やれやれ・・・だけど最高！ 上河内岳・茶臼岳

2020年03月20日(金) ~ 2020年03月21日(土)

• GPS: 22:42
• 距離: 27.5km
• 登り: 3,366m
• 下り: 3,371m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:43
• 休憩: 1:02
• 合計: 9:45

距離 9.5km 登り 2,035m 下り 575m

7:42 畑薙ダムゲート前
8:20 8:26 畑薙大吊橋
8:54 9:04 ヤレヤレ峠
10:21 10:27 ウソッコ沢避難小屋
12:27 13:07 横窪沢小屋
17:27 茶臼小屋

2日目

• 山行: 10:20
• 休憩: 2:07
• 合計: 12:27

距離 18.0km 登り 1,343m 下り 2,808m

5:31 茶臼小屋
5:11 5:31 茶臼小屋
7:44 7:45 上河内岳の肩
7:53 8:03 上河内岳
8:08 上河内岳の肩
9:46 9:54 茶臼岳
10:07 11:03 茶臼小屋
13:33 13:51 横窪沢小屋
15:02 15:14 ウソッコ沢避難小屋
16:29 16:31 ヤレヤレ峠
16:55 畑薙大吊橋
17:35 畑薙ダムゲート前
17:38 ゴール地点

天候

3/20曇一時晴後ガス　3/21快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙布平P

コース状況／危険箇所等

トラバース多数。

写真

3/20 7:41

夜8時出発し、3時前に到着。山道長い( ゜Д゜)
少し仮眠し、畑薙の布平Pより出発！
夜は雨＆強風であったが、朝になると回復。

3/20 8:08

舗装路を歩くと畑薙大吊橋が見えてきた。

3/20 8:21

強風やったら怖かったなぁ(((^^;)
なかなかにデンジャラスな大吊橋。おもしろい〜

3/20 8:23

1.8キロのなが〜い吊橋を渡った。

3/20 8:49

足元が崩れると〜ってもいやらしいトラバース。荷が重いのでバランス注意。

3/20 8:56

ヤレヤレ峠にて、ヤレヤレポーズww

3/20 9:21

峠を越えると沢沿いを歩く。渡渉のため、5個の吊橋や橋がありますが、1号機は崩壊しこんな橋を渡る。

3/20 9:27

2号機吊橋。

3/20 9:27

足下の渓谷。ええ感じです。

3/20 9:33

3号機も崩壊していた。

3/20 9:36

ざれた沢筋を歩く。沢登の季節が恋しい。

3/20 9:43

落石注意の登り。しかし、どこも脆くて気が抜けない。沢の高巻きのようですね。

3/20 9:55

4号機吊橋。

3/20 9:57

いやらしいトラバース。落ち葉で滑らないように。

3/20 10:05

ウソッコ沢小屋。広くて綺麗な小屋でした。
やれやれ峠といい、かわいいネーミングやけどハードなお山ですやんww

3/20 10:23

5号機。ウソッコ沢と上河内沢の合流地点の渡渉。豪快な滝に見とれる。

3/20 10:24

めっちゃええ感じやん。

3/20 10:29

崩壊寸前の木段を登る。

3/20 10:39

こんな感じの緊張する足場が結構出てくる。荷の重さ＆睡眠不足でめっちゃしんどい〜
でも気は抜けない！

3/20 11:50

エールにちょっとだけ励まされた。

3/20 12:20

ようやく横窪沢小屋到着。

3/20 12:21

このころより天気が悪くなり雪がちらつき始めた。ハードシェルで防寒対策。
ここで水を2リットル汲む。重みが肩にのしかかる。

3/20 12:54

目的地である茶臼小屋までまだまだ・・・とりあえず進むのみ！！

3/20 14:16

これはどこでしょ。綺麗な景色にちょっと癒された。

3/20 14:26

高度が上がるにつれ雪道に。早めにアイゼン装着。ひたすらの登りに皆黙々と登る。

3/20 14:40

発泡スチロールのようなあられ雪。気温が低いので雪が締まっており歩きやすい。

3/20 15:19

寒いと思ったら−5度。樹林帯なので風が弱く助かった。

3/20 17:11

急登をなんとか登りきり、本日の目的地である茶臼小屋に向かう。

3/20 17:20

ガスで真っ白。

3/20 17:21

うっすらと見える茶臼小屋。あともうちょっと。

3/20 17:23

着いた〜お疲れ様。小屋があると天国や〜感謝🎵

3/20 17:23

本日お世話になります。
小屋内には私たち4人の他に、ソロの方・3人パーティ×2組で総勢11名。小屋は2階もあったが2階は使用しなかった。

3/20 18:14

鍋を忘れるというプチアクシデントがあったが、コッヘルで対応。なんとかなるもんです。ふれんず恒例の味噌鍋うまし💛
鍋の後はもちろん宴会です。

3/20 18:56

来月スマイルさんの73歳のバースデーにてちょっと早めのお祝いしました。めっちゃ喜んで頂けてよかった。しかし、73歳であの体力・・・脅威の73歳ですね。私もいつまでも山を楽しむ体力を維持したい。

3/20 18:56

イチゴのシフォンケーキと桜のシフォンケーキ。お隣のソロのお兄さんにもおすそ分け。マロンさんケーキ担いでくれました。（もちろん酒とつまみもねww）ありがとうね💛

3/21 3:48

翌朝、小屋内の最低気温は−3度でした。
今回シュラフのスペックを落としたけど寒くなかった。いけるやん！もうちょっと頑張って軽量化に励もう。

3/21 3:49

小屋内風景。こんだけ人いても寒いもんは寒い。

3/21 4:27

4時起床し朝食は雑炊。あったまるな〜

3/21 5:29

装備を整え外に出ると富士山。
まずは上河内岳にアタック。
体調不良気味のハムさんは小屋にてお留守番。上河内岳の後に茶臼岳に行くので、茶臼岳はご一緒することに。

3/21 5:35

雪が締まっておりとても歩きやすい。風はそれほどなくて助かった。まずは茶臼小屋下降点まで登る。

3/21 5:35

振り返ると小屋と富士山。

3/21 5:53

斜面を登ると富士山とご来光。昇りきるまで見たかったけど寒くてできず。

3/21 5:56

時折倒れそうになるくらいの強風に煽られながら進む。

3/21 6:04

進んでいくと富士山スポット。神々しいご来光に感動。来てよかった。

ハムさん撮影

3/21 6:05

聖・赤石が見える。

3/21 6:05

上河内岳までまだまだ。

3/21 6:05

3/21 6:10

3/21 6:42

ゆっくりゆっくり歩を進める。

3/21 6:50

上河内岳の肩までもうすぐ。

3/21 6:50

3/21 6:55

聖・赤石をバックに。相棒マロンさん。

3/21 7:37

さ〜ここから上河内岳を登ります！！

3/21 7:44

アイス状のカリカリの斜面にアイゼンの歯を立てながら登る。

3/21 7:46

アイゼンの爪が丸くなっているので刺さりにくい。慎重に一歩ずつ登る。

3/21 7:52

山頂まであと少し。

3/21 7:52

振り返ると後続者が見える。

3/21 7:53

山頂のスマイルさん・マロンさん。

無事の登頂を喜び合う

3/21 7:54

やったね！！

3/21 8:01

富士山。

3/21 8:23

一緒に行けて良かった！

3/21 9:09

上河内岳を下山し、茶臼岳下降点まで降りてくるとハムさんが待っていてくれた。小屋までハムさんを呼びに行かなあかんと思っていたので助かった〜!(^^)!
スマイルさんは茶臼岳には行かず小屋に戻る。
ここからは、ハムさん・マロンさん・私の3人で茶臼岳にアタック！

3/21 9:30

時折立ってられないくらいの強風に煽れら、耐風姿勢を取りながら進む。

3/21 9:39

上河内岳をバックに。

3/21 9:42

上河内岳を眺めるマロンさん。

3/21 9:42

霞んでいるが、雪をまとった富士山が見える。

3/21 9:43

頂上まであと少し！！

3/21 9:49

到着！2座制覇できて最高！！

3/21 9:51

相棒マロンさんと。これからも色んな山に行こうね!(^^)!

3/21 10:03

スマイルさんの待つ茶臼小屋まで降りる。

3/21 11:05

さ〜ここから気が遠くなる下山開始です(T_T)

3/21 11:05

お世話になった茶臼小屋をバックに。

3/21 15:01

荷の重さと疲労に耐えながらの劇下り。

3/21 16:22

ほんまにやれやれ・・・でもまだ続くで〜

3/21 16:35

疲れで滑落しないように最後まで慎重にね。
ゆっくり下山で17時半くらいになりました。そこから大阪までのロングドライブ。終電過ぎの時間にてスマイルさんが各自の家まで送ってくださいました。ありがとうございました！
皆さんお疲れさまでした。

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

備考

覚書：外気温最低−6度・風速20越え？・避難小屋（最低−3度）にて
シュラフ（イスカ450X）・シュラフカバー・ダウン・ノース薄手中綿シェル・ニューウモラップ・ミレー網・メリノ長袖・像足・カイロ（足つま先用・足裏・肩2個・腰1個）　→就寝時ダウン要らずでぬくぬくでした。

あったら良かったもの→BDの冬季グローブ・ゴーグル
結果的に使用しなかった→ワカン

感想

kurinneko

連休はマロンさんと黒戸尾根か西穂高に行こうか・・・と計画していたが、会のメンバーさんが上河内岳に行くと聞きつけ、急遽ご一緒させてもらうことに。
私は初の南アルプス。南アルプスは玄人好みのお山との噂。甲斐駒・北岳・鳳凰三山くらいしか知らない私は「上高知？？北アやん」なんて思っていましたが、行ってみると、それはそれはかなりのパンチ力のあるお山でしたね('◇')ゞ
駐車場までのアプローチの長さから始まり、山頂までの高度差・距離・冬山装備を抱えての歩荷・・・
でも、沢筋や橋の渡渉や緊張のトラバースの連続は、沢登りを思い出しワクワクの連続。苦労して登った分、山頂は冬山景色。感動の絶景の連続・・・最高の山行になりました。
北アの華やかなお山もええけど、南もええな〜好きやわ。
今回も素晴らしいメンバーと共に、力を合わせて成し遂げた！！感が半端なく充実した気持ちで一杯です。皆さんありがとうございました💛

追記・・・
反省点としては、計画書より下山が遅れ、夫が心配したようです・・・
電波が全く入らない山で、下山してもなかなか電波が入らず( ゜Д゜)
今後心配かけないようにしなくては・・・と思いました。ごめんね。

marron1208

毎度素敵なレコありがとう😊
ほんとアプローチも長いし、
難しいところはないけれど体力のいる
ハードな山行でした😅
酒とつまみをたらふく担いでの歩荷トレ。
上河内岳の山頂から続く聖岳へのルート、また行ってみたくなったね。