■ぐるっとパノラマ360度【金峰山・国師ヶ岳・北奥千丈ヶ岳】大弛峠より
- GPS
- 06:40
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 791m
- 下り
- 769m
コースタイム
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高速下りてからが長いです。 台風後、大雨後などは土砂崩れなどで道路が封鎖されることがあるので要注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 登山ポストは登山口にあり。 トイレは駐車場にありました。 |
写真
感想
去年も同じ時期に登った金峰山。
その時は台風の影響で大弛峠への道が閉ざされ、
急遽みずがき山荘側から登ることに。
ガスガスで少し悔いが残る山行だったので、今回大弛峠からもう一度金峰山に登ってみようということになりました。
大弛からだと楽々登山になるので、峠挟んでお向かいの国師ヶ岳もセットで。
とにかく勝沼ICを下りてからが長かった。
道間違ってるんじゃないの? と思うぐらい。
今葡萄収穫の最盛期。
あちこちでぶどう狩りの案内が出ているのを横目に車を走らせる。
やっと去年閉ざされていたゲートに到着。
ここからがまた長いっ!
くねくねカーブも多いし、途中でキツネに2回、大きな鹿にも遭遇。
カーブを曲がった瞬間に立派に伸びた角を持つ大鹿を目にした時は超ビビりました。
剥製?って思うぐらい動かなかった。
早朝に車を走らせる時は特にこういった動物たちに注意。
悲しい事故にならないようにしなきゃ。
4時半ぐらいにやっと駐車場に到着。
もうスペースは埋まってました。
でも駐車スペースにテントを張っている人たちが数名いて
あれってどうなのかな?と、いつも疑問に思ってしまいます。
駐車スペースを広げる工事もしているようですが、まずは駐車場にテントを張ることを禁止すればいいのになぁ。。。
仕方ないので路駐。
ここはもともと駐車スペースが少ないので路駐ができるようになっています。
ただし、斜線が引かれているところは待避所&転回場所なのでNG。
5時ぐらいに出発しようかと思っていましたが、
明るくならないのでしばし待機。
随分と夜明けが遅くなりました。
しかも陽が当たらない場所なので余計に暗い?
【大弛峠〜】
次々と到着する車も増え、登山客たちがざわめき始めます。
トイレを済ませて5時43分に出発。
それほど急登ではない登り坂を登って行きます。
密集した樹林帯なので暗い。
今日は体調があまり良くない。
睡眠不足が多々っています。
今日のユル登山もどうなることか。
しかも今日のインソールと靴下の相性が悪かった。
初めての組み合わせはもっと慎重になるべきだった。
どんなに靴紐をしっかり縛っても靴の中で滑ります。ぅ〜。
なかなか難しいですね。
30分も歩くと富士山がチラチラと見え始めます。
ちょっと元気出てきた。
登りきったと思ったら今度は下り。
気分的には助かるけど、帰り登るんだよなぁ。。。
そして登り。
富士山が邪魔されるものなくキレイに見え始める。
やっぱり朝早いと景色が違う。
今回は眺望がいい。理想的だ。
【朝日岳〜鉄山〜山頂へ】
空が開けてくると朝日岳。
金峰山も見えてきます。
その後ろにもなにやらカッコイイ山たちが。。。
五丈岩もハッキリ見える。
前回はガスっていたので嬉しい♪
朝日岳を過ぎるとまた樹林帯の下り。
登ったり下ったりの道です。
下って登ったところに鉄山。
ここから先はもう下りは無し。
なだらかな道の後、ふたたび空が開ける。
もうすぐ山頂。
その前に瑞牆山と八ヶ岳たちが迎えてくれる。
どこかの国の古城のような瑞牆山。
御嶽山なども見えてる。
眺望良好♪一気にテンション上がる。
あとは気持ちいい稜線を歩くのみ。
山頂付近は紅葉というか黄葉が見事。
去年も思ったけと、ここは赤は少なく黄色なんだな。
【山頂】
気分良く山頂到着。
やっぱり最後は稜線歩きが好ましい♪
景色は最高♪
今回は去年の眺望リベンジになったみたいです。
そういえば登頂はしたものの、ガスで眺望がダメだった山っていくつもあるなぁ。。。
登山者もまずまずの数。
五丈岩に登っている人もいました。
山頂の一番高い平らな岩の上で景色を楽しみながら一休み。
登って来て良かった〜。
登ったことがある山たちオンパレード♪
素晴らしい♪
黄葉進む山並み。
他の季節に来たことはないけど、やっぱこの季節が私は好きだな。
しばしゆっくり過ごす。
少し肌寒いけど、陽が当たってるので爽快。
登頂写真をセルフで撮ろうと頑張っていたら「撮りましょうか」とおじさんが言ってくれたのでお願いした。
時間が経つにつれて周りの山たちが太陽の光を浴びて鮮明に見えてくる。
その姿にまた感動。
これだからやめられない。
【下山】
次々と登頂者が増えてきたので下山することにする。
靴の中が滑るのでWストックでカバー。
うーん、この靴下もインソールも気に入っているので滑らない対策しないと。
登ってくる沢山の人とすれ違う。
気温も上がり、暑い。
『日本百名山地図帳』(山と渓谷社)の標準タイムどおり1時間50分で下山。
車に戻って荷物を減らす。
暑いのでちょっと着替えも。
【国師ヶ岳へ】
大勢の団体登山客がトイレを順番待ちしているのを横目に
気分を入れ替えて国師ヶ岳へ。
大弛小屋を経て、歩きやすい木道や階段を歩きます。
これは下りもありがたい。
青空の下、色づく葉たちに癒されながら登ります。
視界が開けるとさっき登った金峰山が見える。
少しして前国師ヶ岳。
ここからは国師ヶ岳と北奥千丈ヶ岳も見えます。
それほど高低差が無いのですんなり行けそう。
国師ヶ岳と北奥千丈ヶ岳の分岐を通過して国師ヶ岳へ。
すぐでした。
どんどん雲が上がって来ている。
富士山にも雲がかかってほとんど見えない。
ここで旦那さまが「北奥千丈ヶ岳にも行きたい。」と。
うーん。。。
実はやっぱり体調そんなに良くないのでどうしよう。
私が行かなくても1人でも行くと。
「とりあえず、おにぎり食べながら考える。」
食べながら地図を見て行ける距離なので頑張ってみることに。
いつもの体調なら全然問題無いんですが〜っ。
【北奥千丈ヶ岳へ】
奥秩父最高峰。
ついでなので登らない手はない。
分岐まで戻って同じ距離なだらかな道を登る。
ほんとすぐだった。
すぐで良かった。
国師ヶ岳より眺望がいい。
富士山も姿を現したけれど、笠雲がかかっている。
長居は無用。
金峰山でまったり山頂タイムを楽しんだのですぐに下山することにする。
そうそう、金峰山に登っていた人たちが結構登られてました。
やっぱり皆さんセットで登る方多いんですね〜。
【下山】
登りやすいし、下りやすい。
小さなお子さんがいるファミリー登山にも最適。
30分ほどであっさり下山。
大弛小屋に寄って国師ヶ岳と北奥千丈ヶ岳のバッジをゲット。
【まとめ】
久々に360度の展望を楽しめた山行だった。
先週が全然だっただけに嬉しさも倍増。
もう少し体調が良ければもっと良かったのだけど。。。
インソールと靴下の件、なんとかしないと。
【目安】
体力度 ★★★
危険度 なし
整備度 ★★★
眺望度 ★★★★★
山スカ度 ★★★
※上記は、2012年9月29日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。
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