北八ヶ岳 丸山・中山・にゅう
- GPS
- 07:28
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 617m
- 下り
- 616m
コースタイム
08:47 丸山
09:05 高見石小屋 09:15
09:18 高見石展望台 09:23
09:27 高見石小屋 09:32
10:28 中山展望台 10:38
11:49 にゅう 12:24
13:30 白駒池
13:45 白駒荘 14:35
15:10 麦草峠
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【交通費】 (車)国立府中IC→(中央道)→諏訪南IC 2000 (車)諏訪南IC→(中央道)→国立府中IC 2100 計:4100 |
コース状況/ 危険箇所等 |
食事:白駒荘 温泉:蓼科パークホテル |
ファイル |
非公開
0922.txt
清算
(更新時刻:2012/10/03 21:31) |
写真
感想
朝7時半、麦草峠の駐車場はすでに満車。麦草ヒュッテを過ぎて少しのところにある空きスペースに車を置いて、まずは麦草ヒュッテまで車道を歩く。
麦草ヒュッテから、動物よけの柵を抜けて白駒池への分岐をまっすぐ進んで丸山の方へ向かい、すぐに樹林に入る。
登山道以外は苔に覆われていて、登るにつれて岩が多くなっていく。
麦草ヒュッテからゆっくり登って50分ほどで丸山山頂に到着。あまり展望はないが、次に向かう中山が見える。
丸山山頂から15分ほど下ると高見石小屋に着く。
一息入れて、小屋の脇から露岩を登って高見石展望台へ。
雲が多くて遠望は効かないが、北八ヶ岳の広大な樹林、白駒池、中山、丸山などが見渡せる。
高見石小屋まで戻ったら、中山への道を行く。
ここも岩と苔の樹林の道。登り坂は緩やかだが岩が多く歩きにくい。
しばらく単調な登りが続いた後、登り坂が平坦になって樹林が途切れると中山展望台に出る。高見石小屋から1時間ほど。
地面は岩だらけで蓼科山の山頂に似た感じ。景色の大半は雲に覆われて見えないが、流れる雲が途切れると、天狗岳が姿を現す。
中山展望台から再び樹林に入ってわずかに登ると、山頂があるはずだが、見落としたのか標識らしきものはなかった。
山頂を過ぎると樹林が開けて急な岩の下り坂になる。シャクナゲが多い。
急な下り坂もすぐに平坦な樹林の道になり、しばらく歩くとにゅうへの分岐に出る。中山展望台から15分ほど。
ここからにゅうまでは、右手が切れ落ちた急峻な崖に沿って付けられた道を緩やかに下っていく。
樹林の中で展望はあまりないが、所々で硫黄岳と天狗岳が見える。
下り坂が上り坂に変わって道が狭くなり、段々と岩が多くなると、そのうちに樹林に突き出たにゅうの岩峰が見えてくる。
さらに岩だらけの道を行くとすぐににゅうに到着。
にゅうからは、360度の展望が楽しめる。
東側は雲に覆われて何も見えないが、北側は北八ヶ岳の蓼科山から続く広大な樹海と丸山・白駒池、
南側は硫黄岳が雲の合間から時々姿を現して、西側には天狗岳から連なる急峻な山容と中山・丸山などが見える。
にゅうで軽く食事を済ませて一休みして展望を楽しんだら、白駒池に向かって下りに入る。
道は再び樹林の中の岩と苔。大きな岩が多い。岩の隙間を埋めるように木が生えて、それを苔が覆っている。
それからキノコが多い。名前はわからないが、いろんな種類のキノコがいたるところに生えている。
いつのまにか岩が少なくなって、道が平坦になると木道が現れて白駒湿原に出る。にゅうから1時間弱。
白駒湿原からジグザグに付けられた木道を過ぎて10分ほどで白駒池のほとりに出る。
池の周囲の木道をさらに10分ほどで白駒山荘に到着。ここで食事にする。
空はすっかり曇ってしまって雨が降ってもおかしくない天気になってきたので、すぐに麦草峠に向かうことにする。
白駒池を離れて樹林に入り白駒池の駐車場への道を分けると、一旦樹林から出て「白駒の奥庭」に出る。
北横岳の坪庭より少し木が多い感じの場所で、木道が付けられている。
再び樹林に入ったところで雨が降り出した。樹林の中なのでまだ雨具は必要ないが、急ぎ足になる。
麦草峠が近くなって樹林を出ると、運よく雨が上がっていたが、またいつ降り出すかわからないのでこのまま寄り道せずに駐車場まで戻る。
予定では5時間程度だったはずが、休憩込みで7時間もかけてしまった。
急峻な南八ヶ岳に対して樹林で穏かな印象の北八ヶ岳。あまり展望は期待していなかったコースだが、思いのほか多くの場所で展望があった。
また、キノコ探しでずいぶんゆっくり歩いたせいか。
このあとの温泉は、横谷温泉旅館は時間が遅過ぎて間に合わず、近くの蓼科パークホテルにした。
ここも茶緑のにごり湯に広い浴室で、なかなか良かった。
○コース参考
昭文社 山と高原地図 32 「八ヶ岳」(2009年版)
○すべての写真(Googleフォト)
https://goo.gl/photos/hFsMHe6F2Vh5rcYF9
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