岩山楽しめる御坂バリルート(日尻山〜釈迦が岳〜大栃山+霞森山)
- GPS
- 08:46
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,809m
- 下り
- 1,815m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・十郎橋〜日尻山〜府駒山までバリエーションルート。 尾根に取り付くまでが不明瞭でした。 林道に惑わされ、山腹の作業道と林道を交互に歩きましたが、 すぐに尾根に乗る方が良かったのかもしれません。 934地点過ぎから標高1300mぐらいまでは岩場が連続。 所々ヤセ尾根で、稜線上で岩場に阻まれた所では適宜左右に巻きます。 ・大栃山〜十郎橋もバリエーションルート。 山頂直下は倒木が多くてわかりにくいですが、すぐに尾根が狭く明瞭になり、 ルートファインディングは容易になります。 等高線通り急降下の尾根です。 ・霞森山もバリエーションルート。 踏み跡は全くなく、地形図を見ながら歩きやすそうな所を歩いた感じです。 |
写真
感想
今回は甲府盆地の桃源郷を見下ろせそうな御坂北部の周回ルートを狙います。
登りは山梨県では珍しく岩場があるという日尻山へ続く尾根、
下山は大栃山から北東へ延びる尾根と、登り下りともバリエーションルートです。
スタート直後から難しいルートファインディングでした。
934のピークを目指さずに山腹をトラバース気味に登る計画でしたが、
林道2本と作業道と思われる踏み跡があり、
歩きやすい林道を進んだものの目指す方向がずれて何度も修正。
結果的には最初から尾根に乗った方が明瞭だったかもしれません。
934ピークの先で尾根に乗っかると、早速岩場が登場です。
所々ヤセ尾根で左右に巻かないと難しそうな場面も。
現場判断が求められるルートでしたが、これがバリルートの楽しみでもあります。
標高1300mを超えると一転してブナの穏やかな森へ。
日尻山自体は平凡な山頂ですが、過程は楽しめました。
府駒山への稜線に合流すると歩きやすい実線の登山道。
釈迦が岳は絶景ポイントですが、この日は春霞で南アはボヤっと浮かんでいました。
大栃山からの下山路は最初倒木だらけで方向感を定めにくかったですが、
倒木地帯を過ぎると明瞭な尾根となって、真っ逆さまに下りました。
山を下ると桜と桃が咲く桃源郷へ。
数年に一度は同時満開となる山梨県の春は美しかったです。
下山時間が早かったので、山梨200名山候補の霞森山へ向かいます。
せっかくなので、昨年桜の穴場として発見した荒神山公園から出発。
満開の荒神山公園から登ると耕作放棄されたような桃畑へ。
畑は荒れ果てていますが、桃の花が美しく咲き誇ってます。
霞森山への登山道はなく、登りやすそうな所を適当に登っていきます。
荒んだ山頂からの下山路は藪に阻まれてなかなか難儀でした。
今回の収穫は日尻山へ続く岩場の尾根歩き。
展望がよいだけでなく、ルートファインディング力も試され、
滝子山の寂ショウ尾根や浜立尾根で物足りない方にはお勧めです。
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