北アルプス 常念岳~大天井岳~燕岳
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 2,520m
- 下り
- 2,305m
コースタイム
09/22(土) 06:20常念小屋-06:55横通岳07:00-08:10東天井岳08:15-09:05大天荘(大天井岳往復)10:00-11:35大下りの頭11:40-12:30燕山荘14:30-15:00燕岳16:00-16:30燕山荘
09/23(日) 05:20燕山荘-06:00合戦小屋06:10-富士見ベンチ-第三ベンチ-07:00第二ベンチ07:10-第一ベンチ-08:00燕岳登山口
天候 | 09/21(金)雨のち晴れ時々曇り 09/22(土)晴れのち曇り 09/23(日)雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
毎日アルペン号 新宿西口〜ヒエ平 復路 毎日アルペン号 中房温泉〜新宿西口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危ないところは特に無し 全行程で適度な傾斜と階段、石のステップがあり、非常に登り下りやすい。 |
写真
感想
毎日アルペン号で行く北アルプスの2泊3日の旅。
今回は、北アルプスのメジャールート表銀座を常念岳から燕岳まで逆走します。
理由は下山後、中房温泉に入りたいから。それだけです。
新宿までの往復バスと山荘代込で一人30,300円。結構、お得だと思います。
9/21
深夜高速バスでヒエ平に着くとまだ、夜中。しかも雨が降っています。ヘッドランプを着けての登山は怖いので辺りが明るくなるまでヘッドランプの明かりで周囲を照らして待ちます。
明けてからも雨は止まず、仕方なく雨具を羽織って登山開始。雨音と沢音と足音のみの時間が続きます。道は非常に歩きやすく出来ていて気がつくと常念乗越に着きました。この時には雨は上がっていたのですがまだ空は曇り。しばし、常念小屋で昼食を取り、コーヒーを頂きながらマッタリした時間を過ごしました。
そうこうしていると雲も晴れ、青空が。これはチャンスと常念岳山頂を目指します。一度休んでしまったからか、常念乗越までよりも常念乗越からの登りの方がきつかったような気がします。途中、バスで一緒だった方から、南アルプスまで綺麗に見えますよと教えてもらったが僕が頂上についた時には東、南側は雲に遮られていました。ホンの20分くらいの違いなのに、、、残念。西側の槍ヶ岳方面も山頂部分が雲に隠れて穂先が見えません。
小屋に下りてもすることもないので山頂で昼寝することに。大きな一枚岩の上で日向ぼっこしてウトウトしました。贅沢な時間でした。
9/22
翌日は晴れ。東側に雲がかかり、朝日は拝めませんでしたが、昨日見えなかった槍・穂高が綺麗に見えます。今日は楽しい稜線歩き。天気も良さそうで気分も上がります。横通岳、東天井岳、大天井岳と順調に歩みを進めます。ただ、この稜線歩きはちょっと西側に道がついているため、どうしても槍・穂高方面にばかり目が行ってしまいます。まあ、どうせ東側はガスっているため景観には関係ないですが。
東天井岳ではニホンザルの一群に出会いました。あっという間に駆け抜けていってしまいましたがどうしてこんな高い所に?と思いました。雷鳥の卵目当てでなければいいのですが。
大天井岳は天気もよく360度の展望(雲がなければ)があるので気持ちが良いです。
大天荘に泊まって朝日や夕日を見るのも良さそうだなと思いました。
大天井岳からは一度、一気に標高を下げ、徐々に高度を上げていく感じで道がついています。大下りの頭までは結構、長く感じました。途中、喜作レリーフや切通岩や為右衛門吊岩などあったみたいですが全然気が付きませんでした。今度登るときは気をつけてみようと思います。
蛙岩から燕山荘の途中、高山のアイドル雷鳥に初めて出会いました!5mくらいしか離れていないのにこちらを警戒する様子は全くなし。一気にカメラモードに突入です。ケータイの待受にしたいくらいいい写真が撮れました。
燕岳ではここでも小屋に入ってもすることがないので山頂付近でマッタリ昼寝することに。ここでも贅沢な時間を過ごします。山頂は狭いので下の砂利のところで。山頂なのに砂利が細かくてなんだか砂浜にいるような気分にひたります。
鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳、遠くには多分、薬師岳や白馬岳も見渡せたと思います。何分、行ったことないので地図と睨めっこで正確なところはわかりませんが。
燕山荘は連休の初日ということもあり、大賑わい。布団3枚の所に4-6人が寝る状態。我々は運良く、4人部屋となり、一人一枚布団をかぶれました。
夜、天気予報を見ると翌日は朝から雨。ここのところ、朝日や夕日を見れていないので今日こそは、と思いましたが願いは通じず。この山行では夕日、朝日共に恵まれませんでした。秋口だから仕方ないのでしょうか。
9/23
今日は朝から雨との予報は知っていたので朝食を早めに食べて即出発することに。今日、下山する人たちの中には団体客もいるため、その人達よりも早く出発しないと下山渋滞に巻き込まれると予想したのだ。
合戦小屋のスイカも富士見ベンチも無視してひたすら下山する。雨でカメラもリュックにしまっていたので大分早くに下山でき、タップリと温泉を堪能することができた。
今回の目的である中房温泉は休日は立ち寄りの湯はやっていないとのことなので700円⇒500円の割引券のある湯原の湯に入ることにした。マイタビJPにここでもお世話になる。ここは通常9:30から営業なのだが早くに下山した人が我々の他にも数人いたので8:40頃から湯に入らせてくれた。中々、良心的だ。雨の中、一時間も外で待たされたらたまったものじゃない。
泉質はよくわからないが湯温が調度良く1時間半くらいタップリと温泉を味わった。
今回は雨がちの天気だったが登頂時や稜線歩きなど要所では天気が良かったので楽しい山行になった。
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