日本三大急登 谷川岳西黒尾根
- GPS
- 05:30
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,513m
- 下り
- 934m
コースタイム
■ポイント_________出発時間
■土合口(ロープウエイ乗場)__9:30
ラクダの背(1516mピーク)__11:10
氷河の跡
ザンゲ岩
■天神尾根隊と合流地点____12:05
■肩の小屋(天神尾根隊と合流)_12:10
■トマノ耳(1963m)_____12:15
■オキノ耳(1977m)_____12:35
昼食〜オキノ耳出発______13:15
肩の小屋休憩後出発______13:45
■天神平(ロープウエイ乗場)_15:15
2.六甲山・高尾山トレーニング登攀チームタイム
■ポイント_________出発時間
■土合口(ロープウエイ乗場)__9:27
ラクダの背(1516mピーク)__11:18
氷河の跡
ザンゲ岩
■トマノ耳(1963m)_____12:26
■オキノ耳(1977m)_____12:52
■昼食〜オキノ耳出発_____13:15
以下、1.最速トレランナーチームタイムに同じ。
3.テント縦走命チームタイム
■ポイント_________出発時間
■土合口(ロープウエイ乗場)__9:27
ラクダの背(1516mピーク)___11:23
氷河の跡
ザンゲ岩
■トマノ耳(1963m)_____12:50
■オキノ耳(1977m)_____13:02
■休憩〜オキノ耳出発_____13:15
以下、1.最速トレランナーチームタイムに同じ。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
M観光バス利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
クサリ場は、岩のクラックや手のホールドがいたる所にあるので、100%クサリに頼らなくとも、攀じ登りに自信のある方は、そちらの方が安定して登れます。 ラクダのコルからの岩稜帯は、蛇紋岩エリアであるため、踏み後がツルツルでした。登る時は、うまく岩のクラックに手足を食い込ませながら登ると安定するでしょう。 この辺りから、天候が良いとトマノ耳のとんがり頭が見えると思います。 |
写真
感想
≪kusaki916 テント縦走命チーム≫
今回は大型2種免許を持つメンバーがなんと中型バスをレンタルし、22名の
大所帯で初秋の谷川岳に行くことになった。
3つの班が編成されることになり、私はマラソンランナーら精鋭が名を
連ねる西黒尾根チームに参加希望を申し入れ、8/3〜4の燕-大天井-常念以来の山行
を心待ちに当日を迎えた。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-213840.html
朝9時過ぎにロープウェー乗場に到着し、集合場所と時間を確認後、ロープウェー
を利用する天神尾根チーム2班14名と西黒尾根チーム8名の二手に分かれた。
久しぶりで思いがはち切れんばかりの山歩きを楽しむのも束の間だった。
西黒尾根取り付き早々からコースタイムの0.65掛けを目標に掲げ、天神尾根チーム
と同時刻の登頂を目論むトレラン最速チームがガンガン登って行く。
私はウォーミングアップも無しに始まったこのハイペースに不安を抱きながらも
最初はついて行った。
しかし急で大量の発汗 、体温と心拍数の急上昇、そして予定以上の水分消費
に身の危険を感じ、徐々にスローダウン。
安全を優先し早々の戦線離脱を宣言。
7名の仲間には先に行ってもらった。
サウナの中を歩いているような状況であったため、上着を脱いで半ズボンになり、
クールダウンしながら遅れを取り戻そうとしばらく進んだ。
すると今後恩師と呼び続けるであろう1人の優しい先輩が私を心配して待っていて
下さった。
以後付き添ってくれたお陰で、思考回路もすぐに正常に戻り、落ち着いてエネル
ギー と水分を補給しすることで、ようやくいつものペースで歩を
進められるようになった。好天 も幸いだった。
やはり日常的に運動している方と、私のような週末オンリー族
ではここに差が出るということを痛感すると共に、今後の反省と発奮材料
を得ることができた。
また、先輩の背中を見ながら大きな感謝の念を抱き、山男として目指す姿を
感じた。
ようやく蒸し暑い樹林帯を抜けると展望が開けた。
1516mのラクダのコブ付近から750m見下ろす登山口付近の眺めと、雲間の上に
切り立つ残り400mの尾根筋の美しさは圧巻だった。
西黒尾根が日本三大急登の一つに名を連ねる所以は、コースの難易度だけでは無
く、チャレンジした誰もが目の当たりにすれば必ず感動するであろう、この美し
さにもあると思った。
先行者と天神尾根チームがオキの耳1977mに登頂して25分が経過した13:00、
天気は下り坂なのに、青空が我々二人をも待っていてくれた。
また笑顔で迎えてくれた仲間からの労いの言葉は最高の癒しとなった。
思いがけず西側斜面に広がっていた初期の紅葉にしばしみとれ、東側斜面では
ブロッケン現象に遭遇するという幸運にも恵まれた。
天神尾根でロープウェー乗場に向かう下山道は曇り空だったけど、途中で左側に
姿を現した西黒尾根の雄姿には改めて感動した。
帰り際には温泉 で一日の汗を流し、バスの中では北アルプスの
DVD で仲間と次の山行への思い を膨らませながら、渋滞の影響もほと
んど無く21:00に朝の集合場所まで全員元気に戻ってくる事ができた。
以上、今回またしても最高の山歩きを経験することができた。
お世話になった皆さんありがとう!
尚、天神尾根チームの様子はterry313さんのレコを御参照下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-229172.html
≪最速トレランチーム≫
日本三大急登の西黒尾根。コースタイムの3分の2で行けば、天
神尾根チームと山頂で合流できる!をモットーに8人のチームで
出発したが、行動をともにしたのは最初だけ。かなりのハイペー
スで進む。高鳴る鼓動、吹き出る汗。だけども自分にとってはけ
っこう心地よい。マラソンというよりも10kmをベストタイム
で走るきるような息づかい。
どうもよくよく考えると、このメンバーはリーダー不在の自由人
の集まりだったらしい。(他人事だが、所詮自分も自由人である
ことを再認識)
ふるいにかけられるように、チームの人数は半数の4名に減少。
下山後名づけられた「トレランチーム」はなぜか女性3名、男性
は自分一人・・・。あれっ?
確かに息が切れるほど飛ばしてはいないが、普通に登る自分に難
なくついてくる。休憩はほとんど取っていない。止まると汗は冷
えるし、一気に上がってしまったほうが身体は楽だという共通認
識の元、岩場も「これ楽しい!」などといいながら難なくクリア。
何度も振り返り、谷川岳の雄大さと、後から来る仲間を気遣いな
がら(?)、お花の写真も取りつつ、あっという間に天神尾根に
到着!
到着したものの天神チームは、どこに居るかわからない。とりあ
えず少し下って肩の小屋に行ってみようと下ってみたら、なんと
偶然も偶然、本体の天神チームと遭遇!なんかとても感動したが、
天神チームも感動していた。「すごいね!走ってきたの?」と聞
かれるが、決して走ってはいない。(ホントに)
ここからはコースタイム通りに谷川岳の自然を堪能。頂上では、
谷川岳の素晴らしさを肌身で感じ、アルプスにも負けない景観を
楽しませてもらった。ブロッケン博士にも遭遇し、狭い山頂で仲
間とともに有意義な時間を過ごした。
しかし、トレランチームの女性は恐るべしとあらためて感じたの
は自分だけだろうか?
トレランチームの女性3名をはじめ、ご一緒してくださった方々
へ感謝!また来たいね!
西黒尾根踏破やったぜー
蛇紋岩の滑りが、登攀意欲を掻き立てさせてくれました。
面白かったです。
あとは、最後に残したブナ立尾根をやると
日本三大急登の章は完結です。
トレランチームより六甲・高尾チームのほうがラクダの背到着が早いですぜ(笑)
というか、おもしろすぎます、このチーム名。
西黒チームはリーダー決めないと最初に宣言した通りになりましたが、これも計算のうち(笑)
強い信頼関係があってこそ成せる技です!
またよろしくね
hiroko1213さんの言うとおり、
どうしてもラクダの背の所の通過タイムが、トレランチームのが、つじつまが合いません。
写真撮ったjpgのプロパティーに載っている撮影時間教えてくださーい
hiroko1213さん
ありがとーう!!
トレランチームのラクダの背通過タイムは、
11:40(誤)⇒11:10でした。
修正しました。
会長のhirokoさん
mi88n社長、kusakiさんのお陰で、
なかなかの大作ができました。
あとは、お花の名前が全部埋まるといいのですが。。。
私は、登るのに全力だったので、こんなにお花があるとは、気がつきませんでした。
《六甲山・高尾山トレーニング登攀チーム》の感想
がまだ入っていませんよ〜!
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