十一丁)
9:12 9:18 青谷道 上野道 分岐点
9:24 9:40 摩耶山史跡公園
9:46 9:46 山寺尾根方向（掬星台下 水平道）分岐点
9:54 9:57 摩耶ロープウェー星の駅
9:58 11:57 掬星台
12:07 12:08 摩耶石舞台
12:37 12:39 摩耶別山
12:56 13:06 穂高堰堤
13:11 13:27 シェール槍
13:32 13:37 穂高堰堤
13:39 13:44 穂高湖
13:46 13:52 杣谷峠
14:07 14:08 勧進滝
14:20 14:27 寒滝（寒谷滝）
14:33 14:43 摩耶第二砂防堰堤
14:50 14:57 摩耶砂防堰堤
15:04 15:07 山寺尾根 分岐点
15:09 15:09 杣谷堰堤
15:14 15:14 杣谷（カスケードバレー・徳川道）登山口 / 永峰堰堤
15:28 ゴール地点

暖冬だった2020シーズン。3月になって突然の摩耶山に降雪。仕事より優先です・・・

天候

雪　6℃〜−1℃

写真

3/16 7:38

夜中の3時に横になって、明け方、寒いな〜と思って山を見ると・・・　雪が積もっている・・・　気温4℃。決して積雪は多くないだろうが見に行かねば・・・　昼までには消えてしまうだろう・・・　急いで準備し、途中コンビニで食料を買って・・・

3/16 8:09

青谷道入口からのパノラマ。頭の中で計算する・・・9:30 掬星台、着くかな？

3/16 8:26

つくばね寮。「神戸突破嶺會本部」と歴史を感じる七宝看板。すごい・・・でも、さらにすごかった・・・検索すると「突破嶺」と書いて「つくばね」と読むんだって！！！　

3/16 8:29

上田道への分岐点。今日はゆっくり写真を撮って歩きます！6℃、暑くてフリースを脱ぎました。

3/16 8:30

十五丁。

3/16 8:39

水場。十一丁。

3/16 8:51

禊場を過ぎ、完全な山道に入って行きます。古参道の雰囲気。

3/16 8:57

標高420mで雪見っけ！

3/16 9:00

木々の上には積もっています！　少ないけど感激！！

3/16 9:02

ガスが出てきましたが、これはこれで、いとをかし・・・

3/16 9:09

空が白いのではなく、木々が白くなっているのです！

3/16 9:09

もう一度、言います！　空が白いのではなく、木々が白くなっているのです！

3/16 9:09

気温は2℃。フリースは脱ぎましたが不思議なまでに暖かいです。

3/16 9:10

白黒写真ではありません。カラーです。

3/16 9:12

二丁を過ぎ、まもなく、上野道分岐点。

3/16 9:14

上野道分岐点付近からパノラマ。

3/16 9:16

山門の向こうも雪景色！

3/16 9:16

燈篭の上にも雪！　写真の枚数多くなりますが割愛できな〜〜い！！

3/16 9:23

こんな日は、約333段の階段も、まったく苦になりません！！

3/16 9:23

おなじみ具足講社の玉垣。被写界深度で遊んでみます。

3/16 9:24

引き続き被写界深度で遊ぶ・・・

3/16 9:26

楽しすぎ！！！

3/16 9:27

白黒写真違ゃいまっせ〜

3/16 9:28

登り始めは、早く登らないと、雪が溶けると思っていましたが、そこまで慌てなくても大丈夫そうなので、寄り道を楽しみます。摩耶の大杉さん。

3/16 9:29

冬場、雪のあるところで仕事をしていて、こんなの雪のうちに入らないレベルですが、雰囲気あるわ〜

3/16 9:32

ツバキ。

3/16 9:33

天上寺跡。気温0℃。

3/16 9:33

下界は見えません。

3月12日ほぼ同じアングルで
https://yamareco.org/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=2254584&fname=ece2a477a260e2aed970be8ec0b2db9f.jpg

3/16 9:36

天上寺跡をパノラマで。

3/16 9:38

2018年9月4日の台風21号で倒れた親子杉。

2018年9月5日（台風翌日のレコ）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1666033.html

3/16 9:38

2018年9月5日の画像と比較⇩
https://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/166/1666033/68dddb8e2fa5e700fcd7701e93a91156.jpg
※スマホではアプリによっては不作動、または、正確にリンクしない場合があります。

3/16 9:39

看板の上にのっているだけでなく、看板の支柱は下の杉を貫通し、上の杉に刺さっているのです。

3/16 9:39

いや〜も〜最高だわ！！

3/16 9:40

たぶん雪が降ってなかったら気が付かなかった玉垣。宿坊蓮花院「業榮講」となっていました。

3/16 9:41

写真を絞り込めていないレコって残念だな〜と思うが、なかなか割愛できません・・・

3/16 9:42

ホンマ、最高の日だわ・・・

3/16 9:43

雪があるから、ふだんは目が行かない角度にも、目が行ってしまい、新鮮なものを見つけます。シャッターは押したものの表現しきれなかったものがたくさんあります。

3/16 9:45

もう時間は関係ありません！

3/16 9:49

赤い実だけど「アオキ」。雪の重さもわかります。

3/16 9:54

下山する人たちとすれ違いました。

3/16 9:54

夜行の時は、この仏さま、見るのコワいんです・・・　知らんふりして通ります。でも今日は1枚！

3/16 9:56

常夜燈も雪景色。この灯籠には火袋がありません。

3/16 9:59

神戸市は、市民から神戸の魅力あるビューポイントを募集し、2008年度に「神戸らしい眺望景観50選.10選」を選定。そのうち14ヵ所に「ビューポイントサイン」を設置。針は「ファッション都市・神戸」を象徴するアイコン。積雪は10cmくらい。

3/16 10:01

下界はほとんど見えないけど、ええど〜〜！！！

3/16 10:02

雲の切れ間から御影方向。

3/16 10:03

針穴の向こうに示そうとしているものは何？？？

3/16 10:12

ホームからロープウェーが出て行くアングルで写真が撮りたかったのですが許可が下りませんでした・・・

3/16 10:16

1000万ドルの夜景ではありませんが、最高です！！

3/16 10:21

「おはよう！」。声をかけられたかと思って振り返ると、ロープウェー始発で上がって来た女性。女性の声を聞いてネコ4〜5匹が飛び出して寄って行く。お食事タイムのようだ・・・

3/16 10:27

梅の花。ふだんだったら気にもしていないかも・・・

3/16 10:46

東屋で、どん兵衛とコーヒーでもと思ったが、吹きっさらしなので、テーブルもベンチも着雪。座ってゆっくりできる状態ではありません。外は吹雪。−1℃。お湯を沸かしてどん兵衛だけ立って食べます。

3/16 10:50

鵯越を7時に出発し、宝塚を目指している大阪のご家族（3人、うち2人は中学生くらい）と出会います。菊水山にも雪はあったようですが、摩耶山に入ってから吹雪かれ始めたようです。

3/16 11:03

急いでつくった雪だるま。ちょっと晴れました。

3/16 11:10

CAFE702からの眺め。さすがに吹きっさらしの東屋でコーヒーを飲む気分にはなれませんでした。

3/16 11:17

チーズケーキとコーヒーでリラックス。ルーティーンの「暴れん坊将軍」（再放送　12:00~）は諦める・・・

3/16 12:02

掬星台を離れ摩耶自然観察園に下りて行きます。ここに行くのは初めてだと思います。

3/16 12:03

ここは奥摩耶遊園地があった場所のようです。

3/16 12:04

昭和30年代に奥摩耶アイススケート場があったところらしいです。奥摩耶遊園地は1955年（昭和30年）の摩耶ロープウェイの開業に合わせて、神戸市交通局が複合レジャー施設として開発した。開園の年はわかっているが、いつ閉園したのかは記録が見つかりません・・・

3/16 12:07

写真左が、たぶんジェットコースター（マウントコースター）のあった場所だと思われる。

3/16 12:13

天上寺。久しぶりに入ってみます。

3/16 12:15

1976年1月に旧天上寺が炎上したのは、自宅から反射式天体望遠鏡で眺めていて今でも脳裏に焼き付いているが、ここに記してあることで興味があったのは浄財と顕彰石碑（玉垣）の関係。20万以上で玉垣か・・・　旧天上寺の玉垣に刻まれている金額が気になっていたのです。

3/16 12:16

写真としては凡庸で割愛しようと思っていましたが割愛できませんでした。これは「天竺堂」で、この中に立派な仏母 摩耶夫人像が祀られています。この像、関西在住のインド人が、母国インドに縁が深い天上寺の消失を悲しみ早期復興の一助となるべく、摩耶夫人像の奉納を発願され、浄財の勧進に当たりつつインド政府に働きかけ、インドからの寄付が実現したとのこと。尊像の作者はインドの有名な彫刻家 ラム・ラタン・ジャイミニ師で、大理石でつくられています。

3/16 12:17

ここを通るのは17年ぶり・・・　17年前には腹帯をもらいに来たのだ・・・

3/16 12:20

僧侶が雪を払っていました。僧侶は住職を含めて5人らしい。毎週第3土曜日に密教座禅瞑想会があるらしい・・・

3/16 12:20

天上寺境内パノラマ。

3/16 12:26

無事カエル。割愛できませんでした・・・

3/16 12:34

天上寺は山門から入ってアゴニー坂の方に抜けられます。そこにはお地蔵さんがいっぱいならんでいました。こんなところ全然、縦走、予行の時には気づきませんでした。

3/16 12:33

キツネさんも・・・　今日の一番の感動かも！！！

3/16 12:36

アゴニー坂に入ります。アゴニー（agony　英）は苦痛。

3/16 12:37

ええ雰囲気！

3/16 12:40

今回の山道の中で一番雪深かったかな。でも10cm程度だけど・・・

3/16 12:44

熊笹も雪で覆われ・・・

3/16 12:51

穂高湖に向かいます。

3/16 13:01

分岐点、シェール槍まで10分となっていますが、10分かかりません。

3/16 13:29

左に進むべきところを見落とし、右に入ってしまいました。こんな崩れたところあったかな？と木の根っこをつかみながら登りました。（写真は下り時に撮影）

3/16 13:11

シェール槍からのパノラマ。

3/16 13:20

六甲山牧場が木々の間から見えました。

3/16 13:21

シェール槍から穂高湖を見る。

3/16 13:19

コーヒーを飲もうとお湯を沸かした途端、空の色がおかしくなって、雪、そして、突風。あわてて飲んでいるコップに木から大きな雪爆弾が着弾・・・

3/16 13:19

ひとつ前の写真を拡大。木の枝には小さな標が付いています。

3/16 13:35

穂高湖湖畔。

3/16 13:43

穂高湖からシェール槍を見る。

3/16 13:47

メガネを外していると花に見えました。

3/16 13:54

杣谷入口のトイレは冬季は使用できませんが、横に仮設が1基あります。

3/16 13:56

下りにはチェーンスパイクが必要かと思いましたが、着雪は比較的早くなくなりました。気温は2℃。上り人の足跡が1人分。

3/16 14:00

杣谷パックマン。軽く雪化粧。雪は標高480m付近でなくなりました。

3/16 14:13

ここって下りの時、一瞬、迷うところなんですよね・・・

3/16 14:17

石が積んでありました。

3/16 14:25

⇨行き止まり　ってなってますが、こちらに入ると寒滝があります。水の音が聞こえますが、川の音でしょうか？　滝の音でしょうか？

3/16 14:23

寒滝。それなりの水量があって感激！　このあとしばらくしてフリースを脱ぎます。6℃。

3/16 14:50

杣谷がナイトハイクに向かないと思うのは、道が痩せてしまったり、落ち込んだりしている箇所があるからです・・・

3/16 14:57

徒渉時、注意していましたが、ドボンしてしまい、靴の中まで浸水・・・

3/16 15:12

ただいま〜　杣谷パックマンのあと、杣谷の巨人の写真も撮ろうと思っていたに・・・見落としてしまった・・・大きいのに・・・

3/16 15:14

完成したらどうなるのかな？？

3/16 15:14

水、出ていませんでした。ど〜した？？

3/16 15:14

予定より3時間くらいオーバーしましたが、楽しい山歩きでした。このあと天気がくずれみぞれが降りました。

撮影機器：

D810 ニコン

arrows Be F-04K docomo FCNT

装備

個人装備

フリース 長袖シャツ Tシャツ ジーンズ サーモ下着 靴下 グローブ ガスバーナー ケトル どん兵衛そば大盛 コーヒー 水1000cc 予備電池 GPS Nikon F810

感想

徘徊王™(hi-king)＠skiboy

仕事が不調で、モチベーションも上がらず、ダラダラと夜中3時まで仕事をしていて床の上でひと眠り。明け方、冷えるな〜と目が覚めて、もしやと思い山を見ると雪景色。あきらかな睡眠不足でしたが、山の誘いの方が勝った。昼までには消えるだろうと急いで青谷道へ。疲れも吹き飛ぶ山歩きでした。仕事をほったらかして行って正解でした。

レコを書いていて、また、読んでいて、アップする写真の枚数は悩みどころ。ここのところ1回の山行あたりの写真枚数が多い。1回の山行で100枚を超す写真のレコはよほどの魅力的な写真、魅力的なキャプションでなければ読むのが大変になってくる。写真の絞り込みは大切だと思うが、今回90枚を超えてしまった。実は100枚を超えていたが、これではダメだとビジネスライクに90枚台までに絞り込んだが、それでも多過ぎと思う。写真の絞り込みは今後のテーマだなと思う。

そんな長ったらしい山行記録ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

Kumainkobe

雪化粧
skiboyさん、おはようございます。

大作ですが一気に読ませていただきました。
見慣れた光景でも雪に覆われると一変しますね。
白銀の掬星台は見事、平日でなければ行きたかった。。。

Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ

徘徊王™(hi-king)＠skiboy

Re: 雪化粧
Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅさん

コメントありがとうございます。

友人が冬場になるとよくＳＮＳに、凍った穂高湖の上に立つ写真や、凍った七曲の滝などがアップしていると、近くに住んでいるのに、冬場は神戸を離れていて、それを見ることができない自分がいつも残念で残念でたまらないのです。

でも、こうやって仕事ほっぽりだして、無計画に山に雪見に行けるというのは、半失業者の特権なのかもしれません・・・（笑・・・）

ちなみに北区に住んでいる高齢の方は、川が凍ったこともあったと言いますし、私が小学生のころは、六甲山人工スキー場以外の天然のところでもスキーができた日があります。

穏やかな散歩日和の日に、シェール槍、行者尾根、案内させてください！