大東岳:山頂の雪原と霧氷と眺望、そして山麓では花が咲き始め。
- GPS
- 06:23
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
若干の新雪。登りは4合目から雪上、下りは6合目まで雪。それより上では陽当りの良い所は雪が無いところもある。山頂台地は全て雪で埋まって、何処でも歩くことができる。アイゼンは持参したが、今日の雪質では使用せず。 |
写真
感想
この週末、土曜は晴れで強風寒冷、夜は曇り所により雨。日曜は基本晴れだが、南岸低気圧の影響があるかもしれない。近くで、雪のある所ということで、大東岳に行ってみることにした。以前、5月中旬に行ってブヨでえらい目にあったのだが、この季節はどの程度の残雪かな。
秋保大滝方面に向かうと、大東岳の大きい姿が見えてきた。空は快晴だが、大東岳山頂付近には少し雲が架かっている。天候は昼間では間違いなく晴れそうだ。登山口の駐車場は10台位停められるが、7:00前到着で他1台。駐車場には表コース、裏コースへの道標があり、それに従って、奥のほうの道に向かう。登山道に入ると暫くは杉林の中の緩い登りが続き、小行沢に近づき渡渉して右岸の尾根の中腹を登っていく。以前来た時の草むらより、この季節の方が良い雰囲気だ。立石沢から離れて四合目、この辺りから夏道に雪が被った上を登るようになる。尾根に取り付き、五合目からは稜線上の雪稜を行く。大東岳山頂が見えるようになり、比較的緩い登りが八合目まで続く。八合目からは急登で、雪の急斜面を登って行ったら、行き詰まり、左に向かうと、鼻こすりの道標の直ぐ上に出て、その後は夏道(この辺りだけ雪が少ない)を登る。九合目を過ぎ、やや登りは緩くなり山頂台地の一角に出る。
大東岳の無雪期の山頂周辺は笹薮だが、まだ全て雪で埋っており、潅木の中を何処でも歩くことができる。これは良い雰囲気である。しかも、今朝の強風と冷え込みで、霧氷がきれいである。これは期待していなかったので、嬉しい。登る途中では三方倉山や北蔵王の一部しか見えなかったが、今日は快晴なので、山頂では180度の眺望が得られる。泉ヶ岳、北泉から船形山、栗駒山、葉山〜月山、そして朝日連峰。さらに山形神室から熊野岳、屏風岳まで良く見える。山頂はかなり強風で、気温も氷点下なので、霧氷の間を少し歩いてから、少し下で休憩。そして、下山に向かう。
復路をそのまま戻るが、下りでは雪は6合目辺りまでで、後は基本夏道を行く。短い間に随分状況が変わるものだ。3合目より下では、春の花が咲き始めており、新緑の季節も近い。今日は山頂付近では雪稜と霧氷、快晴で素晴らしい眺望を得ることができた。残雪期の大東岳、とても良かった。今日、出会った方は9名で、この時期の大東岳にしては結構多いかも。
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