静かな八ヶ岳キャンプ(渋の湯〜高見石〜白駒池〜ニュウ〜中山周回)

2020年03月20日(金) ~ 2020年03月21日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.7km
• 登り: 988m
• 下り: 969m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:33
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:50

10:47 渋御殿湯
11:43 11:43 賽ノ河原地蔵
12:33 12:50 高見石小屋
13:15 13:15 丸山
14:04 14:04 麦草峠
14:37 14:37 青苔荘
14:37 宿泊地

2日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:33

7:35 宿泊地
7:52 8:02 白駒にゅう分岐
8:48 8:48 稲子湯分岐
9:41 10:09 ニュウ
10:56 10:56 中山分岐
11:12 11:12 中山
11:16 11:19 中山展望台
11:53 11:53 高見石小屋
13:08 ゴール地点

天候

20日:曇り。樹林外は強風
21日:晴れ。樹林外は強風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

20日am9：00渋辰野館より先は積雪あり。スタッドレスだけど雪道運転に自信がないので、明治温泉入口の駐車場に車を止め、バスに乗り換えて渋御殿湯まで(330円)移動しました。

コース状況／危険箇所等

行程中、トレースある所ない所ありました。危険箇所なし

写真

3/20 8:37

今日はキャンプ目的なので、八ヶ岳山麓にはのんびりの到着です。麓は快晴ですが、山は雲が被っちゃっています

3/20 9:57

夕べに降雪があったようで、渋辰野館より先は積雪があって、雪の山道運転に自信ない私には渋御殿湯まで進むのは無理と判断。明治温泉入口のここの駐車場に車を置いて、バスに乗り換えることにしました

3/20 9:57

明治温泉はこちら

3/20 10:26

バスから見た雪道。バスもチェーンを装着しました。とんでもない林道も果敢に走るアルピコバスはさすが！と感動しながら渋の湯まで運んでもらいました。しかしこれには後日談が。。

3/20 10:45

橋からスタート(*'▽'*)。登山届けのポストもあります。私事ですが、私の山歴史が始まったのはこの登山口だったな

3/20 10:55

どんより空だけど、今回はピークでの眺望目的ではないので、よしとします

3/20 10:58

早速、黒百合へとの分岐

3/20 11:24

そうは言っても陽が差してくる度、天気好転を期待してしまいます

3/20 11:43

賽の河原

3/20 11:47

江戸時代、村同士の争いを裁いた誤った判決に、正義をもって申し立てした若き本陣問屋当主が、34歳にして処刑されました。親族によってその慰霊と追善をはかりこの地蔵尊像が、そして渋の湯までの湯の道に三十三菩薩像が配列されたそう

3/20 11:47

遮る物がなくて風が酷いけれど、ペンキマークがしっかりの安心ルート

3/20 12:03

寒さはさほどではない

3/20 12:08

墨絵の世界も、しんとして悪くないです

3/20 12:13

キャンプ準備のザックが重いけれど、優しい登りなのでまだ元気(^o^)

3/20 12:29

ここから高見石までは目と鼻の先

3/20 12:33

高見石小屋と青空。昨年11月にお世話になったばかりで、楽しかったことを思い出しながら(*^o^*)

3/20 12:49

高見石登りましょう

3/20 12:41

目に入ってくるのは、今日のお宿の白駒池

3/20 12:39

西側に丸山

3/20 12:40

左から蓼科山、茶臼山、その肩のチラ見は大岳？

3/20 12:40

雨池も見えます

3/20 12:40

南方面には中山。しかし突風がひどいので、早々の退散

3/20 12:49

高見石は霜と薄氷で要注意だった11月より、格段にあるきやすい

3/20 12:55

白駒池までは、ノートレースの丸山、麦草峠経由のルートをチョイスします

3/20 12:57

実はトレース付けて歩くのは初めて。やってみたかったんです(*^^*)

3/20 12:57

うきうき、わくわく、もふもふ

3/20 12:58

振り向いて、マイトレースに悦に浸る

3/20 13:03

っていっても、ツボ足でももぐるのは足首程度のゆるゆるです

3/20 13:03

何度も振り向く=(^.^)=

3/20 13:15

丸山頂上到着。雪に埋もれているのを掘り出して確認

3/20 13:15

さてどっちに下るか、、迷ったところで有難い標識

3/20 13:16

こっちでした

3/20 13:20

下りは、もう楽しいしかありません♪

3/20 13:24

途中から登ってこられた2人パーティの方とスライドしてからは、ちょっと残念なセカンドトラック

3/20 14:04

麦草峠と茶臼山

3/20 14:04

無雪期の賑やかさを思いながら、静かさにニヤニヤ止まりません

3/20 14:20

もう近いと気を抜くと、長く感じてしまう

3/20 14:34

来ました来ました

3/20 14:38

青苔荘に到着です

3/20 14:39

まずは白駒池にご挨拶。余談ですが、冬季の高見石山小屋では、池の真ん中辺りに穴を空けて使用する水を汲むそうです

3/20 18:07

今夜のお宿。キャンプ代1000円也。他にはテント2張りありました

3/20 17:13

青苔荘は暖房付きの超綺麗なおトイレです

3/20 17:16

意外と暖かくて、気が楽になりました

3/20 17:58

日の入り頃の白駒池。雲が取れてきました。今夜は星が見えるかな

3/21 5:41

日が変わって、おはようございます(^o^)。絵的にはあまり変わりませんが、日の出の頃の白駒池。夕べは木の枝ごしに見える北斗七星が、あまりにも大きくて感動しました(^_^)

3/21 6:10

朝食のラーメンに入れようと準備してきたゆで卵が凍っちゃって殻が剥けません。バナナも凍ったのは予想外でした(〃ω〃)

3/21 6:12

びゅうびゅうと樹林の外を吹き抜ける風の音は昨日から変わりませんが、今日は青空を楽しめそうで、テンションあがります

3/21 7:27

出発の白駒池

3/21 7:40

河畔の道がわからないので、池の縁をいくことに

3/21 7:42

目星を付けて樹林に入ると

3/21 7:52

ちょうど分岐。この先はズボッたのでワカン装着

3/21 8:08

アニマルトレースを追いかける。コレやってみたかった〜(*^o^*)

3/21 8:10

アニマルトレースと一緒に歩く。幸せ〜

3/21 8:11

味のある看板

3/21 8:11

ニュウへの分岐からは新しそうな踏み跡があり、早出をしなかったことを激しく後悔(〃ω〃)

3/21 8:13

石楠花尾根は使えないようです

3/21 8:20

木漏れ日がたまりませんね

3/21 8:23

白駒湿原

3/21 8:48

ニュウと白樺尾根との分岐で、トレースの主は白樺尾根の方へ。今日は白樺尾根の偵察も考えていましたが、急遽変更。ノートレースのニュウへの直登をチョイスして

3/21 8:49

再び、新雪遊び♪

3/21 9:20

程なくして、昨日高見石でお会いしたお姉さんとスライド。お話させてもらうと、夕べは中山でテントしたというベテランでいらっしゃいました。夕日と朝日を観れる絶好地なのだそう。白樺尾根も胸まで埋まりながらラッセルで登った経験があるそう。いつか私もやってみたい、と憧れに眼をウルウルさせて聞かせていただきました。

3/21 9:21

セカンドトレースを歩いてみたり、外れてみたりしながら、一歩一歩。快適そうに下っているベテランお姉さんのスノーシューの跡をえっちらおっちらワカンで登るのは、メンタルきつい

3/21 9:41

ニュウ到着(o^^o)。勿論だれも居ません。重いザックは置いて

3/21 9:53

頂上まで登って写真撮影。達磨さんが転んだ方式で、爆風が止むタイミングに移動、岩の影から眺めた東西天狗岳。状況によっては天狗岳の登頂を考えたけれど、、行かないのが正解とここで悟った

3/21 9:54

白駒池と茶臼山と縞枯山の奥に白い蓼科山、北横岳と大岳

3/21 9:54

浅間山

3/21 9:55

丸山と今日は眺望残念な北アルプス

3/21 10:01

金峰山

3/21 10:02

麓に漂う怪しげな煙。まさか花粉？。畑の土が強風で舞い上がっているのだと、下山して判明

3/21 10:17

11月に登った稲子岳。積雪期にはガイドツアーがあるらしい

3/21 10:17

中山への途中で硫黄岳も見えてきた

3/21 10:17

登っている人いるのかなあ

3/21 10:33

明るい稜線？歩き

3/21 10:34

貸切り状態の八ヶ岳を歩けるとは、思ってもいなかった(°▽°)

3/21 10:56

今日のお楽しみの中山展望台はもうすぐ

3/21 10:57

やっぱり雪山は青空でないと

3/21 11:04

気持ちいいなあ

3/21 11:10

さっきいたニュウ

3/21 11:10

3/21 11:12

中山はスルーっと

3/21 11:20

中山展望台到着。しかし、強風半端ないです

3/21 11:16

天狗岳

3/21 11:16

中央アルプス

3/21 11:16

御嶽山か？

3/21 11:17

乗鞍岳か？

3/21 11:17

北アルプスか？霞んでいてムリ。。

3/21 11:17

蓼科山

3/21 11:17

とにかく強風で景色を楽しむどころではなく、シャッターだけ押しまくって先へ進むことにします

3/21 11:17

浅間山

3/21 11:20

そこに現れた、ヘルメットにピッケル姿のパーティ。天狗岳に登ってこられたそう。スゴイ(((o(*゜▽゜*)o)))♡

3/21 11:32

樹林に逃げ込み、生きた心地に。柔らか雪の下りはツボ足で走り下りる
ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘

3/21 11:53

高見石に戻ってきました。天気が良いからですね。どんどん登山者が登ってきます

3/21 12:01

残る渋の湯まで道は、迷彩っぽい幹柄が魅力のシラビソ林を愛でながら

3/21 12:38

下山が残念なお天気です

3/21 13:08

無事渋の湯到着。ですが、次のバスまで暫くあるので、車を止めた駐車場まで更に下ります

3/21 13:26

昨日の朝に、こんなヤバイ林道はムリ(//∇//)とビビって運転出来なかったところは、融雪してみれば大した道でなかったことが判明‼。とほほ。。

3/21 15:01

麓も強風でしたが、実に美しい八ヶ岳を見納めて帰路に着きました

3/20 18:07

表紙用

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

taromii

13年前、いい加減な装備で眠れない夜を過ごしたのがトラウマになって、冬のキャンプから遠ざかっていました。
今回のミッションは�，海両�態を克服すること。�⊃佑亮蠅鮗擇蠅彩祇禊�とは違うテントライフをする。�Ｅ潺謄鵐箸料�備を背負って歩いてみる。として、入門者にも優しそうな八ヶ岳の白駒池と周辺を歩いてみました。

初っ端から目的地まで車で行かれないという、準備不足能力不足の反省点を抱えながら、何とかクリアして登山口にたどり着く。やったね的な昂る気持ちでスタート。高見石小屋からは麦草峠までのノートレースを見つけたので、秋に歩いたばかりのルートだし進んでみることに。憧れのファーストトラックは気持ち良いし、リボンの指示で安心感もあったので、病みつきにならない訳はなく、冬の八ヶ岳リピーターになりそうです。

ミッション�　Ш２鵑禄縞�だったけれど、厳冬期だったらもう少し防寒の準備が必要。装備の充実と寒さに強い体と、気持ち作りを。
ミッション��:竹箸ペグとか水作りとか、見聞きした知識でやってみて、出来た満足感を味わいました。
ミッション��:冬装備を背負っては、歩けたけれど肩にきた(≧∀≦)。帰ってからの疲労もガチだったけれど、この歳になっても挑戦できる体を与えてくれた両親に感謝。

登山口まで運ぶのも、山中を背負って歩くのも重い装備のテント泊では、日帰りのように軽快には行かないけれど、今回のミッションは達成。これをきっかけに、雪山に必要な慎重さは忘れず、山歩きの幅が広げられたら嬉しいな(*^o^*)。

コメント

ぷるめい

すてきなテント☆
taromiiさん
こんにちは。
まだ寒いうちにテント泊、すごいですね！
荷物も重そうだし、夜は寒そうだし、なかなかチャレンジするのが難しいです
ステキなシングルウォールテントでいいなぁ~と思っちゃいました。
夏は違うのを使っていらしたような気がしますが、おNEWなのかな？！
ノートレースも歩いちゃって、やっぱりtaromiiさんは冒険家ですね^^

taromii

Re: すてきなテント☆
maple19さん、コメント有難うございます😊。

いえいえ、実は、去年maple19さんが雪の雷鳥沢でテン泊していらしたのに刺激をもらっての実現でした🥰。

シングルウォールですが、ゴアなのを良いことに、フライもあるのですが軽量化のためいつか使わなくなって、単なる面倒くさがりの結果です。でもゴアはサラッとしていて、快適な方かなと思います(実際、色々知っている訳ではないので、当てにはならない判断です)。テントは年に何回も使わないので古いままでして、最近はポールを固定するのに渾身の力が必要になってきていて、毎回周りの方に助けを求めようと何度思うことか。。最近の不安の種です。

maple19さんは気になる話題のファイントラックを使っていらっしゃいますが、使い心地はいかがですか？。