霊仙山 マイナールートで山頂は行かず 春の花には早かったかな？

2020年04月11日(土) [日帰り]

• GPS: 04:44
• 距離: 8.0km
• 登り: 779m
• 下り: 769m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:02
• 合計: 4:42

距離 8.0km 登り 781m 下り 786m

7:06 落合登山口
9:59 南霊仙
11:38 11:40 落合登山口
11:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

落合近くの路肩に駐車

写真

4/11 7:05

落合集落の最初の人家跡が駐車場になっている。私はもう少し手前の路肩に停めたが帰りにここを通ると10台を超える車が駐車していた。きっちり駐車すると20台程停めれるかな。

4/11 7:05

駐車場に残っている壊れた人家。

4/11 7:06

隣には蔵もある。

4/11 7:07

落合神社の鳥居。

4/11 7:07

神社前の川向こうにはワサビが生えていた。

4/11 7:08

大洞谷沿いの林道、落合集落奥は随分広くなっていた。

4/11 7:12

更に奧には番号が振ってあるので駐車しても良いよの印かな。

4/11 7:14

この堰堤までは車が通れる広さだった。

4/11 7:16

道脇にはミヤマハコベ。

4/11 7:24

落合から三つ目の谷の右岸尾根に入る。

4/11 7:41

この尾根でただ一つの標高点P513を通過する。

4/11 7:44

少し尾根が開けてくるがここまで花など一つもなかった。

4/11 7:49

尾根の側の緑は全部トリカブトで花は見かけなかった。

4/11 7:52

石灰岩も僅か出て来たが本来ある筈のヒトリシズカもちっとも見かけず。

4/11 7:53

あるのはスミレだけ。

4/11 7:57

やがて古い作業道だろうか道跡が出てくる。

4/11 8:04

随分開けた斜面になって来た。

4/11 8:13

苦労して育ったであろう山桜の木。

4/11 8:15

この尾根では山芍薬もこれで精一杯だった。

4/11 8:18

彦根側の町と琵琶湖。

4/11 8:24

男鬼山などが見える。

4/11 8:28

一旦、平坦地に着く。

4/11 8:29

こんな岩陰にヒトリシズカが咲くのだが全く無かった。

4/11 8:37

苦労して倒木帯をやっと抜ける。

4/11 8:38

西南尾根の北斜面をゆるゆる高度を上げながら登って行く。

4/11 8:40

向こうに見えるのはお猿岩の辺りだろう。

4/11 8:43

鹿の踏み跡を辿りながらユルユル行く。

4/11 8:48

イチリンソウも葉っぱは沢山見たが蕾の付いている物は少なかった。

4/11 8:56

水が染み出している辺りはまだ霜柱が。

4/11 8:57

前方の山の辺りから人声が沢山聞こえる様になってきた。

4/11 9:02

この辺りでは山芍薬も芽吹いたばかりだった。

4/11 9:03

斜面の北側は未だ寒いのかオニシバリも咲いて無かった。

4/11 9:04

気温は4℃を切るぐらいである。

4/11 9:11

南向きの斜面に回り込んだがアマナも蕾だけ。

4/11 9:12

ほぼほぼ予定通りの高度で大洞谷の始まり辺りに着いた。

4/11 9:13

数年前には霊仙三角点から見えた池の跡も今は全く水が無い。

4/11 9:13

霊仙山三角点ピークを望む。

4/11 9:14

幾つかある石灰岩の山。

4/11 9:15

所々に雨水で出来た穴がある。

4/11 9:16

この辺りにウミユリの化石がある岩があるのだが今日も見つけられなかった。

4/11 9:27

日当たりの良い斜面ではオニシバリも良く咲いていた。

4/11 9:28

一応、山頂の池（そう名付けられているが山頂にあるわけでは無い）

4/11 9:29

この水面もうっすら凍っていた。

4/11 9:37

石灰岩の中を通って行く。

4/11 9:37

三角点方面。

4/11 9:37

最高点方面。

4/11 9:38

三角点の南西側の池、何処から水が補給されているのだろう。

4/11 9:39

ここもかっては水が貯まって池になっていたが何時しか穴があいて水が貯まらなくなった。

4/11 9:40

霊仙山も木が無くなり笹も無くなり地肌の見える部分が多くなった。其の分歩き易いが草花など退化の一途を辿っている。

4/11 9:43

大洞谷の始まり辺りから見る琵琶湖。

4/11 9:46

この穴も前回見た時より確実に深くなっている。

4/11 9:49

バイケイソウもこの前見た御池岳より確実に遅い感じがする。

4/11 9:52

南霊仙の池。

4/11 9:53

池側の福寿草も種になっている。

4/11 9:53

しかしいくつかはこれからのものもあった。

4/11 10:00

南霊仙山頂。一度標識が有った気がするが今は何も無い。

4/11 10:00

南霊仙から最高点と三角点峰を見る。

4/11 10:02

しばらくは人を避けて稜線を行く。

4/11 10:05

稜線から近江展望台南尾根の緩やかなピークまで一直線で向かう。

4/11 10:07

かって木があった斜面も全く無くなり地肌の露出が目立つ。

4/11 10:07

ほぼほぼ真っ直ぐ向かって下りて行く。

4/11 10:14

尾根ピークが大分近くなって来た。

4/11 10:17

尾根ピークから見るリョウシとコザト。

4/11 10:17

この前行った鈴ヶ岳と御池岳。

4/11 10:18

これから斜面をトラバースするがそれなりに獣道がある。

4/11 10:25

なかなかの斜面を蹄の跡を頼りで横切って行く。

4/11 10:27

この辺りでもイチリンソウの葉っぱは沢山あるが蕾の付いた物は見かけなかった。

4/11 10:40

何も無いのは辛いので少しウロウロしてると花があった。葉っぱを見ればミスミソウでは無いか。今年はもう見る事は無いと諦めていたが咲いているものに出会えた。

4/11 10:40

たった一株だけだったがこれで良しとしよう。

4/11 10:55

皆さんの記録にある笹峠のプレートを今日初めて拝見する。

4/11 11:00

笹峠から落合に下りて行く古い道を辿る。

4/11 11:15

花の少ない所だがナツトウダイは数本見かけた。

4/11 11:17

出来るだけ多分道跡と思われるところを辿って行く。

4/11 11:18

道中、イチリンソウの葉っぱは沢山見かけたが一番大きかった蕾はこれだった。

4/11 11:33

ミヤマカタバミも十分開いているのはこれだけだった。

4/11 11:40

国道から河内の風穴までの道中、山吹も沢山咲いていたが落合ではこの蕾しか無かった。

4/11 11:43

落合に帰ってから見た花は数株のヤマルリソウ。

4/11 11:45

そしてニリンソウ。

4/11 11:46

ニリンソウは何株か咲いていた。

4/11 11:46

節分草は完全に種になっていた。

撮影機器：

Canon PowerShot SX40 HS Canon

感想

yjin

霊仙山の花もボチボチかと出かけて見たが早すぎるのか無くなっているのか不明だが殆ど出会えなかった。葉っぱは沢山あったので早いのだろうが、確実に山肌に地肌が見える部分が多くなっている。鹿の食害により枯れた杉林も荒れ果てたままで自然林に再生される気配も無い。このまま霊仙山は崩壊の一途を辿るのだろうか。寂しい限りである。

落合側から山に入った人は沢山いたみたいで私が車に帰った段階でざっと30台ほどの車があったように思う。ただ、臍曲がりに歩いた為か挨拶を交わしてすれ違った人が2名、追い越した人が3名だけだった。榑ヶ畑からの人を考えると相当数の人がいた筈なんだが。