涸沢岳 〜 白出沢から穂高を目指すも、穂高には登らずじまい(泣) 〜
- GPS
- 33:16
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,657m
- 下り
- 2,199m
コースタイム
03:55 新穂高
05:50 白出沢出合 06:10
07:35 重太郎橋 07:45
08:50 荷継沢標識 09:05
12:10 穂高岳山荘 15:00 (テント設営、昼食、昼寝)
15:20 涸沢岳 16:00
16:15 穂高岳山荘
<2日目>
06:20 穂高岳山荘
07:55 涸沢小屋 08:35
10:35 横尾山荘
11:25 徳澤園 11:55 (昼食)
12:30 明神館
13:10 上高地バスターミナル
天候 | 22日 晴れ、夕方から ガス 23日 雨、昼過ぎから 曇り 朝起きたらテント内(2人用に大人2人)で7℃でした。 強風でメッシュ部分から隙間風、体感はもっと寒かったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
22時前に着いたので、空きスペースは十分でした。 (夜中の2時に着いた方に聞くと、既に満車だったそうです。) 帰りは、上高地〜平湯、平湯〜新穂高までバス移動。 上高地〜平湯:1130円/人 ( 往復だと2000円 ) http://www.kamikochi.or.jp/access/bus-timetable_5/ 平湯〜深山荘前:800円/人 http://www.nouhibus.co.jp/jikoku_pdf/2012-0401noriai.pdf 上高地13:00発のバスに間に合いませんでしたが、運良く臨時便に乗車。 平湯13:40発のバスにギリギリ間に合いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<新穂高〜白出沢出合> 危険個所はありません。ヘッデンの明かりで問題無く歩けます。 ショートカット道、どれだけ時間短縮できるかは不明です(汗) <白出沢> 重太郎橋を越え、高度感のある高巻きをトラバース気味に進みます。 荷継沢を越えると、ガレガレの登りが延々と続きます。 !!落石注意!! ペンキマークを外れると途端に浮き石が増えます。 今の時期はルート上に雪渓はありません、ひたすら頑張るのみです。 <穂高岳山荘〜涸沢岳> 危険個所はありません。 <穂高岳山荘〜涸沢小屋> 雨の中の下り、滑りやすくなっているので慎重に進みました。 と言っても、ほとんどの人が涸沢へ下山、渋滞で自然とゆっくり下れました。 ここも落石多発地帯、慎重に足の置き場を選ぶようにしましょう。 <涸沢小屋〜横尾> 危険個所はありません。 ただ、目の前の人が足を置いた石が浮いて回転しながら転倒・・・。 どんな道でも油断は禁物です。 <横尾〜上高地> 危険個所はありません、ながぁ〜〜〜い(京○銀行並み(笑))平坦路です。 |
写真
感想
「 ゆっくり登れば怖くない!!」を合言葉に、白出沢から奥穂高をtakanochiさんと目指しました。
天気の急転により下山路を岳沢から涸沢にルート変更、穂高と名の付くピークには立てませんでしたが、
白出沢を自分の足で登れた♪ 充実感いっぱいの2日間、また、大きな宿題を残す2日間となりました。
この山行の始まりは先月、笠ヶ岳を登った時のこと。
稜線から眺めた白出沢、えげつないルートやなぁ・・・と、他人事のように見つめていました。
が、下山後の栃尾温泉"荒神の湯"で出会った方に言われた言葉。
「 笠新道が登れたんなら白出沢も登れちゃうよ、今ぐらいの時期は安全だし大丈夫^^ 」
ほんとかなぁ? 行けるかなぁ?? じゃあ、来年の目標にしよう!! と心に決めたのですが、
takanochiさんに白出沢のことをチラッと話すと・・・あらら、すっかりその気になっちゃった(滝汗)
じゃあ、行ってみますか!? と、今年一番の挑戦( 大袈裟、あくまで自分比 )をすることに。
前日のうちに新穂高の無料駐車場に到着、満点の星空が出迎えてくれました。
好天予報、高まる気持ちを抑え、明日に備えて早々に眠りに就きます。
3時起床、4時過ぎに出発、6時前に白出沢出合に到着しました。
周りは日帰り軽装の方が多数ですが、ゆっくりゆっくり、息が上がらない速度で登ります。
今回も抜かされることはあっても追い抜くことはありません。
takanochiさんに無理を言って、僕のペースで歩かせてもらいました。
荷継沢を過ぎると、白出のコルが見えました。
みなさんのレコ、ブログ等で知ってはいましたが、歩けど歩けど、なっかなか近付きません。
甘く見ていた訳ではないですが、想像していた以上の大変さでした。
みなさんスイスイ登って行かれますが、こちらは落石を起こさないかヒヤヒヤです。
ただでさえ体力的に余裕がないのに、足元に神経を使って余計に疲れました。
ガレ場歩き、青ガレ?にでも通って、練習しないといけませんね、課題山積です。。。
標高を上げるにつれ、目線の高さが笠ヶ岳に近づきます。
これが嬉しくて、そして励みになり、何度も何度も振り返りました。
今回もたくさん時間は掛かりましたが、無事、穂高岳山荘まで到着。
思わず二人でガッツポーズ!! いやぁ、この時の達成感・・・パネェですね、jinさん(笑)
残雪期にここを下る・・・いやぁ、僕には想像できませんです。。。
着いたら早々にテント泊の受付、小屋で見た天気予報には晴れマーク♪
学習機能のない僕、風当りより眺望重視!!
ヘリ来ないよね・・・と、恐る恐るヘリポートに一番乗り。
寝床ができたら小屋でカレーを食べて1時間のお昼寝。
ざわざわ賑やかやなぁ・・・と、目が覚めたら大量のテントに囲まれビックリ!!
もしヘリ飛んでくることになったらどうなるのかな・・・。
奥穂は明日登るから・・・と、涸沢岳に登り始めます。
お昼寝の甲斐あって足取りは軽いですが、みるみるガスガスに・・・。
聞くと、15分遅かったようです・・・残念っ!!
涸沢岳にしろ奥穂高にしろ、先に登っておけば・・・は、後の祭り(泣)
「また来てね♪」と言われてる、そう前向きに捉えるしかないですね。
小屋に暖を取りに行ってみると、天気予報は雨マークに!!
みなさん落胆の声、特にジャン行きの予定されてた方も多かったのに残念です。
秋の天気、ほんと難しいですね。
直前の予報は的中し、寝ている間に雨が降り出しました。
風も強いし辺りは真っ白、奥穂、前穂は素直にあきらめ、涸沢に下ることに。
僕は2週続けて雨の中の撤収、雨乞いの儀が執り行われたのかな?(笑)
この1週間で季節は進み、白山の時とは段違いに寒かったです。
エスケープルートに設定したザイテン、雨に濡れて怖かったです。
山の上部では草紅葉が始まり黄緑色になっていましたが、涸沢の色付きはまだまだでした。
見頃はもう少し先、10月の3連休、去年以上に大変なことになりそうです。。。
ご同行下さったtakanochiさん、ありがとうございました。
ゴキゲンなレコ、悪天でも楽しんで頂けたんだと、少し安心しました。
また来年、残った宿題をやり遂げに、是非ご一緒して下さい。
もちろん、その時もコースは今回と同じ、白出沢からですよ♪
久しぶりの山行でございます。
今回もノブさんと一緒です。(基本、私の山行はノブさんが一緒です)
金曜日の夕方から早々と高速道路に乗り込み、新穂高へ向けて出発します。
駐車場に到着後、明日の準備を終えて空を見上げると、「天の川」がバッチリ見えました。
空気が澄んでいて満天の星空が迎えてくれました。
早朝(4時20分)にいざ穂高山荘へ向けて白出沢に入ります。
ノブさんの経験からスローペースで登って行けば、足の疲れもたまる事無く歩けるそうなので
、自分もやってみました。
徐々に傾斜が急になり、落石しないように気を使い、浮石にも気を使い、
穂高山荘が見えてからの遠い事・・・・・気も遠くなりました。
でもね、やってみるもんですねぇ、行けちゃうんです!!
ほんの少し色づいた紅葉が見られる景色も充分に堪能できる余裕さえありました。
もちろん、しんどいですよ(笑)
登山口から穂高山荘まで、誰一人抜いていない事に気付き、自分の実力を
思い知りました。
でも、あえてのスローペースを維持してたので、こんなもんかなと。
そして12時過ぎに到着しました。 前穂、奥穂、ジャン、・・・・
有名な山々に囲まれて、クーーーーーっ最高です。!!!!!!
その後カレーを食し、体力回復の為、テントを張って1時間横になりました。
すると、テントが溢れんばかりの数に!!
(ヘリポートも全て埋まりトイレの横にもテント設営してました)
そして、何やら怪しげな雲が沸き立ち、みるみる内にガスガス状態に。
明日は曇り→晴れの予報なので、奥穂を止めてとりあえず涸沢岳へ。
好天を期待し、しばらく山頂で待ちましたがガスが取れることはありませんでした。
晩御飯の後、山荘の中で暖をとりつつ壁に掛けてある天気予報を見ると。
チーーーーーーーーーーン、絶句。。。。
どっひゃーーーー、昼間の天気予報では午後から晴れだったのに、雨????
そうなんです、夜7時の情報では天気予報は雨・・・
翌日、雨と強風、寒さ。夜中から降り続いてました。 誰が奥穂高に登るでしょうか。 無念。
こうなれば合羽を着込んでも同じですね。全身ズブ濡れ。
でも、昨日のスローペース作戦が大成功。足に疲れは残ってませんが
この下りの長すぎる道のりは、白出沢より嫌ですっ!!
下山中、前を歩いておられた方が、急にバランスを崩して回転しながら転倒されました。
目の前で落ちていく様を見ながら、場所が場所だったら・・・ と思うとゾクッとしました。
どうやら怪我は無かったようで一安心でした。
今回の山行内容を振り返って僕も歩けるんだと褒めてやりたいと思いました。
山行中にお会いした全ての皆様に感謝、山に感謝、追い抜いて行った山Gが
可愛かった事も感謝。そして、ご同行頂いたnobuchiさんに感謝です。
でも何度も電話してきた上司には感謝しませんよ(笑)
白出沢で追いつけ追い越せだった、山女二人組です。(山ガールとは呼ばれたくないなと思ってる山おんなです。笑)
本当に、初日に奥穂アタックしておけば良かったですね。
またリベンジですね♪
無事帰還されて、なによりです(`_´)ゞ
当日は関東でも、雨だったので心配しましたよ。
白出沢は自分は、下ったことしかないですが、よくあの傾斜を登りきりましたね!
遠征効果間違いなくでてますね(^O^)/
タカノッチさんも、久々の山行にもかかわらず、すごいっす!さすが、元球児(´ε` )
奥穂高は、残念でしたが、来年はジャンを含めて、一緒に逝きましょーよー\(^o^)/
あらら、ヤマレコユーザーだったんですね
まさかお天気がねぇ・・・ほんと残念でした
追いつけ追い越せ・・・
アッと言う間に置いてかれたような記憶ですが(笑)
takanochiさんの
>追い抜いて行った山Gが可愛かった事も感謝。
すいません、Gって言っちゃってますね
ご心配頂きありがとうございます
無理する気が起きるような天候ではなく、そそくさと帰ってきました
遠征効果出てますかね?
でも、亀足は変わってませんよ
来年、再チャレンジするつもりですが、
ジャン・・・遠目で見守るだけにしときます
( takanochiさんは行く気満々見たいですが・・・。)
ほんと、ドMっすね
なんとかと秋の空はでほんと、難しいですね。
宿題が残るくらいが丁度いいのかも
次回のの口実にもなりますしね
山G・・・ 失礼しました!
あっという間に抜いていかれたので、すごいなぁと思ってました。
結局、奥穂は行かれてないのですね。
山はいつまでも待ってますよ! お互いリベンジですね!
Jinさん、いやいやいや、とんでもないっす!
まだ、今日まで足がメッサ痛いんです。引きずって歩いてます
奥穂は残念でしたが、来年の挑戦時にご同行願います
ノブさんはバリバリ歩いておられます。
宿題が残る方がいいかも、そう思いたいです
山荘から目の前に聳え立っているのに、到着時は晴れていたのに、と
思うと少々残念です。
でも、白出沢を登れたのは良い経験となりました。
この日も同じエリアに居たんですねー、
向こう側と、こっち側 (大天井)
日曜日の雨には参りましたね。
てっきり晴れるもんだと思っていました。
逆もあるので、仕方が無いと思うのですが、やっぱり・・
こんばんは
雨中の下り、堪能されましたか
写真で見ると傾斜が半端じゃないです
ゆっくりゆっくりのペースを維持して、は正解でしょう
晴れの山も雨の山も普段の顔ですね。
山の表情をひとつおまけで見せてもらったことですね
大変そうなコースお疲れ様でした!!
ゆっくり行けば怖くない!!なんですね〜
登りかたを参考にさせていただきま〜す
涸沢いいですね〜!あの景色を見てみたい!!
今回も雨があったようですが、充実された山歩きみたいで楽しく読ませていただきました。
ありがとうございました〜
秋のお天気は気分屋ですね〜
私の雨パワーが伝染したのでは?!(笑)
さすがのnobuchiプランですね。
新穂高駐車場も余裕の到着。仮眠もばっちり、早出でゆっくり登る。しかし、テンバは一番で確保。まさに真骨頂。
トイレの前までテントが張られるんですね。びっくりしました。
takanochiさんは、あえてココだけ抜粋
>追い抜いて行った山Gが可愛かった事も感謝。
コメントいただけたことにも、感謝してくださいよ。
ガレののぼりは、相当自信が付いたことでしょう。
今後は、だんだんと垂直になってなっていくのかな
nobuchiさんこんにちは
ロングコースご苦労山です。
nobuchiさんも北アにどっぷりはまり込んだようですね。
10月連休はどちらに行かれるのですか。
私は天気が良ければ白馬三山をリベンジしたいと思っていますが、そろそろ県内に復活しようかとも考えてます。
ドM・・・でしょうか
確かにめっっっちゃしんどかったですが、
渋滞もなく、自分のペースで登れました
上高地から横尾経由で1日で上がることを考えたら、
白出沢の方が近道で、たぶん楽な気がします
次回は是非、ご一緒して下さい
遠征月間も残すところあと僅か・・・。
最後の追い込みと言ったところでしょうか
晴れ予報が一転、みなさん溜息でした
悪天続き、テントの撤収が素早くなった気がします(笑)
こっち側にも行きたいなぁ・・・
まずは折り畳み自転車を用意しなくちゃ
雨中の下り・・・は、お腹いっぱいです
死亡事故も起こっている場所なので、気が抜けませんでした
白出沢、ひたすらガレ場が続きます。
monsieurさんがどのように感じられるのか、興味津々です
これで、少しは黒戸尾根が近付いたかな・・・
ゆっくり登れば・・・は、単に体力が無いだけです
が、息が上がらないペースで歩けば、
汗をかく量も減ります(摂取する水も少ない)し、
翌日に残る疲れも少ないように感じます
ただ、早起きしないといけませんが
雨パワーはきっと、churaさんとtomokikiさんですね
テン場、1番乗りじゃないです、頂いたのは15番札でした。
ヘリポートに1番乗りしたってだけです
ヘリポート以外の場所はライズのぴったりサイズ
前室を確保、眺望重視・・・でヘリポートになりました
垂直・・・下りで体験するはずが今回はお預けでした
次回も同じコースの予定、ご一緒にいかがですか?
はい、どっぷり魅力に取り憑かれてます
今年はあと1回、3連休に行けたらいいな・・・
と思っていますが、行き先はまだ検討中です
ある程度煮詰まったら、計画にUPします
白馬三山・・・リベンジ!?
慌ててレコを拝見しに伺います
県内復帰、僕は10月下旬? になりそうです
2週続けての悪天でしたか…
それにしても凄いガレ場ですね
無事の下山でなによりでした。
穂高と名の付くピークには登れなくとも、3000mt峰の涸沢岳には無事登頂
こちらもなによりでした
きっと次は晴れますよ
はい、しかも2週続けての荒天です
先週よりめっちゃ寒くて、見たことないぐらい手が浮腫みました
今回は白出沢を登ることが目標だったので、
残念な気持ちもありますが、満足感たっぷりです
utaotoさんの「次は晴れますよ 」
ホントに晴れそうで・・・ありがとうございます
コメント頂いた皆様、本当にありがとうございます。
お一人ずつお答えできたら良いのですが、
ヤマレコに頻繁にアクセスできないので、まとめて返事させてもらいます。
計画から実行まで全てnobuchiさんのサポートあっての私の山行です
2ヶ月に一度くらいのペースでしか山に入ってませし、
今回のプランは自分の力量を超えると思っていたのですが、なんとか無事に下山
できました。
感謝の言葉につきます。
今後もスローペースですが、山と良いお付き合いを続けて行きたいと思います
お二方お疲れ様でした〜。
てか、これめっちゃいいコースですね!
今年はもう無理そうなので来年これ歩いてみようと思います!
ドM?(笑)
しんどいコースだけに、山荘に着いた時の達成感は
それだけで満足してしまって、奥穂を逃しちゃいましたが
来年、同コースを再チャレンジ出来たらなぁ・・・と、早くも妄想中です
次から次と、行きたいお山は尽きませんねぇ
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