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Yamareco

記録ID: 2273862
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ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

登尾〜白髭岳

2020年03月22日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.7km
登り
1,258m
下り
1,389m

コースタイム

日帰り
山行
6:47
休憩
1:07
合計
7:54
6:11
11
スタート地点
6:22
6:27
8
中奥川渡渉
6:35
6:35
55
コチコチ沢出合発
7:30
7:30
39
994P
8:09
8:10
11
1294P
8:21
8:40
49
9:29
9:29
24
9:53
9:53
49
10:42
11:24
50
12:14
12:14
28
高尾
12:42
12:42
37
林道終点
13:19
13:19
23
中奥簡易水道施設
13:42
13:42
23
中奥川(地図上のゴール・自転車デポ地)
14:05
ゴール地点(駐車地)
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
台高支稜の静かな山歩きを堪能すべく、中奥川にやってまいりました。今回は、この辺りではひと際目立つ岩峰・登尾に取付きます。
台高支稜の静かな山歩きを堪能すべく、中奥川にやってまいりました。今回は、この辺りではひと際目立つ岩峰・登尾に取付きます。
朝早くにコチコチ谷出合300m手前の木材集積所に駐車しました。
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朝早くにコチコチ谷出合300m手前の木材集積所に駐車しました。
コチコチ谷出合です。谷の出口が二筋の小滝となっています。
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コチコチ谷出合です。谷の出口が二筋の小滝となっています。
渡渉前に林道わきの「台高のおいしい水」を補給
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渡渉前に林道わきの「台高のおいしい水」を補給
ここから中奥川に降りました。
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ここから中奥川に降りました。
少し上流の浅瀬を素足で対岸へ渡りました。
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少し上流の浅瀬を素足で対岸へ渡りました。
被害ゼロ。対岸のフカフカで足を乾かします。
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被害ゼロ。対岸のフカフカで足を乾かします。
コチコチ谷の左岸からバンドを右に斜上しながら尾根に取付きました。
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コチコチ谷の左岸からバンドを右に斜上しながら尾根に取付きました。
台高の山の常ですが、始まりはいつも急登です。杉林の斜面を四駆で登ってゆきます。
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台高の山の常ですが、始まりはいつも急登です。杉林の斜面を四駆で登ってゆきます。
バリルートと想像していましたが、尾根筋には明瞭な踏み跡が続きます。
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バリルートと想像していましたが、尾根筋には明瞭な踏み跡が続きます。
所々に岩稜帯が出てくるものの、994Pまでは迷いや不安なく登れました。
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所々に岩稜帯が出てくるものの、994Pまでは迷いや不安なく登れました。
994Pです。林の中です。
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994Pです。林の中です。
994Pより先は、道はやや不明瞭になりますが、次第に天然林主体の開けた斜面となります。
994Pより先は、道はやや不明瞭になりますが、次第に天然林主体の開けた斜面となります。
1,100m付近で右からの尾根と合流。下山時は道迷い要注意箇所です。
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1,100m付近で右からの尾根と合流。下山時は道迷い要注意箇所です。
木ノ実矢塚、薊岳です。真横に見える高度まで上がってきました。
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木ノ実矢塚、薊岳です。真横に見える高度まで上がってきました。
1,200m付近に状の急斜面があります。
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1,200m付近に状の急斜面があります。
そこを越えると一旦平坦な尾根筋になります。
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そこを越えると一旦平坦な尾根筋になります。
更に岩稜を一のぼりすると、
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更に岩稜を一のぼりすると、
林に囲まれた1,294Pに着きました。
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林に囲まれた1,294Pに着きました。
そこから岩稜を10分ほど進むと登尾に到着。登尾も基本的に林の中。展望は乏しい状況です。
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そこから岩稜を10分ほど進むと登尾に到着。登尾も基本的に林の中。展望は乏しい状況です。
登尾の東側5分ほどのジャンクションピーク(JP)は開けており展望が最高です。手前は赤山へと続く長い吊尾根です。
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登尾の東側5分ほどのジャンクションピーク(JP)は開けており展望が最高です。手前は赤山へと続く長い吊尾根です。
こちらは笹ヶ峰(左)から千石山(右)方面。真ん中遠くは桧塚と思います。
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こちらは笹ヶ峰(左)から千石山(右)方面。真ん中遠くは桧塚と思います。
こちらは、薊岳・木ノ実矢塚(左)から明神平へと続く尾根。右奥は国見山・水無山と思います。
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こちらは、薊岳・木ノ実矢塚(左)から明神平へと続く尾根。右奥は国見山・水無山と思います。
手前は北股川へとの落ち込みむ細尾谷。その奥は左の弥次平峰に突き上げる尾根。中央奥は馬ノ鞍峰〜山ノ神ノ頭〜と続く台高主稜線。と思います。
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手前は北股川へとの落ち込みむ細尾谷。その奥は左の弥次平峰に突き上げる尾根。中央奥は馬ノ鞍峰〜山ノ神ノ頭〜と続く台高主稜線。と思います。
はるか遠くに大台ケ原山。雪が少し残っているようです。
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はるか遠くに大台ケ原山。雪が少し残っているようです。
さて、目を近くに戻して、これから向かう白髭岳へと続く吊尾根です。
さて、目を近くに戻して、これから向かう白髭岳へと続く吊尾根です。
JPから進路を南に変え、鹿よけネット沿いに1,100m程度まで標高を下げました。ややもったいない感じです。
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JPから進路を南に変え、鹿よけネット沿いに1,100m程度まで標高を下げました。ややもったいない感じです。
高尾山は登尾方面の展望あり。
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高尾山は登尾方面の展望あり。
高尾山と大鯛山の間にナイフリッジ区間あり。やや緊張。
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高尾山と大鯛山の間にナイフリッジ区間あり。やや緊張。
大鯛山山頂。東側に延びる尾根を辿ると北股川に降りられます。
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大鯛山山頂。東側に延びる尾根を辿ると北股川に降りられます。
大鯛山から白髭岳へは天然の疎林の斜面を登ります。左からの尾根が合流し、まもなくすると、
大鯛山から白髭岳へは天然の疎林の斜面を登ります。左からの尾根が合流し、まもなくすると、
白髭岳山頂に至ります。
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白髭岳山頂に至ります。
山頂は北側と西側が開けており、大峰主峰群や台高北部の山々を見渡せました。
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山頂は北側と西側が開けており、大峰主峰群や台高北部の山々を見渡せました。
こちらは大普賢岳を中心とした大峰主峰群です。
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こちらは大普賢岳を中心とした大峰主峰群です。
帰りは山頂から北に延びる尾根を下ります。
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帰りは山頂から北に延びる尾根を下ります。
一応登山道であり、道標がしっかり付けられてるものの、バリ度がかなり高めのルートです。
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一応登山道であり、道標がしっかり付けられてるものの、バリ度がかなり高めのルートです。
道は不明瞭で、アップダウンや直角折れの箇所が多く、道標がない場合には迷い人が続出かと思われます。
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道は不明瞭で、アップダウンや直角折れの箇所が多く、道標がない場合には迷い人が続出かと思われます。
途中、キレット状の箇所あり。
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途中、キレット状の箇所あり。
高尾手前の岩稜を迂回するトラバースの道幅が狭く、極めて歩きにくい状況。
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高尾手前の岩稜を迂回するトラバースの道幅が狭く、極めて歩きにくい状況。
高尾から右折れしてしばらくは単調な杉林を下ります。
高尾から右折れしてしばらくは単調な杉林を下ります。
最後は九十九折れの急斜面につけられた不安定な踏み跡を下り沢沿いの登山口に出ました。
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最後は九十九折れの急斜面につけられた不安定な踏み跡を下り沢沿いの登山口に出ました。
林道から登尾南西面の圧倒される垂壁や、
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林道から登尾南西面の圧倒される垂壁や、
30mを優に超える高さの巨木の杉林を堪能しつつ、
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30mを優に超える高さの巨木の杉林を堪能しつつ、
約1時間の林道歩きで、中奥川(自転車デポ地)に到着しました。静かな尾根歩きを楽しみました。
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約1時間の林道歩きで、中奥川(自転車デポ地)に到着しました。静かな尾根歩きを楽しみました。

感想

○目的
・中奥川から登尾登頂へのアプローチ
・登尾〜白髭岳への静かな稜線歩きを堪能

○中奥川林道、中奥川渡渉
・169号線沿いの白川渡で左折。
・大野谷出合付近の中奥集落から白髭岳登山口に続く林道の入り口付近(対岸の駐車地)に自転車をデポする。
・コチコチ谷出合300m手前の木材集積所に駐車
・コチコチ谷出合付近で中奥川(瀬戸川)に降り、少し上流の浅瀬を素足で対岸へ渡る。

○取付き〜登尾
・コチコチ谷の左岸から右に斜上しながら尾根に取付く。
・台高の山の常であるが、始まりはいつも急登。杉林の斜面を四駆で登る。
・バリルートと想像していたが、尾根筋には明瞭な踏み跡が続く。
・所々に岩稜帯が出てくるものの、994Pまでは迷いや不安なく登れた。
・994Pより先は、道はやや不明瞭になりブッシュ区間が現れるものの、次第に天然林主体の開けた斜面となる。
・1,100m付近で右からの尾根と合流(下山時は道迷い要注意箇所)。
・1,200m付近の状の急斜面を越えると緩やかな尾根となり、さらに一登りすると林に囲まれた1,294Pに至る。
・そこから岩稜を10分ほど進むと登尾に到着。
・登尾も基本的に林の中。展望は乏しい。

○登尾〜白髭岳
・登尾の東側5分ほどのジャンクションピーク(JP)は開けており展望がよい。
・手前は赤山へと続く吊尾根、薊岳〜明神岳〜千石山の稜線、池木屋山〜弥次平峰〜馬ノ鞍峰へ続く台高主稜線、遠くは大台ケ原山まですべて見渡せる。
・JPから進路を南に変え、鹿よけネット沿いに1,100m程度まで標高を下げる。
・高尾山は登尾方面の展望あり。
・高尾山と大鯛山の間にナイフリッジあり。やや緊張。
・大鯛山から白髭岳へは天然の疎林の斜面を登る。
・左からの尾根が合流し、まもなく白髭岳山頂に至る。
・山頂は北側と西側が開けており、大峰主峰群や台高北部の山々を見渡せる。

○白髭岳〜中奥川
・一応登山道であり、道標がしっかり付けられてるものの、バリ度がかなり高めのルート。
・道は不明瞭で、アップダウンや直角折れの箇所が多く、道標がない場合には迷い人が続出と思われる。
・高尾手前の岩稜を迂回するトラバースの道幅が狭く、極めて歩きにくい状況。
・高尾から右折れして単調な杉林を下るも、最後は九十九折れの急斜面が現れる。
・急斜面につけられた不安定な踏み跡を下り沢沿いの登山口に出る。
・1時間ほど林道を下り、自転車デポ地に至る。

○感想・メモなど
・コチコチ谷出合付近の林道に水場あり。カップ麺用の水を給水。
・コチコチ谷出合は、二筋の滝が目印
・登尾の登路は明瞭であり、十分下山路に使える。
・むしろ白髭岳からの下山路のほうが登り向きではない。
・下山時の林道から登尾南西斜面の圧倒的な垂壁や30mを優に超える高さの巨木の杉林を堪能。

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