まだまだ雪残る春の岩木山へ（嶽温泉コース）

2020年03月29日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,170m
• 下り: 1,160m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:08
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:15

6:50 嶽コース登山口
9:20 9:40 岩木山八合目駐車場
10:48 鳳鳴ヒュッテ
11:28 11:55 岩木山
12:10 鳳鳴ヒュッテ
12:50 13:10 岩木山八合目駐車場
14:05 嶽コース登山口

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・八戸西スマートICから八戸自動車道を南下。
　安代ICにて東北自動車道に入り秋田経由で大鰐弘前ICで下車。
　アップルロード経由で嶽温泉の駐車場へ。
　※八戸からだと青森経由の方が少しだけ早いです。

・駐車場は山のホテルの横。20台前後駐車可能。

コース状況／危険箇所等

・スタートからアイゼン使用。朝は硬め、下山時は溶けてグズグズ。
・八合目から上はアイゼン（前爪有10本以上）、ピッケル、ヘルメット必須。
・山頂直下の急斜面では、下山時クライムダウンが必要な箇所あり。

※ログは手書きです

その他周辺情報

■嶽温泉　山のホテル
　http://www.yamanohotel.com/planlist/

　料金）大人500円　子供300円（マタギ亭でお食事された方は200円引き）
　営業時間）11:00〜15:00（受付終了）　※入浴は16:00まで可能
　泉質）酸性ーカルシュウムー硫黄泉
　　　（低張性酸性高温泉、含塩化土類酸性硫化水素水）

※一部HPより引用

写真

3/29 8:25

序盤は延々同じ景色のぶな林
雪質は硬めだったので最初からアイゼンで

3/29 8:26

気づいたらそこそこ登ってきた

3/29 8:54

白神山地も雪深い

3/29 9:03

霧氷？雨氷？予想外でラッキー

3/29 9:07

鳥海山も見えてきた
凍ってテカってる部分もちらほら

3/29 9:13

良き眺め

3/29 9:14

2002年1月に雪崩遭難のあった爆裂火口跡の窪地
※ヤマケイ文庫「ドキュメント雪崩遭難」より

3/29 9:43

八合目で小休憩してから
リフト下を登ります

3/29 9:56

部分的にガチガチの氷のところもあったり

3/29 10:05

霧氷と岩木山山頂

3/29 10:15

振り返ると結構な斜度
意外と疲れた

3/29 10:17

まあまあガチガチ

3/29 10:21

ハロ（日暈）出てる！
珍しい

3/29 10:22

やっと上の駅へ
少し休憩させてもらう

3/29 10:34

Kくんと山頂へ

3/29 10:40

凍ってる

3/29 10:42

クラック！

3/29 10:43

霧氷と岩木山山頂

3/29 10:44

綺麗に着いた霧氷

3/29 10:49

鳳鳴ヒュッテは入り口も雪で埋まってる
屋根の板が少し盛り上がってる

3/29 10:53

ここは右登りコースへ

3/29 11:04

3/29 11:21

最後は左へ

3/29 11:21

右は壁

3/29 11:29

無事に山頂到着！

3/29 11:29

最高です！

3/29 11:33

白神山地

3/29 11:33

素晴らしい展望

3/29 11:33

日本海側

3/29 11:34

避難小屋は夏に一度泊まってみたい

3/29 11:34

賑わってます

3/29 11:49

見納めて下山します

3/29 12:04

たくさん人が登ったので歩きやすくなってた

3/29 13:11

八合目で昼食をとって下山

3/29 14:04

下の方がグズグズで苦戦したけど
八合目から1時間ほどで下山完了
嶽温泉に浸かってさっぱり

3/29 15:30

予報通りにスパッと天気回復
登り応えありました

撮影機器：

Canon EOS 6D Mark II Canon

感想

Hiroo_Sugimura

残雪の岩木山に行ってきました。
コースは嶽温泉コースです。

最初から雪が硬めだったのでスノーシューを置いてアイゼンで行くことに。
同じ景色が続くぶな林を延々歩くと、右前方にあった岩木山が
いつの間にか正面に見えています。そして急登を登りきると八合目に到着。
先行グループの横で小休憩をとり、ヘルメットを被ってリフト下を進みます。

1時間ほどリフトの脇を登ると、上の駅に到着。
リフトの柱のところは完全な氷だったけど、
柱間はちょうどいいくらいの雪質でラッキーでした。

そして、鳳鳴ヒュッテから岩の展望地までが、最も怖い箇所でした。
斜度がきつく、氷混じりでキックしてもアイゼンが効きにくい。
ピッケルも深く刺さらない。
振り返るとすぐ後ろの方が5mほど滑落。
偶然大きい岩があってそこにそのまま立てたのでセーフ。
ヒヤッとした。

この斜面を慎重にやり切り、息を整えてラストの急登へ。
最後は左の下りコースへ回って無事登頂です！
360°展望の山頂の景色は最高でした。
コンディションが良ければまた登ってみたいです。
山頂は10人くらい居て皆いい笑顔。
この時期としては？盛況でした。

景色を十分堪能して慎重に下山しました。
下山後は極上の嶽温泉でさっぱりして八戸に帰りました。

久しぶりのガシガシ系、標高差1,100mのガッツリ冬山登山でした。
青森ではスノーシューの山行が多くなってたけど、
今回はコンディションに恵まれ、アスレチックで程よい緊張感を楽しめました。

COOPER